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2019年のスマホ市場、HuaweiがAppleを抜きシェア2位の座を獲得

IT専門調査会社IDCの最新データによって、2019年のグローバルのスマートフォン市場においてHuaweiがAppleを抜いて市場シェア2位の座に躍り出たことがわかりました。

2019年の第4四半期のみに焦点を当てると、iPhone 11シリーズの登場とiPhone XRの好調により例年通りAppleが首位を獲得。それに続くのは2019年通年ではトップのサムスンと、Huawei、Xiaomi、OPPOの中国勢という形に。

通年のトップであるサムスンも第4四半期ではAppleに次いで2位となりますが、製品リリースのタイミングからサムスンの出荷台数のピークは第3四半期になることが多いため想定内といったところ。Galaxy S20シリーズとGalaxy Z Flipの登場によって市場にどれほどの影響を与えることができるのかは、2020年のスマートフォン市場における最初の注目ポイントとなりそうです。

なお世界のスマートフォン出荷台数そのものはこれまでの横ばい成長から転落し、前年比1.1%の減少という結果に。スマートフォンというデバイスが世の中に定着し、また成熟してきていることが伺えます。

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制裁を跳ねのけるHuawei。カギは中国市場の圧倒的シェア

2019年の市場シェアにおいて各メーカーが前年比微増という結果の中、Huaweiのみが前年比16.8%増という突出した結果を残してAppleを抜き去り2位の座に付きました。Huaweiというと現時点でも米国による圧力の影響で思うように製品の展開をできていないのは誰が見ても明らか。しかしそんな状況にあっても着実にシェアを伸ばしAppleから2位の座を奪うことができた背景には、いったいどういうカラクリがあるのでしょうか。

メーカー

2019年出荷台数

2019年市場シェア

前年比

Samsung

295.7

21.6%

1.2%

Huawei

240.6

17.6%

16.8%

Apple

191.0

13.9%

-8.5%

Xiaomi

125.6

9.2%

5.5%

OPPO

114.3

8.3%

0.9%

Others

403.6

29.4%

-12.9%

Total

1371.0

100.0%

-2.3%

その答えはシンプルで、Huaweiの中国市場での圧倒的強さがカギ。Huaweiは中国市場において約40%程のシェアを獲得し、これはHuaweiのスマートフォン出荷台数の約60%に当たるのだとか。中国国内でもファーウェイを支持する声はまだまだ根強く、また、西ヨーロッパ等において一流メーカーとしての確固たる地位を築けていたことも大きく影響していそうです。

しかし米中の貿易に関する問題はまだ解決には至っていないためにGoogle系サービスを搭載した新モデルを投入できない状況に変わりはなく、この好調も長くは保てないでしょう。最新フラッグシップのMate30シリーズはGoogle系サービス非対応のまま一部の地域で発売されましたが、各種メディアの報道を見る限りではあまり良いパフォーマンスを残せていない様子。度々話題に上がるHuaweiが開発する独自OSについても中国市場以外でAndroidと競合することはほぼ不可能でしょう。

米中の貿易問題が解決されないことには現状の打破は難しそうですが、逆に考えるとHuaweiがGoogle系サービスを取り戻したときは市場を一気にかっさらっていくだけの勢いがあるかもしれません。

成長が鈍化するスマートフォン市場において、2020年は5Gの普及という起爆剤がどれほどの効果をもたらすのかには注目したいところ。そしてその5Gの普及に大きく絡んでくることが間違いない、Huaweiの立ち回りからも目が離せません。つい先日、EUは5G通信網の整備に関してファーウェイ製品を排除することはなく、各国の判断に任せるという指針を発表し、米国とヨーロッパ諸国との対応の違いが浮き彫りになったばかりです。

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