GSMAは2月27日現在、「Mobile World Congress 」のウェブサイト上にてMWC 2020におけるベストスマートフォンにOnePlusの「OnePlus 7T Pro」を選出したことを公開しています。
本来であればMWC 2020は2月24日から開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために急遽中止に。同イベントでは毎年、イベント内で発表された製品の中からモバイル業界の発展を加速させる最も革新的な製品に対して「Glomo Awards」と呼ばれる賞を贈っていました。
今年はイベントそのものが中止になってしまったことからそういった賞の授与もうやむやになってしまうかと思われていましたが、ウェブサイト上に公開する形で行われているようです。

OnePlus 7T Proは、プロセッサにSnapdragon 855+、8GB or 12GBのメモリと256GBのストレージを備えたスマートフォン。前身にあたるOnePlus 7 Proから基本デザインは踏襲しつつスペックアップを果たしたマイナーチェンジ機といったところです。
OnePlusのスマートフォンというと、Androidベースの独自OS「OxygenOS(中国ではHydrogenOS)」が非常に扱いやすいと評判が良いことが特徴の1つ。スペックに対する価格も控えめで、日本市場には参入していないながら国内にも個人輸入等で入手する根強いファンが多く、コストパフォーマンスに関する評価も非常に高い印象を受けます。
また、OnePlus 7T Proはディスプレイ品質においても非常に高い評価を獲得しており、ディスプレイ品質を評価・ランク付けしているDisplayMateでは当時最高となるGalaxy S10と並び「A+」を獲得していました。
MWCの審査員はOnePlus 7T Proについて「トップクラスのプロセッサスピード、高速な充電時間、優れたソフトウェアを備えており、卓越したテクノロジーが感じられる。手頃な価格で万能な製品を展開するOnePlusは、マーケティングの成功例としても認められるべきである」とコメントを残しています。
OnePlusからは既に次期モデル「OnePlus 8」シリーズが登場するのではないか?との噂が浮上し、春頃に大きな動きがあると見られています。OnePlus 7T Proに続き、モバイル業界を鼓舞するような画期的なデバイスの登場に期待です。
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