現地時間3月3日、Googleは5月12日から開催を予定していた開発者イベント「Google I/O 2020」を中止することを発表しました。
同イベントの中止は、全世界に広がる新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。ライブ配信等による代替策があるものと思われますが、現時点ではGoogleから具体的なアナウンスはされていない状態です。
「Google I/O 2020」が中止。オンラインイベントの開催は未定
「Google I/O」は、毎年5月頃に開催されている開発者向けカンファレンスイベント。例年ソフトウェア関連の発表がメインとなっているイベントで、AndroidやChrome OSの最新情報が明かされる場。2020年は、新型スマートフォンPixel 4aに関する発表もあるのではないかと期待されていました。
Googleによると、CDC、WHO、およびその他の保健当局からの健康指導に従い「Google I/O 2020」の中止決定に至ったとのこと。
既に多くのメディアが参加を表明しチケットの支払いまで済んでいるようですが、同イベントのチケットを購入したすべてのゲストに対して全額返金することがアナウンスされています。返金は2020年3月13日までに実施されます。またそれと同時に、来年開催される予定の「Google I/O 2021」のチケットを抽選なしで購入できるオプションが自動的に付与されることも明らかになりました。
中止となった「Google I/O 2020」に関してはライブ配信等によるオンラインイベントなどで代替する案はあるようですが、今のところ詳細はアナウンスされていないようです。
2月に実施予定であったモバイル・通信機器の展示会MWCやFacebookの開発者会議であるF8 、各スマートフォンメーカーの新製品発表イベント、国内ではカメラの展示会CP+など、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって、大きなイベントが続々と中止せざるを得ない状況となっています。
今後しばらくこの状況が続くと見られ、この後に控えている各種発表会もオンラインイベントがメインになりそうです
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