OPPO Find X2 / Find X2 Pro正式発表。120Hz、10倍ズーム、5G、防水防塵に対応 | プラスガジェット
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OPPO Find X2 / Find X2 Pro正式発表。120Hz、10倍ズーム、5G、防水防塵に対応

3月6日、OPPOは新製品発表イベントのライブ配信を実施し、新型スマートフォン「Find X2」「Find X2 Pro」を発表しました。

「Find X2」「Find X2 Pro」は2018年7月に発売されたFind Xの後継モデル。ミドルハイクラスのRシリーズがOPPOの主力となって以降動きが少なかったハイブランドのFindシリーズは、Find Xによっておよそ4年ぶりに再始動。それから約2年に渡りじっくりとブラッシュアップされたのが、新たなFind X2シリーズとなります。

価格はぞれぞれ「Find X2」が999ユーロ(約120,000円)、「Find X2 Pro」が1,199ユーロ(約145,000円)となっています。

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デザインとディスプレイ

「Find X2」「Find X2 Pro」は、それぞれ2色のカラーバリエーションで展開されます。

Find X2 Proのカラーバリエーション

「Find X2 Pro」にはブラック(セラミック)とヴィ―ガンレザーを用いたオレンジを用意。背面とディスプレイ側の両面ともに、エッジ部分がカーブしたデザインが採用されています。

Find X2のカラーバリエーション

「Find X2」はガラス製のオーシャンとセラミック製のブラックの2色で、ブラックが共通のカラーとなっています。

背面の左上にカメラ、その下にOPPOロゴといった配置は共通。「Find X2 Pro」にのみペリスコープ型のカメラが搭載されている関係上、カメラの形状は微妙に異なりますが、カラーとカメラ以外にはほとんど違いが見当たりません。

両モデルとも6.7インチ(3,168 x 1,440ピクセル)AMOLEDディスプレイを搭載。ノッチを搭載することなくベゼルレスデザインを実現するという試みは先代から変わっていませんが、Find Xのインカメラがスライド式であったのに対して、Find X2シリーズでは左上にパンチホールを搭載する形に変更されています。

ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応し、タッチサンプリングレートは240Hzに対応。120Hzのリフレッシュレートに対応しているゲームアプリなどで滑らかな描写が体験できることに加え、通常のブラウジングにおいてもスクロールしたときのチラつきが抑えられるため、目にかかる負担は大きく軽減されそうです。

ちなみに、アスペクト比は19.8:9とやや中途半端な数値になっています。

カメラ。Find X2 Proは10倍ズームに対応

FInd X2シリーズのカメラスペック

2モデル展開となったFind X2シリーズの違いは、カメラの構成にあります。

カメラの種類Find X2 ProFind X2
広角カメラ(メイン)

48MP
f/1.7
1 / 1.4インチセンサー(ソニー製IMX689)
光学式手振れ補正

48MP
f/1.7
1 / 2.0インチセンサー(ソニー製IMX586)
光学式手振れ補正
超広角カメラ48MP
f/2.2
ソニー製IMX586
画角120度
マクロ撮影(最短3cm)対応

12MP
f/2.2
ソニー製IMX708
画角120度
マクロ撮影(最短3cm)対応

望遠カメラ13MP
f/3.0
第2世代10倍ハイブリッドズーム、デジタル60倍ズーム対応
光学式手振れ補正
13MP
f/2.4
5倍ハイブリッドズーム、デジタルズーム20倍ズーム対応

メインカメラでは採用されているセンサーとそのサイズが、超広角カメラではセンサーが、望遠カメラではズーム性能と絞り、光学式手振れ補正の有無が両モデルの差となっています。

ウルトラナイトモード3.0

暗いシーンの撮影では、大型センサーと明るいレンズ、独自のノイズリダクションテクノロジーによりノイズの少ない鮮明な写真が撮れるウルトラナイトモード3.0が適用可能。同モードは3つのレンズ全てで利用可能なため、あらゆるシーンで活躍してくれるでしょう。

デュアルネイティブISO

デュアルネイティブISOにより、「Find X2 Pro」の広角カメラは、シーンに応じて高ISOと低ISOを自動的に切り替えることができます。薄暗いシーンでも鮮明でノイズのない写真を、明るいシーンではダイナミックできめ細かな写真を楽しむことができます。

「Find X2 Pro」の特徴である10倍ハイブリッドズームは、2019年に発売されたReno 10x Zoomにも搭載されていた機能。しかし「Find X2 Pro」のズーム機能は第2世代と銘打たれています。アップグレードされた光学式手振れ補正により、10倍ハイブリッドズームでも60倍デジタルズームでも、鮮明で安定したショットが撮影できるとのこと。これはぜひ実機で試してみたいものです。

プロセッサ・メモリ・ストレージ・バッテリー

Find X2 Proのスペック

「Find X2 Pro」「Find X2」は、共にSnapdragon 865と12GBのメモリを搭載。ストレージ容量は「Find X2 Pro」が512GB、「Find X2」が256GBとなっています。

バッテリー容量は「Find X2 Pro」が4,260mAh、「Find X2」が4,200mAh。どちらも最大65Wの独自急速充電規格であるSuperVOOC 2.0に対応し、10分で40%、38分で100%まで充電可能です。

スペックシート

 Find X2 ProFInd X2
OSAndroid 10 ColorOS 7.1
ディスプレイ6.7インチ(3,168 x 1,440ピクセル)AMOLED、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート240Hz
プロセッサSnapdragon 865
メモリス / ストレージ12GB / 512GB12GB / 256GB
カメラ

広角:48MP、f/1.7、OIS
超広角:48MP、f/2.2、
望遠:13MP、f/3.0、OIS

広角:48MP、f/1.7、OIS
超広角:12MP、f/2.2
望遠:13MP、f/2.4
バッテリー4,260mAh(SuperVOOC 2.0対応)4,200mAh(SuperVOOC 2.0対応)
カラーバリエーションオレンジ(ヴィ―ガンレザー)、ブラック(セラミック)オーシャン(ガラス)、ブラック(セラミック)
サイズ165.2×74.4×8.8mm164.9×74.5×8.0mm
重量207g (ブラック) / 200g (オレンジ)196g (ブラック) / 187g (オーシャン)
防水防塵IP68IP54

価格と発売日、発売地域

価格はぞれぞれ「Find X2」が999ユーロ(約120,000円)、「Find X2 Pro」が1,199ユーロ(約145,000円)。

具体的な発売日と発売地域は今のところアナウンスされていないため、日本市場に投入されるかどうかは不明。しかし先代のFind Xはグローバルからは大きく遅れながらも日本で発売されているため、期待はしたいところ。防水防塵機能など、日本市場では喜ばれる仕様も組み込まれているため、続報を待ちましょう。

source OPPO

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

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