ファーウェイ・ジャパンは3月16日、新型SIMフリースマートフォン「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」を日本で発売することを発表しました。
「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」は、一部先行販売を除いて4月中旬に発売される予定。公式オンラインストアであるファーウェイ楽天市場店・PayPayモール店のほか、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba・梅田・横浜、ビックカメラ新宿東口店内の各Huawei Shopで取り扱われます。価格は12万8800円。
「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」が12万8800円で発売
本機は2019年9月に発表され、一部地域では10月に発売されていたスマートフォン。発表から約半年遅れての日本市場への投入となります。

6.53インチの有機ELディスプレイは、側面まで覆うように大きく湾曲していることが特徴。そのため、一般的に側面に配置されている音量ボタンは存在せず、代わりに側面をタッチ・スワイプすることで音量の調整やゲーム操作が可能な「サイドタッチ」機能が搭載されました。
上部には大型のノッチを備え、3Dの顔認証に対応。指紋認証センサーはディスプレイ下層に搭載されています。
リアカメラは4,000万画素のメインカメラと超広角カメラ、最大3倍の光学ズームが可能な800万画素の望遠カメラ、3D被写界深度測のクアッド構成。。センサーサイズは超広角が1/1.54型、広角が1/1.7型とモバイルカメラとしてはかなり大型で、両カメラとも光学手振れ補正も搭載しています。
なおインカメラは3,200万画素の広角カメラと被写界深度測定用のカメラのデュアル仕様となっています。
プロセッサはKirin 990 5G、メモリは8GB、ストレージは256GBを搭載。バッテリー容量は大型の4,500mAhを搭載し、本機からQi対応の別デバイスへワイヤレスで給電するリバースチャージや最大27Wのワイヤレス充電に対応しています。
5G通信はドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社(n77 / n78 / n79)に対応。5G通信を利用するには1度ソフトウェアアップデートを適用させる必要があるとのことです。
GMSには非対応。Huawei独自のアプリストアを提供
米国による禁輸措置のため、「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」はGMS(Google Mobile Service)に非対応の状態での発売となります。各種Google製アプリが利用できないことは当然として、AndroidアプリのストアであるGoogle Playも利用できません。
これに対してファーウェイは、自社端末に向けた独自のアプリストア「AppGallery」を提供。同アプリストアは170以上の国と地域で利用されている実績があるため、決して規模が小さいサービスというわけではなさそうですが、日本で利用可能なアプリやサービスがどの程度整備されているかは気になるところです。
先行販売と先行予約特典も
「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」は、3月16日から25日の間、100名限定の先行予約の受付を実施。

先行販売特典として、同スマートフォンを1万円引きで購入できるほか、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 3」とワイヤレス充電器「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger」が無料でプレゼントされます。
ただし、指定の期間中にファーウェイカスタマーサービスセンターに足を運び受け取ることが条件。3月28日から30日が東京の銀座店、4月4日から6日が大阪の梅田店となっています。
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