サムスンは2019年8月に新型のスマートウォッチGalaxy Watch Active2を発表し、日本においても2019年11月に発売しています。
同スマートウォッチはスピーカーを搭載したことによる単体での通話の対応や、タッチベゼル搭載による操作性の向上とスタイリッシュなデザインの両立など、求められていた機能を着実に搭載し先代から順当な進化を遂げていました。
その中でもECG(心電図機能)は、Galaxy Watch Active2の新機能のうち最も注目を集めていたものの1つ。ECG(心電図機能)は、Apple Watch Series 4に搭載されて以降スマートウォッチに求められる重要な機能の1つとなっています。
Galaxy Watch Active2のECG(心電図機能)は発売時点では利用することができず、当初は2020年の第一四半期(米国基準のため1月から3月)までにサービスが提供されるとアナウンスされていました。しかし3月も終わりに差し掛かかってきた現在、同機能がGalaxy Watch Active2で利用可能になる気配はありません。
ECG機能の提供開始時期は未定に
海外ではGalaxy Watch Active2の発売から既に7ヵ月以上が経過し、ECG機能を目当てに購入したユーザーからはさすがに不満が漏れ出している様子。

これに対してサムスンは、コミュニティ内にて「現在、Galaxy Watch Active 2のECG機能を準備中です。安定したサービスの提供には時間がかかる場合があります。サービスが利用可能になったときは改めてお知らせいたします。」とコメント。ECG機能のリリースに時間が必要であることを伝えています。
サムスンからは2020年第一四半期に代わるサービス提供開始予定日は案内されていません。よって、Galaxy Watch Active2のECG機能は利用可能時期が完全に未定となってしまいました。
なお、Apple WatchのECG機能は同デバイスが医療機器としての認定を受けていないために日本国内では利用不可となっています。そのため、Galaxy Watch Active2のECG機能が米国を始めとした諸外国で解放されたとしても、日本で利用可能になる可能性は低いと思われます。
サムスンは現在、Galaxy Watch Active3もしくはGalaxy Watch2に相当する新型のスマートウォッチを開発中であると見られています。 果たして、現行モデルへの機能追加は新型の登場までに間に合うのでしょうか。
サムスンが2020年第3四半期までにECG機能を提供すると発表しました。ソフトウェアの承認が降りたようです。
▶Galaxy Watch Active2のECG(心電図機能)が2020年秋頃に利用可能に
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