株式会社リンクスインターナショナルは6月23日、Androidスマートフォン「F(x)tec Pro1」を、7月4日に発売することを発表しました。
「F(x)tec Pro1」は、スライド式QWERTY物理キーボードを搭載していることが特徴。価格は税抜89,900円で、全国の家電量販店にて取り扱われる予定です。
F(x)tec Pro1の発売延期が発表されました。発売時期は7月中旬と曖昧な表現になっています。
F(x)tec Pro1のスペックと特徴
「F(x)tec Pro1」は、スライド式QWERTY物理キーボードを搭載していることが最大の特徴。明瞭なクリック感のある物理キーボードにより、メールやSNSなどの入力を素早く快適に行えます。

QWERTY物理キーボードを搭載したスマートフォンは度々登場しますが、Ctrlキーを搭載したモデルは多くありませんでした。その点、「F(x)tec Pro1」はCtrlキーを搭載。Ctrl+CでクリップボードにコピーしCtrl+VでペーストといったPCでは定番の操作が行えます。
なお、キーボードにはバックライトが内蔵されています。

「F(x)tec Pro1」では物理キーボードで入力が行えるため、画面上にソフトウェアキーボードを表示する必要がありません。
そのため、横向きでAndroidの画面分割機能を使い、YouTubeのライブ配信を視聴しながらリアルタイムでSNSへ投稿といった操作が快適に可能。独自の形状を活かすことで、通常のスマートフォンでは難しいスタイルも実現できそうです。
0~9,A~Zのキーに好みのアプリを設定し、長押しでショートカット起動する機能も搭載。カメラやメモ、ブラウザなど、すぐに立ち上げたいアプリを登録しておくと便利に使えそうな機能です。

「F(x)tec Pro1」はデュアルカメラを搭載。メインカメラは12MPのSony IMX363、f/1.8、セカンドカメラは5MPのf/2.0。インカメラはシングルで、8MPのf/2.0です。
右側面にはカメラ用のシャッターボタンと指紋センサーも備えます。
プロセッサにはSnapdragon 835を採用。メモリーは6GB、ストレージは128GBを搭載。ディスプレイは6インチのAMOLED(有機EL)、解像度は2,160×1,080で左右が湾曲したデザイン。カバーガラスにはGorilla Glass 3を採用しています。
バッテリーは3,200mAhで、クアルコムのQC3.0に対応します。
その他、詳細なスペックは以下の通り。
製品名 | F(x)tec Pro1 |
---|---|
キーボード | 5列66キー QWERTY配列スライド式 (バックライト搭載) |
OS | Android 9 |
ディスプレイ | 6インチ 2160×1080 AMOLED with curved edges Corning® Gorilla® Glass 3採用 |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 835 MSM8998 |
メモリ | 6GB LPDDR4 |
ストレージ | 128GB |
カメラ | アウトカメラ:12MP(Sony IMX363), f/1.8, 5MP, fixed focus, f/2.0 インカメラ:8MP, fixed focus, f/2.0 |
通信 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 + LE |
ネットワーク | GSM:2, 3, 5, 8 CDMA:BC0, BC1 WCDMA:1, 2, 4, 5, 8 TD-SCDMA:34/39 TDD-LTE:38/39/40/41(100mHz) FDD-LTE:1, 2/25, 3, 4, 5/19/26, 7, 8, 12/17, 13, 20, 28 |
インターフェース | 2×nano SIMスロット(SIMツールフリー) 1×micro SDカードスロット(上記nano SIMスロットと排他) 1×USB Type-C (HDMI対応) 1×3.5mmヘッドホンジャック |
センサー | ・指紋センサー(本体側面) ・GPS/AGPS ・加速度センサー ・近接センサー ・光センサー ・ジャイロ ・磁気センサー |
バッテリー | 3,200mAh (リチウムイオン) QC3.0対応 |
本体サイズ | W154mm x D73.6mm x H13.98mm |
本体重量 | 約243g |
パッケージサイズ | W185mm x D170mm x H40mm |
パッケージ重量 | 約590g |
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