ソフトバンクは2020年3月、第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォン4機種を発表しました。
そのうちの1機種、OPPO Reno3 5Gは、ソフトバンクでは初となるOPPO製スマートフォンで、国内ではソフトバンクによる独占モデル。
ミドルハイクラスのプロセッサを搭載し、おサイフケータイにも対応するなど、OPPOらしい丁度良い使い勝手を実現しているスマートフォンだと感じます。
本記事では、OPPO Reno3 5Gのカメラやディスプレイ、パフォーマンスなどの各種スペック、機能、発売日と価格などの詳細をまとめています。
デザイン
OPPO Reno3 5Gのカラーバリエーションは、ミスティ ホワイトの1色のみ。シルバー寄りのホワイトを基調に、角度によって淡いブルーやグリーンなどに変化するグラデーションデザインを採用しています。
背面パネルの素材はガラス。6.55インチのディスプレイを搭載しているため小型とは言えないですが、重量は約171gと5Gスマートフォンのなかでは比較的軽量な部類。

ディスプレイ側も背面も側面に向かってカーブしているデザインを採用しているため、握り心地は悪くなさそうです。
OPPO Reno3 5Gのサイズと重量 | |
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本体サイズ | 縦159mm×横72mm×厚さ7.7mm |
重量 | 約171g |
上下左右いずれの方向にもディスプレイがギリギリまで広がった、ベゼルレスデザインも特徴。左上にパンチホール型のインカメラを搭載している点については賛否両論でしょうか。
前述のカーブデザインのために、ディスプレイに誤タッチしてしまわないかも少々気になるところです。
背面には縦に4つのカメラが連なりLEDフラッシュと組み合わされたカメラユニットと、右下にはOPPOロゴ。カメラユニットはわずかに出っ張った形状ですが、ケースを付ければ気にならない程度に見えます。
ディスプレイを正面に見たときの右側面に電源ボタン、左側面に音量ボタンを搭載。どちらも真ん中よりやや高いくらいの位置に配置されており、ボタン配置が同じReno AやReno 10x Zoomで体験した限りでは自然に指がかかる押しやすい位置と言えます。
ディスプレイ
OPPO Reno3 5Gは、6.55インチの有機ELディスプレイを搭載しています。解像度は2,400×1,080ピクセルで、アスペクト比は20:9。

左右のベゼルがほとんど目立たない3D曲面ディスプレイを採用し、上下のベゼルも非常に狭いため、没入感のある映像を楽しめそうです。画面占有率約93.4%を実現しています。
リフレッシュレートは最大90Hzに対応しているため、動画視聴やブラウジングなどはチラつきの少ない滑らかな体験ができるはず。高リフレッシュレートは近年のスマートフォンのトレンドとなりつつありますが、ミドルハイクラスのReno3 5Gでも対応した点は朗報と言えるでしょう。
タッチサンプルレートも最大180Hzまで対応しているので、吸い付くようなタッチコントロールがゲームプレイにも活躍してくれるはずです。
ディスプレイ内の指紋認証にも対応。インカメラを用いた顔認証も利用可能です。
カメラ
OPPO Reno3 5Gは、背面に4眼カメラを搭載。メインの広角カメラは4,800万画素、超広角カメラが800万画素、望遠カメラが1,300万画素、モノクロカメラが200万画素です。

OPPO Reno3 5Gのカメラ構成 | |
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メイン(広角) | 4,800万画素 F/1.7 光学式手振れ補正 SONY IMX586 |
超広角 | 800万画素 F/2.2 画角115° 2.5cmマクロ対応 |
望遠 | 1,300万画素 F/2.4 5倍ハイブリッドズーム対応 |
モノクロ | 200万画素 |
望遠カメラを用いたハイブリッドズームは最大5倍まで対応。115°の超広角撮影から5倍のハイブリッドズーム、さらに最大2.5cmまで寄れるマクロ撮影も可能なため、非常に幅広い画角と構図で写真撮影が楽しめます。
ウルトラナイトモードにも対応しており、暗所でも驚くほど明るく撮影が可能。夜景やイルミネーションなどもノイズを最小限に抑え、美しく残せます。
メインカメラは光学式手振れ補正(OIS)に対応、電子式手振れ補正はメインカメラと超広角カメラで対応。
動画撮影時は、超広角カメラの電子式手振れ補正とメインカメラの光学式手振れ補正+電子式手振れ補正を組み合わせた「ウルトラステディ」と呼ばれる強力な手振れ補正機能により、ワイドな画角でブレを抑えた動画撮影が可能です。
インカメラは3,200万画素、F/2.4。美肌や小顔、デカ目など顔のパーツを自分好みにカスタマイズできる「カスタマイズA.I.ビューティ」機能を搭載しています。セルフィーを良く撮影する方に嬉しい機能です。
バッテリー
OPPO Reno3 5Gは、4,025mAhのバッテリーを搭載。長時間の動画視聴やゲームのプレイにも耐えられる大容量バッテリーです。
OPPO独自の急速充電規格「VOOC フラッシュチャージ4.0」にも対応。20分で50%、56分でフル充電が可能です。
本体とACアダプター、充電ケーブルにそれぞれ埋め込まれた識別チップにより、充電時の電流と電圧を適切にコントロールするため、本体の発熱を抑えた状態での急速充電を実現しています。
スペックとパフォーマンス
OPPO Reno3 5Gの主なスペックは以下の通り。
OPPO Reno3 5Gスペックシート | |
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OS | ColorOS 7.0(Android 10ベース) |
ディスプレイ | 6.65インチ フルHD+(2,400×1,080ピクセル) 最大90Hzのリフレッシュレート |
プロセッサ | Snapdragon 765G |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
メインカメラ | 48MP(メイン広角) + 8MP(超広角) + 13MP(望遠) + 2MP(モノクロ) |
インカメラ | 32MP |
バッテリー | 4025mAh |
通信 | Bluetooth:Bluetooth 5.1 Wi-Fi:規格 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 周波数 5GHz/2.4GHz |
サイズ / 重量 | 縦159mm×横72mm×厚さ7.7mm / 171g |
カラバリ | ミスティ ホワイト |
搭載しているプロセッサは、2019年にミッドレンジ向けとしてリリースされたSnapdragon 765G。同プロセッサーは、登場した当初Snapdragonの700番台では最上位に位置する存在でしたが、現在はSnapdragon 768Gにその地位を譲っています。
とは言ってもSnapdragon 765Gは1~2世代前のSnapdragon800番台に迫るパフォーマンスを有しており、申し分ない性能と言えます。
メモリは8GB、ストレージは128GBとこちらも十分な容量を確保。
なお注目の5Gについては、ミリ波には対応せず、6GHz帯以下となるSub6帯のみの対応になるようです。
おサイフケータイ対応、ワンセグ・フルセグ非対応

OPPO Reno3 5GはFelicaチップを搭載し、おサイフケータイに対応しています。その他日本独自の需要として注目されるワンセグやフルセグ、防水防塵には非対応なので注意が必要です。
価格と発売日。OPPO Reno3 5Gの購入はソフトバンクから
OPPO Reno3 5Gの価格は、税込み6万8400円。「トクするサポート+」を適用すると3万4200円で購入可能です。
「5Gスマホを買ってVRゴーグルもらおうキャンペーン」の対象機種のため、OPPO Reno3 5G購入者には先着でVRゴーグルがプレゼントされます。また、OPPOの主催で購入者にPayPayボーナス5,000円が進呈されるキャンペーンも実施されます。
PayPayボーナス5,000円が貰えるキャンペーンに応募するには、9月30日までにReno3 5Gを購入し、10月7日までに応募が必要です。
source OPPO
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