Galaxy Z Fold2正式発表。約253,000円、9月18日発売

現地時間9月1日、サムスンは新製品発表イベント「Galaxy Unpacked Part2」を開催し、新型折りたたみスマートフォン｢Galaxy Z Fold2」を発表しました。

価格はストレージ256GBモデルが€1999(約253,000円)から。ミスティックブラックとミスティックブロンズの2色で展開され、9月18日に発売予定です。

折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2」正式発表

Galaxy Z Fold2は、サムスンの初代折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」の後継モデル。

タブレットサイズの大画面を本のように折りたためるほか、折りたたんだ外側にもディスプレイが搭載されているため、開かなくても通常のスマートフォンとして使用できるのが特徴。

ディスプレイには折りたたみに対応した超薄型ガラスUTGが採用されています。

メインディスプレイは2,208×1,768ピクセルの7.6インチ、カバーディスプレイ(外側のディスプレイ)は2,260×816ピクセルの6.2インチ。アスペクト比はそれぞれ22.5：18と25：9。

カバーディスプレイは、先代の4.6インチと比較してベゼルが大きく削られたことで、よりモダンなデザインに生まれ変わりました。折りたたんだ状態でもかなり縦長ではあるものの、最新のスマートフォンらしい佇まいになっています。

なおGalaxy S20シリーズやNote20シリーズ同様に、リフレッシュレートは最大120Hzに対応します。

折りたたみスマートフォンの要となるヒンジには大きく改良が施されており、75度から115度まで自由な角度調節が可能に。

Galaxy Z Flipにて搭載されていたヒンジ内部から粒子を取り除く機構も引き続き採用しています。

ディスプレイの非搭載の背面に、カメラを搭載。12MPのメインカメラ、同じく12MPの超広角カメラと望遠カメラのトリプルカメラ構成です。

メインカメラは光学式手振れ補正(OIS)に対応、望遠カメラは約光学2倍相当の写真が撮影可能です。

インカメラに相当するカメラは2種類搭載。1台はメインディスプレイの右上に、もう1台はカバーディスプレイにパンチホール型として搭載。いずれも10MPのf/2.2。また、折りたたみの構造を活かし、インカメラを使用せず、トリプルカメラを使用しプレビューを確認しながらのセルフィー撮影も可能です。

折りたたみ画面を活かし、大画面を3つに分割しアプリを動作させるマルチタスクも可能。

カメラ、ビデオ通話UI、ギャラリー、カレンダー、YouTubeなどのアプリは専用のフレックスモードに対応。折りたたんだ画面の上に動画を表示し、下画面でコントロールといった特別なUIで操作可能です。

Galaxy Z Fold2はプロセッサにSnapdragon 865+を採用し、5G通信もサポート。12GBのメモリ、256GBまたは512GBのストレージを搭載します。

バッテリーは4,500mAhを搭載し、25Wの急速充電対応。ワイヤレス充電は最大10W、Qiに対応した他デバイスへワイヤレスで給電するワイヤレスパワーシェアは9Wに対応します。

Galaxy Z Fold2は本日9月1日より複数の地域で予約受付を開始し、9月18日に発売される予定。

カラーはミスティックブラックとミスティックブロンズの2色から選べるほか、一部の市場ではヒンジのカラーをメタリックシルバー・メタリックゴールド・メタリックレッド・メタリックブルーの4色から選択しカスタマイズも可能です。

価格はストレージ256GBモデルが€1999(約253,000円)から。国内での展開は未発表ですが、au版およびドコモ版と見られる型番が既に確認されています。

OS	Android 10(OneUI 2.5)
ディスプレイ	メイン：7.6インチSuper AMOLED(FHD+ / 2,208×1,768 pixels) カバー：6.2インチSuper AMOLED(FHD+ / 2,260×816 pixels)
プロセッサ	Snapdragon 865+
メモリ / ストレージ	12GB / 256GB
背面カメラ	メイン：12MP f/1.8 OIS 超広角：12MP f/2.4 望遠：12MP f/2.2 光学3倍
バッテリー	4,500mAh
急速充電・給電	有線：最大25W ワイヤレス：最大10W ワイヤレスパワーシェア：最大9W
サイズ	折りたたみ時：159.2 x 68 x 16.8 mm 展開時：159.2 x 128.2 x 6.9 mm
重量	282g

画像：Galaxy