トリニティ株式会社は8月19日、同社のNnAnsブランドから展開されていたWindows 10 MobileおよびAndroidスマートフォン「NuAns NEO」「 NuAns NEO[Reloaded]」のサポートを、2020年9月30日で終了すると発表しました。
NuAns NEOシリーズは、スマートフォン本体をCore(核)として、豊富に用意された専用ケースによるカスタマイズを前提としたユニークなスマートフォン。Windows 10 Mobileを搭載した初代NuAns NEOは2016年2月1日に、Androidを搭載した後継機NuAns NEO[Reloaded]は2017年6月9日に発売されました。
![NuAns NEO[Reloaded]](https://plusablog.me/wp-content/uploads/2017/06/DSC1041-900x507.jpg)
2020年9月30日をもってサポートが終了するのは、「NuAns NEO」「 NuAns NEO[Reloaded]」の両モデル。
サポート終了の経緯についてトリニティは、一部部品が調達困難となっていること、OS およびハードウェア環境の変遷を理由に挙げ、サポート体制を維持することが困難となったとしています。
なお、2020年9月30日17時までのメールや電話による問い合わせに関しては対応するとともに、同日までにサポートセンターで受け付けた修理品に関しても対応してもらえるとのこと。
後継機であるNuAns NEO[Reloaded]も1年以上前の2019年4月23日に販売終了しており、ソフトウェアアップデートの提供も終了済みです。
おサイフケータイに対応したNuAns NEO[Reloaded]は、発売当時のSIMフリースマートフォンとしては非常に貴重な存在でした。ピュアAndroidを搭載し、色々と問題はあったものの2年間に渡りアップデートも提供。
「SIMフリーでは難しいのでは?」と思われていたことをやってのけたという意味では、閉塞感が漂っていた日本のSIMフリー市場に小さいながらも着実に風穴を開てくれたと思っています。
なお、トリニティは、NuAns NEO[Reloaded]の後継機の予定については「白紙」とコメントしています。
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