Microsoftは現地時間1月11日、CES2021に合わせてSurface Proシリーズの新型「Surface Pro 7+」を発表した。
執筆時点では法人向けに販売される予定であり、価格はWi-Fiモデルが899ドルから、LTEモデルは1,149ドルからとなっている。
Surface Pro 7+、第11世代Core&交換可能なSSD搭載、LTE対応
「Surface Pro 7+」は、キックスタンドを搭載した2in1仕様のWindows PC。先代のSuface Pro7と比較すると外観・デザインに差はないものの、内部の仕様は大きくアップデートされている。
法人向けとのことなので、搭載しているOSはWindows 10 Proだ。ディスプレイは(2,736×1,824ドットの12.3インチと変わらず、3:2のアスペクト比もキープ。インカメラはフルD画質に対応し、1080pの動画撮影が可能となった。

プロセッサーには最新の第11世代Coreを採用し、Core i3-1115G4・i5-1135G7・i7-1165G7から選択可能。メモリは8・16・32GBの3パターンから選択でき、Surface Pro 7に比べて約2.1倍の処理速度を実現しているという。
ストレージは128・256・512GB・1TB。なお、SSDはSDカードのような独自の形状を採用しており交換可能だが、ユーザー自身での交換には対応していないとのことだ。

待望の4G LTEオプションも選択可能となった。バッテリーはWi-Fiモデルの場合最大15時間の連続駆動を実現しており、Surface Pro 7の最大10.5時間を大きく上回っている。
インターフェースはUSB Type-A・USB Type-C・3.5mmイヤホンジャック・Surface Connect・タイプカバーポート。Wi-Fiモデルの場合はmicroSDXCカードリーダー、4G LTEモデルの場合はnano SIMカードスロットも搭載される。
インカメラは5MP、リアカメラは8MP。ドルビーアトモスに対応した1.6Wのステレオスピーカーも搭載する。
「Surface Pro 7+」の日本における価格は、執筆時点では明らかにされていない。
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