ファーウェイ・ジャパンは1月19日、同社のハイエンドタブレット「HUAWEI MatePad Pro」にOS更新のソフトウェアアップデートを行うことを発表した。
本アップデートを適用することで、「HUAWEI MatePad Pro」のソフトウェアはEMUI 11へと更新される。
HUAWEI MatePad ProがEMUI11へアップデート

アップデートが予告された端末は、「HUAWEI MatePad Pro」の1機種。1月19日16時以降から順次アップデートが展開され、約1ヶ月をかけて全ユーザーに適用されるとのことだ。
適用されるEMUI 11は、Android 10をベースにファーウェイによってカスタマイズされたソフトウェア。
フローティングウィンドウでメッセージに返信したり、側面のドックやアプリバブルから素早くアプリを起動したりできるようになる。画像をスキャンしてテキストを抽出し、専用のファイルに変換することで素早く共有も可能だ。
アップデート後のソフトウェアバージョンは以下のとおり。
Marx-W09A 10.1.0.182(C635E3R1P5)—>MRX-W09 11.0.0.166(C635E2R1P6)
ソフトウェアバージョンは、設定→端末情報(メニューの一番下)→ビルド番号の順で確認可能。アップデートが可能な状態になると通知が表示されるが、「設定」→「システムと更新」→「ソフトウェア更新」と進むことで更新可能な状態かどうかをチェックできる。
「HUAWEI MatePad Pro」は、日本では2020年の6月12日に発売された。Androidタブレットの数が非常に少ない現在の市場において貴重なハイエンドモデルであり、M-Pencilやスマートワイヤレスキーボードなど専用のアクセサリーを組み合わせることでノートPCライクな運用やイラスト用マシンとしても使用できる。
EMUI11へのアップデートは、2020年12月24日から実施されている「HUAWEI P40 Pro 5G」「Mate 30 Pro 5G」に続き日本では3機種目となる。
現「HUAWEI MatePad Pro」ユーザーが本アップデートを適用するのはもちろんだが、購入を検討している方にとって最新のソフトウェアを試せることは、魅力的なポイントのひとつとなるだろう。
コメント