楽天モバイルは1月29日、オンラインでプレスカンファレンスを開催し、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表した。
「Rakuten UN-LIMIT VI」は、ユーザーのデータ使用料に応じて料金が3段階で増えていく新たな料金プラン。1GBまでは無料で使用でき、1~3GBは980円、3~20GBは1,980円。20GBを超えるデータ容量を使用すると、従来通りの2,980円となる(いずれも税抜)。
楽天モバイルが「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表

「Rakuten UN-LIMIT VI」は、楽天モバイルが発表した新料金プラン。現行の「Rakuten UN-LIMIT V」のアップグレードプランとなっており、現行ユーザーは4月1日より自動的に「Rakuten UN-LIMIT VI」へとアップグレードされ、今後楽天モバイルに申し込むユーザーも「Rakuten UN-LIMIT VI」へと申し込む形となる。
同プランは、使用したデータ容量に応じて月額料金が自動で変化する点が特徴。1GB・1~3GB・3GB~20GB・20GB以上という区切りが設けられており、0~2,980円の間で料金が自動で変化する。
使用データ容量 | 月額料金(税抜) |
---|---|
1GB | 0円 |
1~3GB | 980円 |
3~20GB | 1,980円 |
20GB以上 | 2,980円 |
それぞれの使用データ容量に応じた料金は上記表の通り。ドコモのahamo、auのpovo、ソフトバンクのSoftbank on LINEが20GB / 2,980円で横並びであるのに対して、「Rakuten UN-LIMIT VI」は、20GB / 2,980円となっている。
また、1GB未満の場合は月額料金がかからず、20GB以上の大量のデータ容量を消費しても2,980円以上の料金が発生せずに高速通信ができる点も特徴(楽天基地局接続時)。
動画を見たり、モバイル回線でビデオ会議をしたりなど、たまたま一定の月だけデータ容量を多く消費してしまうような場合でも、料金が上がるのはその月だけになるため、臨機応変な使い方ができるとアピールされている。
なお、2回線目以降は、月間データ利用量3GB以下で月額980円からとなる点には注意が必要だ。
音声通話も、楽天モバイルのコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使用した場合は無料。
現在提供中の「Rakuten UN-LIMIT V」への新規受付は、「Rakuten UN-LIMIT VI」提供開始後、終了される予定。300万名を対象としたプラン料金が1年間無料となるキャンペーンは、このまま「Rakuten UN-LIMIT VI」へと引き継がれる形となる。
また、他社の20GBプランがオンライン申し込み限定であるのに対して、「Rakuten UN-LIMIT VI」は楽天モバイルのウェブサイトおよび全国の楽天モバイルショップでも申し込み可能だ。
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