サムスンが展開していたスマートフォン組み込み型のVR「Gear VR」は、2020年9月にサムスンによる主要な公式サービスが終了され、既に過去のデバイスとなってしまった。
しかし、サムスンがこのVR / ARの分野から撤退したわけではないとする興味深い噂が浮上した。サムスンによる新型ARグラス、「Samsung Glasses Lite」のコンセプト動画がリークされている。
新型ARグラス「Samsung Glasses Lite」のコンセプト動画がリーク
and….. this is the 3D holographic version https://t.co/PXDAHjDNWb
— WalkingCat (@_h0x0d_) February 21, 2021
WalkingCat氏は、Twitterに上記2つの動画を投稿した。どちらもサムスンの新型ARグラス「Samsung Glasses Lite」のコンセプト動画となっており、同デバイスで何ができるのかを簡潔に示す内容となっている。
「Samsung Glasses Lite」を装着すると、目の間に巨大な画面がホログラムのように表示され、ゲームをプレイしたり、SamsungのDexモードを使用して文章を作成したりといった作業が可能なようだ。

飛んでいるドローンに搭載されたカメラからの映像をリアルタイムで確認できるほか、日差しが強い場合にはサングラスモードも利用可能。
また、どこまでが現実的なラインかは微妙ではあるものの、通話相手が目の前にホログラムのように現れ、建築予定の住宅を3Dで表示して同時に内見するようなシーンも見られた。
また、ユニークだったのはアプリの切り替えと思われる動作を空中を掴むのではなく、腕に装着したスマートウォッチから行っていた点。もしこれが現実となれば、サムスンの新型ARグラスは事実上Galaxy Watchシリーズとセットで使う形になりそうだ。
「Samsung Glasses Lite」が現実に開発され、市場に投入されるかどうかは不明。上記の動画も参考程度に留めておくのが無難だろう。しかし、名称にLiteが付いている点は少々気になるところ。まるで、Liteじゃないモデルもあるかのようだ。
コメント