ドイツの老舗カメラメーカーであるライカ(Leica)が、初の自社ブランドスマートフォン「LEITZ PHONE 1(ライツフォン・ワン)」を発表した。
日本ではソフトバンクが「LEITZ PHONE 1」の独占販売を発表。6月18日に予約受け付けを開始し、2021年7月以降に発売される予定だ。
ライカ初スマホ「LEITZ PHONE 1」、ソフトバンクから発売
「LEITZ PHONE 1」は、ライカブランドのスマートフォン。ライカはこれまで、ファーウェイやシャープと共にスマートフォンカメラの開発を行ってきたものの、ライカのブランドとしてスマートフォンを開発・発売するのは「LEITZ PHONE 1」が初となる。
特徴はやはりカメラ性能。AQUOS R6と同じく現行のスマートフォンとしては最大級となる1インチの高性能イメージセンサーを搭載しており、暗所でも明るく、速い動きにも強く、自然な色味での写真が撮影可能とのこと。
レンズは7枚構成で、焦点距離は19mm。絞り値はF1.9。
最大6倍までのデジタルズームに対応し、JPEG形式はもちろんRAW形式の保存も可能。ライカらしい美しいモノクロ写真を撮影できる、「Leitz Looks」モードも搭載している。

約6.6インチのPro IGZO OLEDディスプレイを採用。最大240Hzで駆動し、撮影した写真や動画は細かな色彩の違いも忠実に再現され、これまでにない没入感のある映像体験が可能だとしている。
プロセッサーにはSnapdragon 888G 5Gを採用。メモリは12GB、ストレージは256GB。5,000mAhの大容量バッテリーも内蔵するので、長時間の撮影もバッテリーを気にせず快適に行えるとのことだ。
IPX5、IPX8/IP6Xの防水防塵にも対応。おサイフケータイも利用できるので、さまざまな非接触決済でスムーズな支払いが可能だ。
また、付属品として埃や湿気から保護する高級感のあるケースと、スマートフォンとしては非常に珍しい、マグネット式のレンズキャップも同梱される。
価格と発売日
「LEITZ PHONE 1」は、日本ではソフトバンクから独占販売される。
価格は税込187,920円。6月18日より予約受付が開始され、2021年7月以降に発売が予定されている。
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