ソフトバンクは6月30日、ソニーの新型スマートフォン「Xperia 1 III」を7月9日に発売することを発表した。
発売に先立ち、ソフトバンクでは明日7月1日より予約受付を開始する。
ソフトバンク、「Xperia 1 III」を7月9日に発売

「Xperia 1 III」は、シリーズ最新のフラッグシップスマーフォン。Sub6はもちろん、ソフトバンクとしては初めて5Gのミリ波帯にも対応する。
ディスプレイのアスペクト比は従来通り縦長の21:9。サイズは6.5インチで、世界で初めてリフレッシュレート120Hz駆動の4K HDR対応有機ELディスプレイを搭載する。
背面には、広角・超広角のほか、世界初の可変式望遠カメラを搭載する。可変式望遠カメラは1つのレンズで70mm(F2.3)と105mm(F2.8)の2つの焦点距離に対応でき、シーンに応じて被写体にクローズアップした撮影ができる。切替式のためシームレスなズームではないものの、従来よりも自由な構図での撮影をサポートする。
広角カメラの画角は24mm、超広角カメラは16mmで、絞り値はそれぞれF1.7とF2.2。全てのレンズに有効画素数約1220万画素のイメージセンサーを採用するほか、3つのレンズにはいずれもZEISS(ツァイス)レンズを採用し、被写体の微細な質感までを忠実に再現できる。
広角レンズは光学式手ブレ補正に対応するほか、全レンズでデュアルピクセルAF・コンティニュアスAFが利用できる。また、被写体までの距離を測定する3D iToFセンサーも搭載する。
デジタル一眼カメラ「α」シリーズの技術が投入されており、タッチした被写体に追従しフォーカスを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」に対応した。最大20コマ/秒高速連写した写真のノイズリダクション、AI超解像ズームや「リアルタイム瞳AF」など、従来の機能もよりブラッシュアップされている。

「Photography Pro」には画面上のシャッターボタンを操作して撮影する「ベーシック(BASIC)」モードが新搭載され、新たに同アプリが標準のカメラアプリとして設定される。
独自の「360立体音響技術」を活用した「360 Reality Audio」に対応している点も特徴。ヘッドホン・イヤホンだけではなく「Xperia 1 III」本体のスピーカーでも、臨場感ある立体的な音場を体験可能だ。
プロセッサーにはSnapdragon 888 5Gを採用。メモリは12GB、内蔵ストレージは128GB/256GB/512GBから選択できる。microSDカードによる増設に対応。イヤホンジャックも搭載する。
バッテリーは、4,500mAh。30分で約50%の急速充電・Qi規格のワイヤレス充電・おすそ分け充電に対応する。IP65/68に準拠した防水防塵も備える。
「Xperia 1 III」は、7月1日から予約受付が開始され、7月9日に発売される。
コメント