Google Pixel 6 / 6 Proの予約受付がスタート。発売日は10月28日

Googleは現地時間10月19日、以前から予告していた新型スマートフォン「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」の詳細を発表した。

価格はPixel 6が74,800円から、Pixel 6 Proが116,600円から(いずれも税込)。Google Storeのほかキャリアではau・ソフトバンクでも取り扱われるが、auではPixel 6 Proは販売されない。

Google Storeでは既に予約受付も開始されており、10月28日から販売される。

Google Pixel 6 / 6 Proの予約受付がスタート

Pixel 6およびPixel 6 Proは、Googleが手掛けるPixelシリーズ最新のAndroidスマートフォン。存在自体は以前から公表されており、今回は予約受付や発売日、販路などの詳細が発表された。

両機種とも有機ELディスプレイを搭載し、サイズはPixel 6が6.4インチ(FHD+：1080×2400)、Pixel 6 Proが6.67インチ(QHD+：1440×3120ドット)。Pixel 6は最大90Hz、Pixel 6 Proは最大120Hzのリフレッシュレートに対応する。

画面内指紋認証も利用可能。素材には耐衝撃性に優れたコーニング製「Gorilla Glass Victus」を採用した。

背面にはGoogleが「カメラバー」と呼ぶユニークなデザインのカメラユニットを搭載。

Pixel 6は広角カメラと超広角カメラのデュアルカメラ、Pixel 6 Proは広角 + 超広角 + 望遠のトリプルカメラを搭載する。メインとなる広角カメラのセンサーサイズは、Pixel 6とPixel 6 Pro共に1/1.31インチ。隣接するピクセル同士を組み合わせて2.45μmのピクセルサイズを実現する機能にも対応する。

大型センサーの採用により、Pixel 5と比較して取り込める光量が約150%向上し、よりディティールに優れた表現豊かな写真を撮影できるとのこと。なお、超広角カメラは144度の視野角に対応する。

Pixel 6 Proの望遠カメラは、光学4倍ズームに対応。超解像ズームを利用すれば、最大20倍までのズームも可能だ。プリズムを利用した「Folded Optics」と呼ばれる技術の採用により、本体の厚みを抑えながら光学ズームを実現したという。

カメラ機能としては、人物の肌の色を正確に描写できる「リアルトーン」や背景に映りこんだ不要な要素を取り除ける「消しゴムマジック」、長時間露光や背景ぼけなどを適用できる「モーションモード」などを搭載する。

プロセッサーには、現状Google Pixel 6 / 6 Proにのみ搭載される独自開発チップの「Tensor」を採用。Pixel 5と比較して最大80％のパフォーマンス向上を実現し、機械学習やAIの活用により省電力性能もアップしている。

前述のカメラ機能「リアルトーン」や「消しゴムマジック」にも、「Tensor」の強みであるAI機能が活かされているようだ。

セキュリティチップとしては｢Titan M2｣を搭載。「Tensor」自体にもセキュリティコアが組み込まれており、アプリケーションをプロセッサーで切り分けたセキュアな環境で実行できるため、機密性の高い処理も安心して実行できる。

メモリはPixel 6が8GB、Pixel 6 Proが12GB。ストレージはそれぞれ128GBと256GBのモデルが用意される。バッテリー容量はPixel 6が4,614mAh、Pixel 6 Proが5,003mAh。

搭載されるOSは、もちろん最新のAndroid 12。5年間のセキュリティアップデートも保障されている。

両機種とも5G通信をサポートしているが、Sub-6とミリ波に対応しているのはPixel 6 Proのみで、Pixel 6はSub-6のみ対応。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIM仕様。

また、どちらもおサイフケータイを利用できるほか、IP68に準拠した防水防塵にも対応する。

カラーバリエーションは、Pixel 6がストーミーブラック・ソータシーフォーム・カインダコーラルの3色、Pixel 6 Proがストーミーブラック・クラウディホワイト・ソータサニーの3色。

価格と発売日

Pixel 6およびPixel 6 Proは、10月28日に発売される予定。本日より予約受付も開始される。

Google Storeでの価格は、価格はPixel 6が74,800円から、Pixel 6 Proが116,600円から(いずれも税込)。