ASUS Japanは2月17日、ROGブランドの新型ゲーミングタブレット「ROG Flow Z13 GZ301」を発表した。
スペックの異なる4モデルが展開されており、フルHDディスプレイを搭載した3モデルは本日2月17日から発売済み。4K 60Hzディスプレイ搭載モデルのみ予約受付が開始されている。
ROG Flow Z13 GZ301が発売&予約受付開始

「ROG Flow Z13 GZ301」は、OSにWindows 11 Homeを採用したゲーミングタブレット。本体背面にキックスタンドが搭載されており、キーボードカバーと組み合わせるとノートPCのように扱えるデタッチャブルタイプの2 in 1仕様だ。
ディスプレイは、13.4インチのTFTカラー液晶。最上位モデルのみ3,840×2,400ドットの4K解像度に対応しており、その他の3モデルは1,920×1,200ドットのフルHDを採用。なお、4Kモデルのリフレッシュレートは60Hzだが、フルHDモデルのリフレッシュレートは最大120Hzに対応している。

13.4型のコンパクトなサイズながら最新の第12世代 インテル Coreプロセッサー(Core i5-12500H / Core i7-12700H / Core i9-12900H)を搭載。また、上位3モデルにはNVIDIA GeForce RTX 30シリーズ Laptop GPUが搭載されており、通常のゲーミングノートパソコンと同様に快適にゲームを楽しめるとしている。
通常のゲーミングノートパソコンでは、GPUからの画面出力を一旦CPUに内蔵しているグラフィックス機能を経由してからディスプレイに出力する。一方、GZ301ZA-I5UMA以外の「ROG Flow Z13 GZ301」に搭載されているMUXスイッチは、これを直接GPUからディスプレイに出力できるようにすることで、CPUを経由する時間を省略可能。これにより、ゲームのパフォーマンスを大幅に向上できる。

CPUには驚異的な熱伝導率を持つ液体金属グリスを使用し、熱移動部にはCPUとGPUだけでなく電源回路の熱もまとめて処理できる大型のベイパーチャンバーを搭載(GZ301ZA-I5UMAはヒートパイプを搭載)。放熱部には、総面積33,104平方ミリメートルもの放熱面積を持つ0.15mm厚の放熱フィンが搭載されている。
放熱フィンの熱は、大風量と静音性を両立した独自のArc Flow Fansで強力に外部へ排出可能。低温時には自動でファンを停止する機能も搭載しているので、低負荷時などには無音での動作する。
キーボードは脱着できるスリムで軽量なRGBイルミネートキーボードで、全キーの同時認識を行えるNキーロールオーバーに対応。また、スリムでありながら1.5mmのキーストロークを確保してあるので操作性も抜群。各キーはバックライトLEDで光るので、暗い場所でも問題なくキーを確認できる。
価格と発売日
「ROG Flow Z13 GZ301」の4モデルのうち、フルHDディスプレイを搭載した3モデルは本日2月17日から発売済み。4K 60Hzディスプレイ搭載モデルのみ本日から予約受付が開始され、2月21日に発売される予定だ。
型番 | メモリ / ストレージ | プロセッサー | 価格(税込) |
---|---|---|---|
GZ301ZA-I5UMA | 16GB / 512GB | Core i5-12500H | 199,800円 |
GZ301ZC-I7R3050 | 16GB / 512GB | Core i7-12700H | 239,800円 |
GZ301ZE-I9R3050TE | 16GB / 512GB | Core i9-12900H | 254,800円 |
GZ301ZE-I9R3050TE4K | 16GB / 1TB | Core i9-12900H | 269,800円 |
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