Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」は、これまで何度もその存在が噂されてきたが、未だに発表には至っていない。
しかし、近日中に何らかの進展がありそうだ。「Pixel Watch」が、米国のとあるキャリアの在庫データベースに登録されたとAndroid Policeが報じている。
Pixel Watchが米キャリアのデータベースに登録

Android Policeによると、米国キャリアの在庫データベースに「Pixel Watch」が登録されているとのこと。カラーバリエーションも判明しており、少なくともグレー・ブラック・ゴールドの3色が準備されているようだ。
「Pixel Watch」は、円形ディスプレイを採用したスマートウォッチになると予想されている。ヘルスケア系の機能に強いFitBitを買収済みのGoogleは、「Pixel Watch」にも同社の技術を取り込んだ独自の機能を搭載するとも言われている。
また、搭載されるOSも注目のポイントだ。従来Googleが開発してきたWear OSは、現在サムスンのTizen OSを統合しWear OS 3として生まれ変わった。現在同OSを採用しているメジャーなスマートウォッチは、サムスンのGalaxy Watch4シリーズくらい。
しかし、Galaxy Watch4にはOne UI Watchと呼ばれるサムスンによってチューニングされたソフトウェアが採用されているため、素の状態に近い新Wear OSも「Pixel Watch」に期待したいポイントだ。
なお、Android Policeによるとデータベース上で確認できる「Pixel Watch」のストレージは、32GBとのこと。スマートウォッチのストレージとしては非常に大きく、ライバルとなり得るApple Watchに匹敵する。
また、データベースにはPixel 6aも登録されている様子。2つのデバイスが近いタイミングで登録されたことから、発表および発売もほぼ同時なのではないかと予想されている。Pixel 6aはGoogle I/Oが開催される2022年5月の発表が噂されているため、「Pixel Watch」も5月に発表される可能性がある。
コメント