Amazonでイヤホンやヘッドホンを販売しているJayfiさんから、カナル型イヤホン「JEB-101」をレビュー用に提供して頂いたので紹介します。
JEB-101開封レビュー
イヤホンが垂れ下がったデザインのパッケージ。
内容物は、JEB-101、ユーザーマニュアル、イヤーピース×2、クリップ、専用ポーチです。イヤーピースはS・M・Lの3つが揃うのでありがたいです。前回JA40をレビューしたときと同様ですが、付属品は充実していますね。
マニュアルは前回同様日本語対応。中華フォントですが日本語は理解できるレベルで、比較的親切に書かれています。おなじみのエージングについての記載も確認できます。
JEB-101のハウジング部分は光沢のある金属製で、見た目は非常にかっこいいです。
付け根の太くなっている部分に小さく左右を表すLRの文字が入っていますが、ご覧の通り非常に見にくいのが気になりました。
音質は低音寄りのバランス型
Jayfiさんから送られてきた製品資料によるとJEB-101は低音重視しつつも原音に忠実の音質とのこと。実際に数日間聴いてみたところ、低音をダイナミックにドンドンと鳴らすというよりは柔らかめに響くといった印象でした。「原音に忠実」にしたチューニングのためか中音・高音についても際立った特徴はなく割と素直に聞こえてくるように感じます。全体的にバランスがよく、低音の程よい強さが良い土台になって芯のある心地よい音だと思います。ただし、JA40でもそうでしたが若干ボーカルが遠めに聞こえるような印象も受けました。Jayfiのイヤホンの特徴というか癖なのかもしれません。
JA40と比べてみて
Jayfiさんのイヤホンでは以前JA40を紹介しました。
ガンガンと低音を響かせるタイプの低音好きの人にピッタリな音質で、JEB-101の方が無難な音と言えます。
このJA40を使っていて不満に感じていたリモコンにボタンが1つしか無いために音量調整ができないという点については残念ながら今作JEB-101でも同様でした。ボタンを1回押すことで、再生、停止、電話応答、電話を切るの操作が、2回押しで早送り、3回押しで巻き戻しという操作についてはどちらも共通。次はぜひ音量調節に対応してほしいところです。
逆にJEB-101で改善された点はコードの太さと形状です。
左がJEB-101、右がJA40です。ストレート型だったプラグがY字になったことでノートPCなど真横からのイヤホン接続がかなり楽になりました。また、コード自体が太くなったことで断線の心配が少し減り、絡まりにくくなっていたのもうれしいポイント。
使い勝手や品質も着々と良くなっていくのが感じられ、こういったレビューやユーザーの意見にもしっかりと耳を傾けてくれているような気がします。中華系のアクセサリーメーカーは数多くありますが、その中でも信頼できるように感じます。
JEB-101の現在の価格は3,299円。価格の割に見た目もかっこよく無難で聞きやすいイヤホンですので、低価格のイヤホンを検討中の方は試してみてはいかがでしょうか。
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