Apple Watchの発売からもうすぐ1年。スマートフォンとの連携が可能ないわゆるスマートウォッチは2013年ごろから続々と登場しており、Appleにしては珍しく?少し遅れて市場への参入という形になりました。そのこともあってかスマートウォッチに関しては日本でもApple一強という状態にはならずAndroid勢も健闘しています。個人的にも何か一つスマートウォッチを持ってみたいと考えていて、購入にこそ至っていませんがいくつか候補を絞ったのでまとめてみたいと思います。
買うなら絶対Android Wear!
まず個人的にこれは絶対だと思っています。理由は単純で、Apple Watchはiphoneとの連携のみを考えて作られていてAndroid端末とのペアリングはできませんが、Android Wearはiphoneとの連携にも対応しているからです。今後絶対にiphoneしか使わないという生粋のApple信者なら話は別ですが、そうでないならAndroid Wearの方が柔軟な使い方が出来ると思います。そしてApple Watch以外で色々と調べているうちに、機能や見た目などから最終的に残った候補は、Zenwatch2(ASUS),Moto360 2nd gen(Motorola) ,GearS2(Samsung) ,HuaweiWatch(Huawei) の4つでした。
スペック比較
これら4つのスペックをまとめてみるとこんな感じになります。モデルが複数ある場合もあるのでもしかしたら全てこの表通りではないかもしれません。
製品名 | ZenWatch 2 WI501Q (49mmモデル) | Moto360 2nd gen | Gear S2 Classic | Huawei Watch |
OS | Android Wear | Android Wear | Tizen | Android Wear |
CPU | Snapdragon 400 (1.2GHz) | Snapdragon 400 (1.2GHz) | 1GHzデュアルコアCPU(Exynos 3250) | Snapdragon 400 (1.2GHz) |
ストレージ | 4GB | 4GB | 4GB | 4GB |
メモリ | 512MB | 512MB | 512MB | 512MB |
バッテリー容量 | 400mAh | 400mAh | 250mAh | 300mAh |
センサー | 6軸センサ (加速度センサー・ジャイロセンサー) | 9 軸センサー (ジャイロ、加速度、コンパス) | 加速度センサー ジャイロセンサー 気圧計 心拍数モニター 周囲光センサー | 6軸センサー(ジャイロスコープ・ 加速度センサー) 心拍数センサー 気圧計 振動モーター |
この基本スペックとネットでの評判などを踏まえて、それぞれについて簡単に考察してみました。
ZenWatch2
ASUSのZenシリーズを複数持っている私にとっては真っ先に挙げられる選択肢がこれでした。
初代と比較してバッテリーも向上し1日は確実に持つと言われていますし、ベルトも市販の時計用のベルトが使えたりととても便利そうでした。しかし、これと言ってZenWatch2が良いという理由が見当たらないのも事実かなと思います。その分無難ではあるんですけどね。また、ディスプレイの下部分のスペースがやけに広いのが個人的に気になりました。黒の盤面を表示させていれば気にならないかもしれませんが、他の色だとちょっと目立つと思います。必要なスペースなのか、ASUS特有のスピン加工のためのスペースなのかわかりませんがもう少しこのスペースがどうにかなったらなぁと思います。あと、ガンメタルがかっこいいと思うのですが、日本だとちょっと割高ですね。
Moto360 2nd gen
お洒落な外観で初代が人気だったMoto360の最新版です。日本での発売がずっとあやふやになっていることでも有名です。これの特徴は何といっても丸形の文字盤でシンプルなことでしょう。初代を実際につけたことがありますが、一瞬普通の腕時計に見えてしまいます。機能的にもこれといった癖は無く扱いやすいと思います。また充電についてもよく考えられていて、無接点充電に対応し充電中はまるで小さい置時計のように使えます。一つ気になる点はディスプレイの下部分に小さく黒い帯のようなものが見えることです。初代からこの「画面欠け」についてよく話題になっていましたが、2ndでは無くなってこそいませんが小さくはなったようです。
Gear S2 Classic
今回の4つの中で一番癖があるのがこのGear S2 Classicです。特徴的なのはその操作方法で、普通のタッチ操作に加えて、側面にある二つのボタンとベゼルを回転させることで操作ができます。このベゼルを回転させての操作が非常に快適で、それだけでこれを買いたくなるほどです。またスマートウォッチには珍しく、メールやLINEを音声や定型文だけでなく文字入力をして送ることができます。さすがにディスプレイが小さいのでやりにくいですが、面白い特徴だと思います。しかしこれらの特徴的な機能のためか、OSは独自のTizenというOSを積んでいます。以前はgalaxyのみでしたが、このS2は一応Android端末には対応してるので通知を受け取るなどの基本的な機能は使えます。が、Android Wearのアプリが全く使えないのは痛いです。一応独自のアプリストアはありますが、当然アプリの数は少ないのでgalaxyユーザー以外は安易に手を出さない方がいいかもしれません。
Huawei Watch
Huawei Watchもまたかなりデザインに力を入れているスマートウォッチだと思います。とても高級感のある見た目で、ファッション性は4つの中で一番高いと思います。できるだけネジ穴などが見えないように設計されたホールレスデザインで、音声を拾うマイクですら腕につけてしまえば見えなくなります。スマートウォッチのガジェット感が嫌だったという人には一番おすすめできますね。しかし機能についてはこれと言って目新しいものは無いように思えます。
まとめ
以上が超個人的なスマートウォッチのまとめです。どれを買うかはまだ決められませんがOSを考えるとGear S2はなさそうですね。あの回転ベゼルはホントに素晴らしいのですが・・・。あとは機能的にはほぼ横並びなので、現状毎日充電しなきゃいけないとなると、充電台が使いやすいMoto360 2nd genになりますかね。
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