日本においても大きな話題となった7インチサイズのUMPC「GPD Pocket」ですが、後継機種にあたるGPD Pocket 2がついにindiegogoにてクラウドファンディング開始となります。
GPD Pocket 2とは
GPD Pocket 2はポケットにも入る7インチサイズのWindows10搭載ノートPC。初代GPD Pocketと比べるとパッと見の外観はほぼ同じですが、変更点は多数あります。
まず1つはCPUがパワーアップしている点。初代GPD PocketはAtomシリーズの上位モデルAtom Z8750でしたがGPD Pocket 2はCore M3-7Y30へパワーアップしており、ついにCoreシリーズを搭載です。Core M3というとSurfaceやMacBookにも搭載されているCPUであり、ライトな使い方にはなりますが画像・動画編集も視野に入るパワーを備えており個人的にモバイルマシンとしては実にスタンダードな選択だと思っています。
もう1つ触れておかなければならない変更点はポインティング・スティックの廃止。サイズの制約がある以上実用的なキーボードを配置してしまうとタッチパッドのスペースが確保できず、初代GPD PocketではThinkPadでおなじみのポインティング・スティックを搭載していましたがGPD Pocket 2ではこれを廃止。当初はタッチ操作ができることを理由に代替となるポインティングデバイスの搭載をしない方向だったものの、予想以上のユーザーの声に応える形で急遽光学式のポインティングデバイスを搭載することになりました。
delキーの上に配置されているのが光学式のポインティングデバイスで、ここにタッチパッドのよう触れることでカーソルの操作が可能に。また、同じ並びの左端2つのボタンはそれぞれ右・左クリックとなっており、両手でGPD Pocket 2を持った時に左右それぞれの親指でカーソル操作とクリックができるようになっています。後から急遽搭載されたことで過去にスティックがあった場所にはスペースがなくこの位置に収まったとのことですが、実際の使い心地が気になるところですね。
GPD Pocket 2は4GB/128GBと8GB/128GBの2モデル用意されています。それぞれの出資価格は以下の通り。
- 8GB/128GB $599(1000台限定)
- 4GB/128GB $529(200台限定)
限定台数が終了した場合は、
- 8GB/128GB $639
- 4GB/128GB $569
となります。初代からの注目度を見るに限定分は瞬殺されそうな気がします。出資開始は日本時間で7/30の11:00からで、社会人が限定分の争奪戦に参加するのは難しい時間帯なのが悲しところ。出資は以下からどうぞ。