先日発売されたBlackBerry Key2の廉価モデルに当たるとされているBlackBerry Key2 LEの実機画像と一部スペックがリークされていました。
Keyoneぽいキーボード。タッチパッド機能は非搭載
今回Android Policeにて公開されたBlackBerry Key2 LEの画像がこちら。KeyoneからKey2への改善点としてキーボードの幅が広くなり大型化したことが挙げられますが、そこだけ見るとこのKey2 LEは幅が狭く比較的Keyoneに近い仕様に思えます。また、Keyone、Key2に引き続きスペースキーには指紋センサーらしきものも確認できます。
Android Policeはさらに、Keyone、Key2共に搭載されてきたキーボード上に指を滑らせることでスクロールや文字入力中のカーソル移動ができたTouch-Enabledシステムが、このKey2 LEでは廃止されていると伝えています。小さなことのように思えますが、Touch-Enabledシステムが無いとなると常にキーボードと画面を指が行ったり来たりするようになるため不便であることは明らか。特に日本語入力に限って言えば、文節を指定しなおしたいという場合にも小さな入力スペースをタップしなければならず、BlackBerry特有の物理キーボードが備わっていることの優位性が相当に損なわれるのではないのかと考えられます。日本ユーザーでなくともこれまでTouch-Enabledシステムを当たり前のように使ってきたユーザー全てを試すことになる思い切った決断であることは間違いないでしょう。
その他リークされているスペックは以下の通り。
- SoC: Snapdragon 636
- メモリ: 4GB
- ストレージ: 32/64GB
- ディスプレイ: 4.5-inch 1080 x 1620 LCD
- バッテリー: 3,000mAh
- カメラ: 13 + 5MP
- サイズ: 150.25 x 71.8 x 8.35 mm, 156g
プロセッサ、メモリ、カメラなどはいい感じにスペックダウンされており、廉価モデルではありますが十分実用的なスペックを備えています。だからこそBlackBerryの要であるキーボードの機能はできるだけ削らずに、このスペックを実現してほしかったものです。
当然ながらこの情報は確定ではなくあくまでもリークであり噂程度のもの。実際に発表されるKey2 LEではどうなるのか、とりわけTouch-Enabledシステムの有無には注目したいですね。
※8/25追記
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