先日サムスンが今後はミドルレンジに注力していくとの発言を残したことが各種メディアに取り上げられ話題になっていました。今の若者の世代は高性能なフラッグシップよりも、手を出しやすい価格のそこそこなスペックのスマートフォンを好む傾向にある、との判断のようです。そしてこの度、サムスンが中国市場向けにそのミドルレンジとなる新しいGalaxyシリーズを投入するとの噂が浮上しています。
Galaxy PとGalaxy R。ディスプレイ内センサーを搭載か?
サムスンはGalaxy PとGalaxy Rと呼ばれる2つの新たなGalaxyシリーズを投入し、そのうちGalaxy Pはミドルレンジに属するモデルになるとのことです。正確なところは不明ですが、Galaxy PはExynosプロセッサを搭載し、3GB~4GBのメモリを搭載する可能性が高いとのこと。Galaxy P、Galaxy Rの両シリーズともデュアルカメラを備え、ディスプレイにはノッチは存在しない可能性が高いようです。
また、Galaxy Pシリーズの最初のモデルは順当にGalaxy P1と呼ばれ、このP1にはディスプレイ内蔵型の指紋センサーが搭載される可能性があるようです。以前、Galaxy S10にディスプレイ内蔵指紋センサーが搭載されるとの情報をお伝えしましたが、Galaxy S10シリーズの発表は2019年の始め頃の予定。一方Galaxy PとGalaxy Rは来月10月にも発表される予定だとされており、もしそうであればGalaxy初のディスプレイ内蔵型の指紋センサー搭載はフラッグシップのS10ではなく中国市場向けのミドルレンジ機になります。
今のところこのGalaxy P、Galaxy Rに関する情報は推測の域を出ない噂程度のもので、既存のシリーズと一部情報が混在している可能性も大いにありますが、サムスンによるミドルレンジに力を入れるとの発言が取り上げられたタイミングでの情報だけに注目しておいて損はなさそうです。もし本当にディスプレイ内蔵型の指紋センサーがGalaxy S10ではなく先にミドルレンジの新シリーズに搭載されるのであれば、確かにサムスンのその価格帯に対する姿勢の変化がハッキリと感じられるポイントとなりますし、今後のラインナップや新機能を予想する上で重要な要素になり得ます。折り畳みスマートフォンの発表もすぐそこまで迫っているようですが、サムスンの方針転換はどういう結果を生むのでしょうか。続報に期待です。
(via PhoneArena)
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