Huawei、今後のフラッグシップにてクアッドレンズカメラと光学10倍ズームを採用か

スマートフォンの出荷台数でAppleを抜き、トップのサムスンを捉えたHuawei。今年はフラッグシップモデルP20 Proによってトリプルレンズカメラ、トワイライトカラーといった流行を生み出し、業界における存在感をより一層増していると言えます。

そのHuaweiが今後についてどういったビジョンを持っているのか、ドイツのテック系メディアAndroidPITにてインタビューが公開されています。

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クアッドレンズカメラ&光学10倍ズーム

ダブルレンズ、トリプルレンズといった複数のカメラをスマートフォンに採用することについて、Huaweiは常に先を行っていました。クアッドカメラについてはサムスンのGalaxy A9に先を越される形になりましたが、もちろんHuaweiにもこの構想はあるとのことで、来年にもクアッドレンズカメラを採用したスマートフォンを発表することを示唆しています。さらに、現在のHuawei端末ではメインの広角レンズに対して約光学3倍となる画角の望遠レンズを採用し、劣化を最小限に抑えたハイブリッドズームによって5倍までの実用的なズームを提供しています。そのためズーム性能に関しては他社を大きく引き離していると思いますが、インタビューに答えていたWalter Ji氏はまだ不十分だとコメント。光学10倍ズームも視野に入れて研究開発しているとのことで、来年のクアッドレンズカメラ搭載機にはP20 Pro並の大きな衝撃が予想されます。

また、このインタビューではHuaweiのコストパフォーマンスを重視したエントリー~ミドルクラスの端末についての考え方にも軽く触れられています。このインタビューはドイツのメディアとの間で行われたもので、主にヨーロッパ市場に対する戦略にはなりますが、Huaweiは「エントリークラスでは優れたユーザーエクスペリエンスを保証することはできない」ときっぱり言い切り、ハイエンドモデルにこだわる姿勢を見せています。素に近いAndroid OSを搭載したAndroid Oneついてもあまり良い評価は得られていなかったようで、Huawei独自のEMUIについて自信を覗かせているようでした。

日本においては今でこそHuaweiのフラッグシップがキャリアで取り扱われるようになりましたが“Huawei = 格安スマホ”なイメージを持つ人が多いかと思います。日本市場ではフラッグシップモデルであっても驚くくらいの低価格で勝負を仕掛け、一気に市場をさらっていき知名度を上げるという戦略で見事に成功したものの、そのためすっかり低価格のイメージがついてしまったのも事実。そこでハイエンドモデルを売るためにキャリアという販路を手にしたわけですが、これがうまくいくかどうかはまだまだこれから、といったところでしょうか。

このインタビューでは、今後のフラッグシップモデルについてクアッドレンズカメラと光学10倍ズームという具体的な数字が既にHuawei側から出てきていることは非常に興味深いポイント。どちらも将来的なビジョンのため確定した仕様ではありませんが、Huaweiのもたらす技術革新からは目が離せそうにありません。

(via PhoneArena )