「Androidの父」として有名なアンディ・ルービン氏が設立したEssential Productsによって開発され話題になったEssential Phone。iPhoneよりも先にディスプレイの切り欠き(ノッチ)を採用した先進的な見た目が注目を集めたほか、日本向けの発送に対応した2018年4月時点ではPixelシリーズが国内販売されていなかった関係上、ピュアAndroid搭載機で開発者がAndroidのベータ版や最新版を自由に扱う唯一の選択肢としても貴重な存在でした。
今回Essential Productsは9to5Google経由で、Essential Phoneの製造中止を発表しています。
既に次期モデル開発に着手
Essential Phoneは既にEssentialの公式サイトでは全モデルが在庫無しの状態。国内外含め現在の在庫限りで販売が終了になるとのこととなので、日本では楽天モバイルIIJmioとが取り扱っていましたが、近いうちに販売終了になると思われます。
開発の中止は発表されましたが、同時に周辺機器の販売、ソフトウェアアップデート、カスタマーサポート等は継続されることもアナウンスされており、既存ユーザーもしばらくの間は使い続けることができそうです。
また、詳細は不明ですが、Essential Productsは既に次の新製品の開発に着手していることも発表。それがどういった形のデバイスで、スマートフォンであるのかどうかすら明らかにはされていないようですが、Essential Phoneだけの1発で終わることにはならない様子。先行き不透明ではありますが、今後の動向に注目です。
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