中国CHUWIが手がけるAndroidタブレットHi9 Pro / Hi9 Plusが、クラウドファンディングサイトMakuakeにて出資を募っています。
CHUWI Hi9 Pro / Hi9 Plus
Hi9 Pro / Hi9 Plusのスペックは以下の通り。
Hi9 Pro | Hi9 Plus | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 | Android 8.0 |
SoC | Helio X23 | Helio X27 |
ディスプレイ | 8.4インチ 2,500×1,600 | 10.8インチ 2,500×1,600 |
メモリ | 3GB | 4GB |
ストレージ | 32GB | 64GB |
バッテリー | 5,000mAh | 7,000mAh |
カメラ | 前面:5MP 背面:8MP | 前面:8MP 背面:8MP |
その他 | 専用キーボード、スタイラスペン非対応 | 専用キーボード、スタイラスペン対応 |
ややわかりにくいネーミングではありますが、Hi9 ProではなくHi9 Plusの方が上位モデルであることに注意。スペックに関しては正直なところ特筆すべき点がなく、良くも悪くも無難な印象。ここが良い!というポイントがない代わりに明らかなマイナスポイントも持たない実にコメントしにくい端末です。
しかしASUSがタブレット市場から実質の撤退状態である現在、こういった何の変哲もないAndroidタブレットを安定して日本市場に供給しているメーカーはHuaweiくらいで、そういった意味では貴重な存在と言えるかもしれません。
ちなみに上位モデルのHi9 Plusのみ専用のキーボードと1,024段階の筆圧検知が可能なスタイラスペンに対応。Hi9 Plusの側面にはこのキーボードと接続するための専用のコネクタが設けられています。
Hi9 Pro / Hi9 Plusは共にデュアルSIMデュアルスタンバイに対応。Wi-Fi無しでも通信が可能なため外出先でのちょっとした作業や車載用途にも適しているでしょう。ちなみにMakuakeのキャンペーンページからは技適に関する記述は見当たりませんでした。Makuakeでは”日本特別仕様”であることを堂々と宣言しているため、さすがに技適無し、なんてことはないと願いたいですね。
Makuakeでは既に目標金額を達成しており、リターンは確定。Hi9 Pro×1台のみの場合は19,000円、Hi9 Plus×1台では27,000円で出資できるため、コスト面でのハードルは非常に低め。Hi9 Plusとシリコンケース、キーボード、スタイラスペンがセットになったAll In セットでも31,000円なので、どうせ出資するのであれば全てまとめてゲットしてしまった方がお得かと思います。
日本ではもはや全く盛り上がる気配が見られないAndroidタブレットですが、中国ではわりと安定して新モデルが出ている印象です。Hi9 Pro / Hi9 Plusのように少しでも外から入ってくることで、日本でももう1度Nexus 7のようなブームを見てみたいですね。
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