Amazonは8月1日、世界中の「Dashボタン」を8月31日をもって機能停止させることを発表しました。
Dashボタンとは各商品ごとに用意された小型の物理ボタンが付いたデバイスで、そのボタンをワンプッシュすることで該当の商品が注文できるというもの。Amazonは2019年2月時点でこのDashボタンの販売を終了していました。販売が終了したDashボタンもこれまでは利用することができたものの、当然ながら販売終了にともない利用率が大幅に鈍化。そのままサービス終了に踏み切った形になります。
Amazonは物理的なDashボタンの販売と並行してAmazonサイト上で利用できる上記画像のような仮想的なDashボタン「バーチャルダッシュ」を提供していましたが、そちらは8月31日以降も引き続き利用可能。
そもそも「バーチャルダッシュ」が提供された時点で物理的なDashボタンはそこまで必要ないのでは?との意見も多く、現在ではAlexaを利用した音声による買い物も可能。さらにDashボタンは定期的に購入が必要な日用品がメインのターゲットとなっていましたが、そういった商品は定期おトク便を利用することでより安く、ボタンを押す必要すらなく購入できてしまうのでDashボタンの必要性も薄れてきていました。
筆者もDashボタンは所有していましたが、結局使ったのは最初の1回のみであとはずっとバーチャルダッシュを利用していました。Dashボタン終了による影響は特にないのではないかと思います。
(source cnet)
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