【解説】Galaxy Watch5 / Watch4のECG(心電図)と血圧測定を有効にする方法 | プラスガジェット
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【解説】Galaxy Watch6 / 5 / 4のECG(心電図)と血圧測定を有効にする方法

追記(2023/9/4)

Galaxy Watch6 Classicでも本記事の方法で血圧・ECG(心電図)の有効化に成功しました。本記事は元々Galaxy Watch4向けでしたが、Galaxy Watch6やGalaxy Watch5向けにも流用できるので一部の内容や表現をアップデートしています。

2023年に登場したGalaxy Watch6 ClassicとGalaxy Watch6、その前のモデルであるGalaxy Watch5シリーズとGalaxy Watch4シリーズには、血圧測定やECG(心電図)の機能が搭載されている。

このページにたどり着いている方はご存じだと思うが、血圧とECG両方の機能が正式に開放されているのは、韓国などの一部地域のみ。日本を含めたその他の地域では、片方または両方の機能が利用できない。

しかし、どのリージョンのGalaxy Watch6 / Watch5 / Watch4にも、ハードウェアとしての血圧・ECG(心電図)測定の機能自体は搭載されているため、強引に有効化させる方法は存在する。本記事では、その手順を紹介しよう。

なお、筆者は米国版のGalaxy Watch6 Classicと国内正規品のGalaxy Watch5 Pro、米国版のGalaxy Watch4 Classicで両機能の有効化に成功している。本記事の手順であれば、Wear OS搭載のGalaxy Watchであればどのモデルでも血圧・ECG(心電図)を利用できるようになるはずだ。

旧モデルの方はこちら

本記事は、Galaxy Watch6シリーズやGalaxy Watchシリーズ、Galaxy Watch4シリーズのユーザー向けです。Galaxy Watch3 / Active2ユーザーの方は、以下の記事をチェックしてみてください。

Galaxy Watch3 / Active2でECG(心電図)や血圧測定を利用する方法【日本でもOK】

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準備と必要なアイテム

血圧と心電図の測定に必要なアイテム

必要なものは、血圧やECG(心電図)を有効にしたいGalaxy Watch6(Classic含む)あるいはGalaxy Watch5(Pro含む)、Galaxy Watch4とペアリングしているGalaxyスマートフォン。筆者はGalaxyスマートフォンでしか試していないため、他社製スマホで可能かどうかは不明だ(試した方がいればせひコメントに結果を・・・!)。

本記事で紹介する手順にPCは不要。「スマートフォンのためのデバイスであるスマートウォッチ」のために、いちいちPCを立ち上げるのはナンセンスという筆者の無駄なこだわりのためにPCを使用していないが、USBデバッグ等に慣れている方であればPCを使った方がスムーズかもしれない。

ちなみに、血圧測定機能を正しく試してみたい場合は、キャリブレーションのために別途通常の血圧計が必要となる。機能を有効にして遊びたいだけであれば、特に用意する必要はないだろう。

注意点

本記事で紹介する方法は、本来意図されていない手段を用いて有効化されていない機能を動作させるので、当然ながら推奨はできない。

完全に自己責任で行うことになるため、上手くできなかった・万が一トラブルが起きたといった場合に、人を頼ってはいけないし当サイトは一切の責任を負わない

時折り、「できないんですけど何でですか?」「本当にこれであってますか?」といったDM・お問い合わせメールなどが届くが、厳しい言い方をするとそこで真っ先に質問してしまう方は試してはいけないと思うので自力で頑張ってほしい。

※本記事で使用したGalaxy Watch4 Classicは米国版、Galaxy Watch5 Proは国内版、Galaxy Watch6 Classicは米国版なので、別の国のモデルでは挙動が異なる可能性があります

Galaxy Watch6 / 5 / 4で血圧とECG(心電図)を有効にする方法

ここからがやっと本題。

Galaxy Watch6 / Watch5 / Watch4で血圧とECG(心電図)を有効にする手順を簡単にまとめると、Galaxy Watchとスマートフォンの両方にSamsung Health Monitorをインストールするだけ

Galaxy Watch3の場合は、リージョンによってはスマートフォン側にアプリをインストールするだけでよかったのに対して、Galaxy Watch5やGalaxy Watch4では現状スマートフォンとGalaxy Watchの両方にアプリのインストールが必須となっている

注意点(一部コメントから引用)

スマホ向けがファイル名が「PHONE」で始まり拡張子がAPKのファイル
時計向けがファイル名が「WATCH」で始まり拡張子がAPKのファイル

筆者がGalaxy S23 UltraとGalaxy Watch6 Classicにインストールしたファイルはそれぞれ

  • A9.Phone.WearOS.SHM.MOD.1.2.1.009.dante63.apk
  • Watch.SHM.MOD.1.2.1.009.dante63.apk

です。

スマートフォンにSamsung Health Monitorをインストール

Samsung Health Monitor

Samsung Health Monitorは、当然日本からは正規の手段でインストールできない。自身で適したapkファイルを探してきて、インストールする必要がある。

スマートフォン向けSamsung Health Monitorアプリのapkファイルを配布しているページを以下に挙げるので、参考にしてみてほしい。

リンク先の赤枠で囲った場所をタップすると、スマホ向け・Watch向け両方のSamsung Health Monitorアプリが格納されている。

apkファイルのインストール方法については、今更だと思うので割愛。あらかじめ、使用するブラウザの「提供元不明のアプリのインストール」を許可しておくことを忘れないように。

Galaxy Watch6 / Watch5 / 4にSamsung Health Monitorをインストール

Galaxy Watch4 ClassicにインストールしたSamsung Health Monitor

続いては、Galaxy Watch6 / Watch5 / 4にウォッチ用のSamsung Health Monitorをインストールする。

apkファイルはスマートフォン向けと同じ場所で配布されているので、再度チェックして取り合えずスマートフォンにダウンロードしておこう。

肝心のインストール方法について、もし「スマートウォッチにapkファイルをインストールする」と聞きすぐに方法が思い浮かぶのであれば以下の手順は読み飛ばしてOK。

「インストール」と「ダウンロード」の違いに注意。

ここでの目的はGalaxy Watch5 / Watch4にapkファイルをインストールすることなので、スマートフォンに一旦「ダウンロード」しておいたapkファイルを以下の手順でGalaxy Watch5 / Watch4に「インストール」する。

「インストール」と「ダウンロード」を混同すると上手くいかない(詳細はコメント欄参照)ので注意。間違ってスマートフォンにWatch向けのアプリをインストールし、「起動できない」と質問してくる方が非常に多いのでよく確認してから実行を(質問は対応しきれないので勘弁して…)

方法がわからない方向けに、PCを使わない手順を解説する。まずは「Bugjaeger Mobile ADB – Develop & Debug via USB OTG」というアプリをインストールして起動しておこう。

続いて、Galaxy Watch5 / Watch4とスマートフォンを「Bugjaeger」を使用して接続するための設定を行う。

開発者モード有効化からデバッグ有効化までの手順

まずはGalaxy Watch5 / Watch4の設定からBluetoothをオフにする。その後、設定 ⇒ 時計について ⇒ ソフトウェアと進み、ソフトウェアバージョンを連打すると、開発者オプションが有効化される。

設定画面から開発者向けオプションに進み、[ADBデバッグ]と[ワイヤレスでデバッグ]を有効化する。

[新しいデバイスをペアリング]をタップし、「IPアドレスとポート」と「Wi-Fiペア設定コード」が表示されていればOKだ。

Bugjaegerの使い方

続いてスマートフォン側の操作。先ほどインストールした「Bugjaeger」を起動後、右上のコンセントのようなアイコンをタップして[PAIR]をタップする。

先ほどGalaxy Watch6 / Watch5の[ワイヤレスでデバッグ]の画面で確認した「IPアドレスとポート」と「Wi-Fiペア設定コード」を入力し、CONNECTをタップすると、スマートフォンとGalaxy Watch6 / Watch5がWi-Fi経由で接続される。

その後、コンセントアイコンの1段下の列から「↑」のアイコンのタブを選択し、右上の「+」アイコンをタップ。「Select APK file」を選択してOKをタップして、先ほどダウンロードしておいたウォッチ用のSamsung Health Monitorを選択すると、Galaxy Watch6 / Watch5に同アプリがインストールされる。

以上でアプリのインストールが完了。Galaxy Watch6 / Watch5の開発者向けオプションから、[ADBデバッグ]と[ワイヤレスでデバッグ]を無効にしておくことを忘れないように。

Galaxy Watch6 / 5 / 4の血圧・ECG計測で遊んでみよう

再度Galaxy Watch6 / Watch5とスマートフォンをペアリングし、スマートフォン側のSamsung Health Monitorを起動すると、上記画像のように血圧測定(Blood pressure)とECGの項目が表示されているはずだ(バージョンによってUIは若干異なる)。

また、Galaxy Watch6 / Watch5側にも血圧測定とECGのタイルが追加されているので、いつでも測定を開始できる。

ちなみに、海外版のGalaxy Watch4には元々Samsung Health Monitorがインストールされており、本記事の作業を行うともう1つ同じアプリがインストールされる形となる。あとからインストールしたアプリは「リージョンに関わらず使えるように手を加えられたアプリ」であり、区別のためにアイコン右上に「M」が表示されている。

Galaxy Watch6 ClassicでECG(心電図)を利用している様子
Galaxy Watch6 ClassicでECG(心電図)を利用している様子
Galaxy Watch5 Proで心電図(ECG)を計測している様子
Galaxy Watch5 ProでECG(心電図)
Galaxy Watch4 Classicで血圧測定している様子
Galaxy Watch4 Classicで血圧測定

Galaxy Watch4 Classicで血圧やECG(心電図)を測定している様子がこちら。医療機器ではないため精度に関しては参考程度だが、体組成計も組み合わせれば非常に多彩な測定が行えるようになる。

Galaxy Watch6 / Watch5 / 4で血圧とECG(心電図)を有効にする方法まとめ

以上、Galaxy Watch6 / Watch5で血圧とECG(心電図)を有効にする方法を解説した。

今後のアップデート次第でこういった手段は塞がれてしまう可能性がある。また、冒頭でも述べたが推奨された方法ではないので、実践する方はあくまでも自己責任で。

また、当サイトでは、Galaxy Watch5 Proのレビューも公開している。よければ以下からチェックしてみてほしい。

参考Galaxy Watch5 Pro レビュー。致命的な欠陥アリ

参考Galaxy Watch6 Classic レビュー。バッテリーはマイナス、総合的にはプラス

コメント

  1. 匿名 より:

    Galaxy Watch5で手順通りに行いましたができませんでした。
    こちらはwatch4と全く同じファイルをインストールで可能なのでしょうか??

    • ひがし ひがし より:

      ファイルはWatch4 / 5で共通です。
      どこかの段階で手順を間違えている、ファイルが破損しているなど理由はいくつか考えられますがこちらからは特定できません。
      一応以下ページにWatch向けapkの別バージョンがあるようです(責任は取れないのでぜひ試してとは言えません、ご了承ください)。

      https://www.gadgetzninja.com/newBlogPost-zbdYQi

      ときどき問い合わせがあるのですが、多くの場合
      ・「インストール」と「ダウンロード」を勘違いしている
      ・Watch向けをスマホに、あるいはスマホ向けをWatchにインストールしようとしている
      などが上手くいかない原因として多くあるようなので確認してみてください。

    • 匿名 より:

      スマホ向けがファイル名が「PHONE」で始まり拡張子がAPKのファイル
      時計向けがファイル名が「WATCH」で始まり拡張子がAPKのファイルです

      スマホ向けAPKでも時計にインストール出来てしまうのでここに注意が必要です
      躓いている人は多分これを間違えているのが問題かと思います

  2. 匿名 より:

    ギャラクシー以外のスマホでも(Android)出来ますか?

  3. スレタ岩魚 より:

    ありがとうございます、便利になり助かってます。
    Redmi9T 成功。
    AQUOS sense3成功。
    Phone.WearOS.SHM.MOD.1.1.3.002.dante63
    Watch.SHM.MOD.1.1.0.225.dante63
    バージョンです。それ以外は上手くいきませんでした。

    • ななしー より:

      すみません、watch用のapkファイルダウンロードできないのですがリンク切れしてますか?

  4. 匿名 より:

    ありがとうございます!Galaxy Watch6とGalaxy S22の組み合わせで、
    無事使用できました。
    もう日本では使えない、と思って残念に思っていたところだったので
    感激です。

  5. - - より:

    情報、ありがとうございます!

    Galaxy Watch 6
    OPPO Reno 5A

    と以下の apk の組み合わせでうまくいきました。

    A9.Phone.WearOS.SHM.MOD.1.2.1.009.dante63.apk
    Watch.SHM.MOD.1.2.1.009.dante63.apk

    途中、「Bugjaeger Mobile ADB – Develop & Debug via USB OTG」と Watch のペアリングがうまくいかず
    ダメかと思ったのですが、スマホと Watch を再起動したら、うまくいきました。
    再起動、大事ですね。

  6. 匿名 より:

    有益な情報ありがとうございます。

    使用機種
    Google Pixel 6a

    以前はGOOGLE Pixelでもアプリを正常にダウンロード、作動することができたのですが
    現在はWatch側のアプリがすぐに時計へインストールできないようです。

    そのため下記のYou Tubeサイトを参考にWatch SHM MOD Companionというアプリを介して
    無事作動することができました。

    https://www.youtube.com/watch?v=b2q9YlFGIVE&list=LL&index=1&t=208s
    ECG AND BP For Galaxy Watch 6 And Watch 6 Classic Install Without PC | EASY METHOD!!!
    海外のサイトですが、字幕機能で日本語で確認できます。

    SHM Mod Companion App (to be installed on phone)
    https://www.gadgetzninja.com/shm-mod-…

    • 匿名 より:

      Bugjaegerでは、watchへのapkのインストールが上手くいかなかったですが、こちらのコンパニオンアプリでペアリング、接続し、同じapkをインストールしたところ上手くいきました!

      galaxy s21 /watch6

  7. 匿名 より:

    Xiaomi 11Tproでうまくいきました!
    ありがとうございました!

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。