2020年8月にGalaxy Watch3が登場し、サムスンのスマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズは全4種類となった。
そこで生まれるのは、果たして各Galaxy Watchの性能差は一体どのくらいあるのだろうか?どのモデルを買えばいいのだろうか?という疑問。
そこで本記事では、現在発売されているGalaxy Watchシリーズ4種類、Galaxy Watch・Galaxy Watch Active・Galaxy Watch Active2・Galaxy Watch3のスペックや仕様、実機を使って分かった電池持ちや性能などを比較してみた。Galaxy Watchシリーズの購入を検討している方は、ぜひ参考にしていただきたい。
2020年販売中のGalaxy Watchシリーズ4機種
まずは2020年現在、日本で販売されているGalaxy Watchシリーズのラインナップをまとめておこう。
Galaxy Watch
初代Galaxy Watchは、2018年にGalaxy Note9と同時に発表された。先代のGear S3とは打って変わって、スマートフォンと同じGalaxyシリーズに組み込まれたことが一番のポイントだろう。
GearシリーズからGalaxy Watchへとブランドが変わったものの、Tizen OSの搭載や唯一無二の個性である回転ベゼルは引き継がれており、機能や使い勝手はほぼそのまま。最大6つまでのエクササイズを自動的に認識する機能や、ストレス測定などが新たに利用可能となった。
海外ではLTEモデルもラインナップされているが、日本で購入可能なのはWi-Fiモデルのみ。カラーバリエーションはミッドナイトブラック・ローズゴールド(共に42mm)、シルバー(46mm)の3色で展開されている。
名称 | 海外発表時期 | 日本発売日 |
---|---|---|
Galaxy Watch | 2018年8月 | 2018年10月25日 |
Galaxy Watch Active

Galaxy Watchシリーズ初のスポーツモデルとして展開されたGalaxy Watch Activeは、初代Galaxy Watchの約半年後、2019年2月に発表された。
ベゼルのないコンパクトかつシンプルなデザイン、本体のみだと約25gという超軽量設計が特徴。その代わり、Gearシリーズからのアイデンティティでもあった回転ベゼルが撤廃され(後にタッチベゼルが実装)たことも話題となった。
日本Amazonで取り扱われているカラーバリエーションはグリーン・シルバー・ブラック・ローズゴールドの4色。ただし、やや古いモデルであるためか在庫が安定していない印象だ。
名称 | 海外発表時期 | 日本発売日 |
---|---|---|
Galaxy Watch Active | 2019年2月 | 2019年5月23日 |
Galaxy Watch Active2
Galaxy Watch Activeの登場からさらに半年後、2019年8月に後継機となるGalaxy Watch Active2が発表。
後継機と言っても実質マイナーチェンジに近く、外観はGalaxy Watch Activeと比較してもほぼ同一。画面周囲を指で触れることで回転ベゼルを再現した「タッチベゼル」や、ECG(心電図)・血圧測定機能等が実装されており、個人的にはGalaxy Watch Activeはこの状態で発売されるべきだったと思っている。
ケースサイズは40mmと44mmの2パターン、カラーバリエーションは40mmがゴールド(バンド:ピンク)・シルバー・ブラックの3色、44mmがゴールド(バンド:ブラウン)・シルバー・ブラックの3色で展開されている。
レビューはこちらから。
名称 | 海外発表時期 | 日本発売日 |
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Galaxy Watch Active2 | 2019年8月 | 2019年11月22日 |
Galaxy Watch3
執筆時点におけるGalaxy Watchシリーズの最新モデルが、2020年8月に発表されたGalaxy Watch3。
2018年の初代Galaxy Watchを最後に搭載されず完全廃止の噂も立っていた物理回転ベゼルが、2年振りに搭載。Galaxy Watch Active2同様にECG(心電図)・血圧測定機能が搭載され、新たにジェスチャー操作にも対応した。
初代Galaxy Watchと比較すると付属のベルトが本革になるなど質感も向上。日本では41mmと45mmのステンレスケースモデルのほか、プレミアムモデルとなるチタンケースを採用したGalaxy Watch3も発売されている。
名称 | 海外発表時期 | 日本発売日 |
---|---|---|
Galaxy Watch3 | 2020年8月 | 2019年10月23日 |
デザインを比較
まずはGalaxy Watchシリーズの外観やデザインを比較していこう。スマートウォッチながら円形の腕時計らしいデザインを採用している同シリーズだが、個々のモデルを見ていくと意外と細かな違いがあることに気が付く。
サイズや重量で選ぶ

各Galaxy Watchのサイズや外観、デザインを比較してみよう。
初代Galaxy Watch・Galaxy Watch Active・Galaxy Watch Active2・Galaxy Watch3のサイズを比較した表が以下のとおりだ。
Galaxy Watchシリーズサイズ比較表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | Galaxy Watch3 Titan | |
ケースサイズ(大) | 46mm / 63g | 40mm / 25g | 44mm / 42g | 45mm / 53.8g | 45mm / 43g |
ケースサイズ(小) | 42mm / 49g | – | 40mm / 37g | 41mm / 48.2g | – |
Galaxy Watchシリーズは、Galaxy Watch Active以外の全てのモデルでケースサイズが異なるモデルが展開されている。細身の方や女性はケースサイズの小さいモデルを選ぶなど、自身の手や腕の大きさ・太さに合わせてピッタリなサイズを選ぶといいだろう。
男性でも、日常的に腕時計を付ける習慣がなかった人にとっては、Galaxy Watchの46mmやGalaxy Watch3の45mmはやや大きいと感じるかもしれない。Gショックのようなゴツい腕時計を使っていた経験があれば、何の抵抗もなく受け入れられるはずだ。
なお、個人的な意見として、Galaxy Watch Active2は正直なところ40mmでも44mmでもあまり大きすぎるといった印象はないので、どちらを選んでも大きな差はないと思っている。
ベゼルの有無で選ぶ

Galaxy Watchシリーズ4モデルのうち、初代Galaxy WatchとGalaxy Watch3には太いベゼルが搭載されており、Galaxy Watch ActiveとGalaxy Watch Active2にはベゼルのないスリムなディスプレイが採用されている。
クラシカルな腕時計らしいデザインが好みであれば、おそらく初代Galaxy WatchやGalaxy Watch3が、スポーティな見た目やスッキリとしたデザインが好みであればGalaxy Watch ActiveやGalaxy Watch Active2が気に入るはずだ。

また、Galaxy Watch ActiveやGalaxy Watch Active2の2モデルはほぼ同じ見た目だが、初代Galaxy WatchやGalaxy Watch3のベゼルは微妙にデザインが異なる。Galaxy Watch3のベゼルはタキメーター風のメモリが内側にしか描かれておらず、太さもややスリムになっている。
わずかな違いではあるが、写真を見て頂ければわかるように見た目の印象は結構異なってくるので、どちらが好みかしっかりと確認しておこう。ちなみに、ベゼルの材質はどちらもプラスチックだ。
シリコンストラップと革ストラップ、どちらが好み?

機種によって付属してくるストラップの種類やカラーも異なるので、選ぶポイントになるだろう。
国内で販売されているGalaxy Watchシリーズの場合、初代Galaxy WatchとGalaxy Watch Activeはシリコンストラップ、Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3はレザーストラップ、Galaxy Watch3 Titanがチタン製ストラップとなっている。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ケースサイズ | 42mm | 46mm | 40mm | 40mm | 44mm | 41mm | 45mm |
ストラップ幅 | 20mm | 22mm | 20mm | 20mm | 20mm | 20mm | 22mm |
また、全てのGalaxy Watchは、ユーザー自身の手によるストラップの交換に対応している。モデルによって対応するサイズは異なるものの、市販の腕時計用のストラップがそのまま利用できるので、ストラップの好みで選ぶというよりは、ストラップのサイズ(幅)で選ぶといいかもしれない。
Galaxy Watchのストラップ交換方法は以下の記事で詳しく解説している。興味のある方は、上記の表を参考に好みのストラップに取り換えてしまうのもいいだろう。
機能を比較
続いては、Galaxy Watchシリーズの機能面を比較してみよう。通知の確認や返信、睡眠や各種アクティビティのトラッキング、メディアコントロールといったスマートウォッチとしての基本的な機能は全Galaxy Watchで共通しているという認識で問題ない。
決して多いとは言えない機能の差だが、個人的には使い心地に与える影響は大きいと感じる。以下で細かくチェックしていこう。
通話ができるモデルは?

Galaxy Watch Active2以降のGalaxy Watchには、スピーカーが搭載されている。そのため、ペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話をスマートフォンではなくGalaxy Watchで応答し、通話可能だ。
一見不要そうな機能に見えるかもしれないが、スマートフォンが隣の部屋で充電中だったり電話の内容が短い要件であることがわかりきっている場合、または運転中のハンズフリー通話など、Galaxy Watchでの通話は意外と活躍してくれている。
通話が可能なモデルは、Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3の2機種。腕時計で通話をしている姿はどこか未来っぽさが感じられて非常にワクワクするので、ぜひ一度試してみてもらいたい。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | |
---|---|---|---|---|
スピーカー | × | × | 〇 | 〇 |
回転ベゼル

デザインの比較でも触れたが、Galaxy Watch・Galaxy Watch3には物理的な回転ベゼルが搭載されており、Galaxy Watch Active・Galaxy Watch Active2には搭載されていない。
回転ベゼルが搭載されていると何がよいのかというと、アイコンの選択や画面のスワイプといった操作が格段に楽になる。Galaxy Watchシリーズでは、スマートフォンと同じように画面をスワイプすることでウィジェットを切り替えたりスクロールしたりできるが、回転ベゼルをクルクルと回すだけで同じ動作ができるのだ。
アプリアイコンを指でタップするのも、画面が小さいスマートウォッチではストレスを感じる操作だが、回転ベゼルがあるとベゼルを回してアプリを選択し、画面中央をタップするだけで同じ操作が行える。
そのほか、タイマー系アプリの数値選択やメディアコントローラーの曲送りなど、回転ベゼルによってさまざまなアプリで直感的な操作が実現している。
ベゼルには適度なクリック感もあり、無意識にクリクリと触りたくなる心地良さ。Active・Active2には回転ベゼルをソフトウェア的に実現した「タッチベゼル」が実装されているが、さすがに物理的な回転ベゼルの操作感には及ばないと感じる。
もちろん、デザインの好みや使用頻度によっては不要だと感じる方もいるだろう。回転ベゼルの存在は、Galaxy Watchを選ぶうえでは切っても切れない存在なので、じっくりと検討してみてほしい。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | |
---|---|---|---|---|
回転ベゼル | 〇 | × | × | 〇 |
ECG(心電図)・血圧測定

Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3の2機種は、ECG(心電図)・血圧の測定機能を搭載している。そのため、もし心電図や血圧測定を利用したいのであれば、必然的にGalaxy Watch Active2とGalaxy Watch3の2択となってしまう。
ただし、法規制の関係上、残念ながら日本版のGalaxy Watch Active2とGalaxy Watch3では、正規の手段でECG(心電図)も血圧測定も利用不可。一般的な使い方であれば、比較するうえでの要素としてECG(心電図)と血圧測定は弱いかもしれない。
ただし、やや強引な手法にはなるものの、本来利用できないはずのECG(心電図)と血圧測定を使用できてしまう方法も存在する。詳しい方法は以下の記事で解説しているので、もし興味があれば合わせてチェックしてみてほしい。
参考Galaxy Watch3 / Active2でECG(心電図)や血圧測定を利用する方法【日本でもOK】
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | |
---|---|---|---|---|
ECG(心電図)・血圧測定 | × | × | 〇 | 〇 |
ジェスチャー

最新モデルであるGalaxy Watch3のみ、ジェスチャー操作に対応している点も重要なポイントだ。
手首を回転させることで着信やアラームの音を消せる操作と、着信時に手の形を「パー ⇒ グー ⇒ パー」の順に変えるとそのまま応答できる操作の2種類が利用できる。
ジェスチャー操作は、Galaxy Wearableアプリの「ラボ」内に格納されている実験的な機能であり、イマイチ精度が足りないと感じるシーンも多かったので、個人的には優先度は低い。もし試してみたい場合は、Galaxy Watch3を選択しよう。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | |
---|---|---|---|---|
ジェスチャー操作 | × | × | × | 〇 |
メモリとストレージを比較
メモリやストレージといったスペックは、最新のGalaxy Watch3のみ強化されている。
以下の表は各Galaxy Watchのメモリとストレージの比較だが、初代Galaxy WatchからGalaxy Watch Active2まではどちらも変化がなかいことがわかる。公式のスペック表に則って記載しているが、おそらく768MBと0.75GBは同じだろう。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | |
---|---|---|---|---|
メモリ | 768MB | 0.75GB | 0.75GB | 1GB |
ストレージ | 4GB | 4GB | 4GB | 8GB |
昨今のスマートウォッチは1GB以上のメモリを搭載しているモデルも多く、Galaxy Watch3の登場により同シリーズも他社に引けを取らないスペックを獲得したといえる。
初代Galaxy WatchとGalaxy Watch3の動作を比較すると、確かに初代Galaxy Watchの方はわずかに引っかかりやすく、一呼吸おいたようなレスポンスの遅さが時々見られるが、正直なところ、劇的な変化は感じられない。
スマートフォンのように複数のアプリを立ち上げたり重たいゲームをプレイするわけではなく、ましてやベンチマークスコアを競ったりもしないので、スペックシートにはあまりこだわらなくていいというのが、個人的な見解ではある。
電池持ちを比較
続いては電池持ちを比較してみよう。まず、Galaxy Watchシリーズの各モデル、各サイズに搭載されているバッテリー容量は、以下の表の通りだ。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ケースサイズ | 42mm | 46mm | 40mm | 40mm | 44mm | 41mm | 45mm |
バッテリー容量 | 472 mAh | 270 mAh | 230mAh | 247mAh | 340mAh | 247mAh | 340mAh |
スマートフォンとは違いバッテリー容量からどの程度の電池持ちなのかを推定するのは難しいかもしれないが、筆者が使ってみた限りでは、Galaxy Watch・Galaxy Watch3よりもGalaxy Watch Active2の方が半日~1日は長く使えた。Galaxy Watch Activeの電池持ちは、おそらくActive2とほとんど同じと思われる。
詳細なバッテリー残量の推移は各レビュー記事を参照してもらいたいが、Galaxy WatchとGalaxy Watch3は約1日半、Galaxy Watch Active2は2日と半日程度は充電なしで過ごせた。
どのモデルを選んだとしても、朝満充電の状態で使い始めて夕方には充電が必要になる、ということにはならないのでその点は安心していいだろう。
ただし、Galaxy WatchとGalaxy Watch3の場合、丸1日充電をしないで過ごすと翌日の朝の時点でバッテリー残量が心許なくなってしまうので、実質1日1回の充電は必要になるかもしれない。
充電器を比較

充電器についてもチェックしていこう。画像は左から順にGalaxy Watch3・Galaxy Watch Active2・初代Galaxy Watchに付属してきた充電器だ。いずれもQi互換ではあるものの出力が小さすぎるため、実質独自規格とほぼ同じ状態になってしまっている。
初代Galaxy Watchのみスタンド型だが実は充電規格も異なっており、初代Galaxy Watchの充電器ではGalaxy Watch3やGalaxy Watch Active2は充電できない。一方、Galaxy Watch Active以降の充電規格は統一されており、3機種全てで充電器を使い回し可能だ。

サムスンは2020年11月に純正のワイヤレス充電パッド「Wireless Charger Trio」を発売した。画像のようにGalaxy Watchシリーズにも対応しているが、初代Galaxy Watchのみ非対応となっている。
実際に初代Galaxy WatchをWireless Charger Trioにセットして試してみたものの、充電はできなかった。
以上を踏まえると、今後サムスンが新型の充電器やモバイルバッテリー等を発売しても、おそらく初代Galaxy Watchは対象から外されてしまう可能性が高い。そういった意味では、今初代Galaxy Watchを購入してしまうと、周辺機器の選択肢を大きく狭めてしまいそうだ。
Wireless Charger Trioについては、以下のレビュー記事で詳しく解説しているので参考までに。
関連Wireless Charger Trio レビュー。スマホ・イヤホン・Galaxy Watchシリーズを3台まとめてワイヤレス充電!
カラーバリエーションを比較
各モデルのカラーラインナップは以下の通り。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ケースサイズ | 42mm | 46mm | 40mm | 40mm | 44mm | 41mm | 45mm |
カラー | ・ブラック ・ゴールド | ・シルバー | ・ブラック ・シルバー ・ローズゴールド ・グリーン | ・シルバー ・ブラック ・ゴールド | ・ブロンズ ・シルバー | ・ブラック ・シルバー ・ブラック(チタン) |
全Galaxy Watchに共通しているカラーはブラックとシルバー。どちらも腕時計として身に着けて違和感のない、自然なデザインなので選びやすいカラーだ。モデルによっては、別途ゴールドやブロンズが用意されている。
スマートウォッチはデジタルガジェットである一方で、腕時計というファッションアイテムの側面も持ち合わせているので、機能性だけではなく好みのカラーやデザインで選んでみるのも悪くない。
価格を比較
最後に、Galaxy Watchシリーズの執筆時点におけるAmazonでの価格をまとめて比較していこう。
初代Galaxy Watch | Galaxy Watch Active | Galaxy Watch Active2 | Galaxy Watch3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ケースサイズ | 42mm | 46mm | 40mm | 40mm | 44mm | 41mm | 45mm |
価格 | 29,980円 | 34,980円 | 25,743円 | 37,727円~39,000円 | 46,200円 | 49,500円 76,909円(チタン) |
最も価格が高いのは当然最新モデルであるGalaxy Watch3。では最も安いのは最も古い初代Galaxy Watchかというとそうではなく、Galaxy Watch Activeとなっている。Galaxy Watch Activeは付属の充電器も最新機種と同じ仕様なので、今後数年も安心して使えるだろう。
Galaxy Watch Active2の価格が、Galaxy Watch3よりも1万円程度安いことにも注目したい。
Galaxy Watch3の発売時、最新機能に対応するソフトウェアアップデートが真っ先にリリースされた旧機種が、Galaxy Watch Active2だった。 そのため現在では、ジェスチャー操作を除く最新機能のほとんどが、Galaxy Watch Active2でも利用できるようになっている。
そういった意味では、コストパフォーマンスに優れているモデルはGalaxy Watch ActiveとGalaxy Watch Acive2の2機種だと言えるかもしれない。
まとめ。おすすめのGalaxy Watchは?

今回、現行のGalaxy Watchシリーズすべてをあらゆる観点から比較してみた。自分にピッタリのGalaxy Watchは見つかっただろうか。
もし各項目を読んだうえでまだ迷っているのであれば、筆者がおすすめするGalaxy Watchをザックリ紹介するので、参考にしてみてほしい。
Galaxy Watchシリーズを独断と偏見でおすすめ順に並べると以下のようになる。
Galaxy Watch Active2 ≧ Galaxy Watch3 ≧ Galaxy Watch Active >初代Galaxy Watch
初代Galaxy Watchは、回転ベゼル搭載で価格も安いことから一見するとよい選択肢に思えるが、ソフトウェアアップデートの頻度やタイミングがその他のモデルと比較して劣っていることや、充電規格が1つだけ異なることなどから、今後どんどん扱いにくくなっていくことが予想される。
Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3のどちらを選ぶかは、回転ベゼルに興味があるかどうか、4万円以上を出せるかどうかが鍵になってくる。もしこの2つの比較でGalaxy Watch Active2に軍配が上がったとしたら、価格面を再考し、Galaxy Watch Activeを検討してみるといいだろう。
Galaxy Watchシリーズは、AmazonのGalaxy公式ストアで購入できる。米国Amazonからの個人輸入に抵抗がなければ、価格やカラーバリエーションの選択肢がさらに増えるのでチェックしてみてほしい。
また、当サイトでは、Galaxy Watchに限らずGalaxyデバイスのセールを見つけ次第情報を速報発信している。お買い得にゲットできるお手伝いができるかもしれないので、ぜひ購読やフォローをしていただければと思う。
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