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Galaxy Watchシリーズ4機種を徹底比較。今最もおすすめのモデルは?【Watch/Active2/Watch3/Watch4】

2021年9月、サムスンのスマートウォッチGalaxy Watchシリーズに新モデル、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicが登場した。

そこで生まれるのは、果たして各Galaxy Watchの性能差は一体どのくらいあるのだろうか?どのモデルを買えばいいのだろうか?という疑問。

そこで本記事では、現在発売されているGalaxy Watchシリーズ4種類、Galaxy Watch・Galaxy Watch Active2・Galaxy Watch3・Galaxy Watch4 Classicのスペックや仕様、実機を使って分かった電池持ちや性能などを比較してみた。Galaxy Watchシリーズの購入を検討している方は、ぜひ参考にしていただきたい。

追記(2021/09/25)

新モデル「Galaxy Watch4」および「Galaxy Watch4 Classic」が発表・発売されました。筆者は「Galaxy Watch4 Classic」を既に使用しているので、本記事の内容もアップデートしています

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2021年販売中のGalaxy Watchシリーズ

まずは2021年現在、日本で販売されているGalaxy Watchシリーズのラインナップをまとめておこう。

Galaxy Watch

初代Galaxy Watchは、2018年にGalaxy Note9と同時に発表された。先代のGear S3とは打って変わって、スマートフォンと同じGalaxyシリーズに組み込まれたことが一番のポイントだろう。

GearシリーズからGalaxy Watchへとブランドが変わったものの、Tizen OSの搭載や唯一無二の個性である回転ベゼルは引き継がれており、機能や使い勝手はほぼそのまま。最大6つまでのエクササイズを自動的に認識する機能や、ストレス測定などが新たに利用可能となった。

海外ではLTEモデルもラインナップされているが、日本で購入可能なのはWi-Fiモデルのみ。カラーバリエーションはミッドナイトブラック・ローズゴールド(共に42mm)、シルバー(46mm)の3色で展開されている。

名称海外発表時期日本発売日
Galaxy Watch2018年8月2018年10月25日

Galaxy Watch Active

Galaxy Watch Active

Galaxy Watchシリーズ初のスポーツモデルとして展開されたGalaxy Watch Activeは、初代Galaxy Watchの約半年後、2019年2月に発表された。

ベゼルのないコンパクトかつシンプルなデザイン、本体のみだと約25gという超軽量設計が特徴。その代わり、Gearシリーズからのアイデンティティでもあった回転ベゼルが撤廃され(後にタッチベゼルが実装)たことも話題となった。

日本Amazonで取り扱われているカラーバリエーションはグリーン・シルバー・ブラック・ローズゴールドの4色。ただし、やや古いモデルであるためか在庫が安定していない印象だ。

名称海外発表時期日本発売日
Galaxy Watch Active2019年2月2019年5月23日

Galaxy Watch Active2

Galaxy Watch Activeの登場からさらに半年後、2019年8月に後継機となるGalaxy Watch Active2が発表

後継機と言っても実質マイナーチェンジに近く、外観はGalaxy Watch Activeと比較してもほぼ同一。画面周囲を指で触れることで回転ベゼルを再現した「タッチベゼル」や、ECG(心電図)・血圧測定機能等が実装されており、個人的にはGalaxy Watch Activeはこの状態で発売されるべきだったと思っている

ケースサイズは40mmと44mmの2パターン、カラーバリエーションは40mmがゴールド(バンド:ピンク)・シルバー・ブラックの3色、44mmがゴールド(バンド:ブラウン)・シルバー・ブラックの3色で展開されている。

名称海外発表時期日本発売日
Galaxy Watch Active22019年8月2019年11月22日

Galaxy Watch3

2020年8月に発表されたのがGalaxy Watch3

2018年の初代Galaxy Watchを最後に搭載されず完全廃止の噂も立っていた物理回転ベゼルが、2年振りに搭載。Galaxy Watch Active2同様にECG(心電図)・血圧測定機能が搭載され、新たにジェスチャー操作にも対応した。

初代Galaxy Watchと比較すると付属のベルトが本革になるなど質感も向上。日本では41mmと45mmのステンレスケースモデルのほか、プレミアムモデルとなるチタンケースを採用したGalaxy Watch3も発売されている。

名称海外発表時期日本発売日
Galaxy Watch32020年8月2020年10月23日

Galaxy Watch4 / Galaxy Watch4 Classic

執筆時点におけるGalaxy Watchシリーズの最新モデルが、2021年8月に発表されたGalaxy Watch4とGalaxy Watch4 Classic。

回転ベゼルを搭載しGearシリーズ以来となる「Classic」を冠したGalaxy Watch4 Classicと、回転ベゼル非搭載で従来のActiveシリーズに該当するGalaxy Watch4が同時に登場。

OSにはTizen OSではなく、Tizen OSが統合されたGoogleの「Wear OS」が搭載され、シリーズで初めてGoogle Playのアプリに対応した。

また、日本ではGear以来となるLTEモデルがauにて取り扱われている点も特徴だ。

名称海外発表時期日本発売日
Galaxy Watch4 / Galaxy Watch4 Classic2021年8月2021年9月22日

デザインを比較

まずはGalaxy Watchシリーズの外観やデザインを比較していこう。スマートウォッチながら円形の腕時計らしいデザインを採用している同シリーズだが、個々のモデルを見ていくと意外と細かな違いがあることに気が付く。

サイズや重量を比較

各Galaxy Watchのサイズや外観、デザインを比較してみよう。

初代Galaxy Watch・Galaxy Watch Active・Galaxy Watch Active2・Galaxy Watch3のサイズを比較した表が以下のとおりだ。

Galaxy Watchシリーズサイズ比較表
 Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch3 TitanGalaxy Watch4Watch4 Classic
ケースサイズ(大)46mm / 63g40mm / 25g44mm / 42g45mm / 53.8g45mm / 43g44mm / 30.3g46mm / 52g
ケースサイズ(小)42mm / 49g40mm / 37g41mm / 48.2g40mm / 25.9g42mm / 46.5g

Galaxy Watchシリーズは、Galaxy Watch Active以外の全てのモデルでケースサイズが異なるモデルが展開されている。細身の方や女性はケースサイズの小さいモデルを選ぶなど、自身の手や腕の大きさ・太さに合わせてピッタリなサイズを選ぶといいだろう。

男性でも、日常的に腕時計を付ける習慣がなかった人にとっては、Galaxy Watchの46mmやGalaxy Watch3の45mm、Galaxy Watch4 Classicの46mmはやや大きいと感じるかもしれない。Gショックのようなゴツい腕時計を使っていた経験があれば、何の抵抗もなく受け入れられるはずだ。

なお、今までGalaxy Watch ⇒ Galaxy Watch Active2 ⇒ Galaxy Watch3 ⇒ Galaxy Watch4 Classicと使用してきて重量が気になったことはほとんどない。しかし、Galaxy Watch4の40mmモデルの25.9gはシリーズ最軽量なので、その点を考慮して検討する価値はあるかもしれない。

ベゼルの有無で選ぶ

Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3と初代Galaxy Watchの見た目を比較

Galaxy Watchシリーズ4モデルのうち、初代Galaxy WatchとGalaxy Watch3、Galaxy Watch4 Classicには太いベゼルが搭載されており、Galaxy Watch ActiveとGalaxy Watch Active2、Galaxy Watch4にはベゼルのないスリムなディスプレイが採用されている。

クラシカルな腕時計らしいデザインが好みであれば、おそらく初代Galaxy WatchやGalaxy Watch3、Galaxy Watch4 Classicが、スポーティな見た目やスッキリとしたデザインが好みであればGalaxy Watch ActiveやGalaxy Watch Active2、Galaxy Watch4が気に入るはずだ。

Galaxy WatchとGalaxy Watch3の比較
初代Galaxy Watch(左)とGalaxy Watch3(右)

また、Galaxy Watch ActiveやGalaxy Watch Active2の2モデルはほぼ同じ見た目だが、初代Galaxy WatchやGalaxy Watch3のベゼルは微妙にデザインが異なる。Galaxy Watch3のベゼルはタキメーター風のメモリが内側にしか描かれておらず、太さもややスリムになっている

左:Galaxy Watch3 右:Galaxy Watch4 Classic

また、最新モデルのGalaxy Watch4 Classicはシリーズのなかで最もシンプルなベゼルを搭載している。金属の光沢もあり質感高く、デザイン面ではGalaxy Watch4 Classicが一番お気に入りだ。

シリコンストラップと革ストラップ、どちらが好み?

Galaxy Watch3のレザーストラップ
Galaxy Watch3の本革ストラップ

機種によって付属してくるストラップの種類やカラーも異なるので、選ぶポイントになるだろう。

国内で販売されているGalaxy Watchシリーズの場合、初代Galaxy WatchとGalaxy Watch Activeはシリコンストラップ、Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3はレザーストラップ、Galaxy Watch3 Titanがチタン製ストラップとなっている。

最新のGalaxy Watch4とGalaxy Watch4 Classicは、どちらもシリコンストラップだ。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4Watch4 Classic
ケースサイズ42mm46mm40mm40mm44mm41mm45mm40mm44mm42mm46mm
ストラップ幅20mm22mm20mm20mm20mm20mm22mm  20mm20mm

また、全てのGalaxy Watchは、ユーザー自身の手によるストラップの交換に対応している。モデルによって対応するサイズは異なるものの、市販の腕時計用のストラップがそのまま利用できるので、ストラップの好みで選ぶというよりは、ストラップのサイズ(幅)で選ぶといいかもしれない。

Galaxy Watchのストラップ交換方法は以下の記事で詳しく解説している。興味のある方は、上記の表を参考に好みのストラップに取り換えてしまうのもいいだろう。

参考Galaxy Watchのバンドを交換する方法

機能を比較

続いては、Galaxy Watchシリーズの機能面を比較してみよう。通知の確認や返信、睡眠や各種アクティビティのトラッキング、メディアコントロールといったスマートウォッチとしての基本的な機能は全Galaxy Watchで共通しているという認識で問題ない。

決して多いとは言えない機能の差だが、個人的には使い心地に与える影響は大きいと感じる。以下で細かくチェックしていこう。

通話ができるモデルは?

通話に対応したGalaxy Watch Active2

Galaxy Watch Active2以降のGalaxy Watchには、スピーカーが搭載されている。そのため、ペアリングしたスマートフォンにかかってきた電話をスマートフォンではなくGalaxy Watchで応答し、通話可能だ。

一見不要そうな機能に見えるかもしれないが、スマートフォンが隣の部屋で充電中だったり電話の内容が短い要件であることがわかりきっている場合、または運転中のハンズフリー通話など、Galaxy Watchでの通話は意外と活躍してくれている。

通話が可能なモデルは、Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicの4機種。腕時計で通話をしている姿はどこか未来っぽさが感じられて非常にワクワクするので、ぜひ一度試してみてもらいたい。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4 
スピーカー××

回転ベゼル

回転ベゼルの有無

デザインの比較でも触れたが、Galaxy Watch・Galaxy Watch3・Galaxy Watch4 Classicには物理的な回転ベゼルが搭載されており、Galaxy Watch Active・Galaxy Watch Active2・Galaxy Watch4には搭載されていない。

回転ベゼルが搭載されていると何がよいのかというと、アイコンの選択や画面のスワイプといった操作が格段に楽になる。Galaxy Watchシリーズでは、スマートフォンと同じように画面をスワイプすることでウィジェットを切り替えたりスクロールしたりできるが、回転ベゼルをクルクルと回すだけで同じ動作ができるのだ。

アプリアイコンを指でタップするのも、画面が小さいスマートウォッチではストレスを感じる操作だが、回転ベゼルがあるとベゼルを回してアプリを選択し、画面中央をタップするだけで同じ操作が行える。

注意

上記アプリアイコンの操作方法については、Wear OSを搭載したGalaxy Watch4 Classicではできなくなってしまいました。

詳細は本記事の「OSの違い」の項目にて解説しています。

そのほか、タイマー系アプリの数値選択やメディアコントローラーの曲送りなど、回転ベゼルによってさまざまなアプリで直感的な操作が実現している。

ベゼルには適度なクリック感もあり、無意識にクリクリと触りたくなる心地良さ。Active・Active2・Watch4には回転ベゼルをソフトウェア的に実現した「タッチベゼル」が実装されているが、さすがに物理的な回転ベゼルの操作感には及ばないと感じる。

もちろん、デザインの好みや使用頻度によっては不要だと感じる方もいるだろう。回転ベゼルの存在は、Galaxy Watchを選ぶうえでは切っても切れない存在なので、じっくりと検討してみてほしい。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4Watch4 Classic
回転ベゼル×××

ECG(心電図)・血圧測定

心電図を測定している様子

Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3、そしてGalaxy Watch4シリーズの2機種は、ECG(心電図)・血圧の測定機能を搭載している。そのため、もし心電図や血圧測定を利用したいのであれば、必然的にGalaxy Watch Active2とGalaxy Watch3、Galaxy Watch4シリーズからの選択となってしまう。

ただし、法規制の関係上、残念ながら日本版のGalaxy Watch Active2とGalaxy Watch3、Galaxy Watch4シリーズでは、正規の手段でECG(心電図)も血圧測定も利用不可。一般的な使い方であれば、比較するうえでの要素としてECG(心電図)と血圧測定は弱いかもしれない。

ただし、やや強引な手法にはなるものの、本来利用できないはずのECG(心電図)と血圧測定を使用できてしまう方法も存在する。詳しい方法は以下の記事で解説しているので、もし興味があれば合わせてチェックしてみてほしい。

参考【解説】Galaxy Watch4の血圧測定とECG(心電図)を有効にする方法
参考Galaxy Watch3 / Active2でECG(心電図)や血圧測定を利用する方法【日本でもOK】

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4 
ECG(心電図)・血圧測定××

ジェスチャー

最新モデルであるGalaxy Watch3とGalaxy Watch4 / Watch4 Classicは、ジェスチャー操作に対応している点も重要なポイントだ。

Galax Watch3では、手首を回転させることで着信やアラームの音を消せる操作と、着信時に手の形を「パー ⇒ グー ⇒ パー」の順に変えるとそのまま応答できる操作の2種類が利用できる。

また、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicでは、着信時に肘から上を地面と平行にした状態で数回上下すると応答可能だ。

ジェスチャー操作は、Galaxy Watch3ではGalaxy Wearableアプリの「ラボ」内に格納されている実験的な機能だったが、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicでは「高度な機能」内に移動した。

正直なところ回転ベゼルで操作できるGalaxy Watch3やGalaxy Watch4 Classicでは優先度があまり高くはないが、試してみたい方はGalaxy Watch3あるいはGalaxy Watch4のいずれかを選ぶといいだろう。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4 
ジェスチャー操作×××

メモリとストレージを比較

メモリやストレージといったスペックは、最新のGalaxy Watch4およびGalaxy Watch4 Classicで強化されている。

以下の表は各Galaxy Watchのメモリとストレージの比較だが、初代Galaxy WatchからGalaxy Watch Active2まではどちらも変化がなかいことがわかる。公式のスペック表に則って記載しているが、おそらく768MBと0.75GBは同じだろう。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4 
メモリ768MB0.75GB0.75GB1GB1.5GB
ストレージ4GB4GB4GB8GB16GB

昨今のスマートウォッチは1GB以上のメモリを搭載しているモデルも多く、Galaxy Watch3の登場により同シリーズも他社に引けを取らないスペックを獲得したといえる。

初代Galaxy WatchとGalaxy Watch3の動作を比較すると、確かに初代Galaxy Watchの方はわずかに引っかかりやすく、一呼吸おいたようなレスポンスの遅さが時々見られるが、正直なところ、劇的な変化は感じられない。

また、Galaxy Watch3とGalaxy Watch4 Classicを比較してみても、スペックの向上による動作の改善等は特に見られない。というよりも、Galaxy Watch3の時点で引っ掛かりがないため、快適な動作をキープしていると表現するべきかもしれない。

スマートフォンのように複数のアプリを立ち上げたり重たいゲームをプレイするわけではなく、ましてやベンチマークスコアを競ったりもしないので、スペックシートにはあまりこだわらなくていいというのが、個人的な見解ではある

Galaxy Watch4およびGalaxy Watch4 Classicのスペック強化も、Google Play対応による豊富なアプリへの対応を念頭に置いたものと思われる。実際、Google Mapのようなアプリも快適に動作することを確認している。

OSを比較

Galaxy Watch4およびGalaxy Watch4 Classicには、Galaxy Watch3まで搭載されていたTizen OSではなくTizenが統合されたGoogleのWear OSが搭載されている。

Wear OS搭載と聞くと、ガワだけ変えた無個性なスマートウォッチになってしまったのかと不安を感じるかもしれないが、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicにはスマートフォンのように「One UI」が実装されており、限りなく従来のTizenの操作感が再現されているため、安心してほしい。

例えば、回転ベゼルによるスクロールやウィジェット(タイル)の切り替えなどは今まで通り非常に心地よく操作できる。音楽再生中や通話中のベゼル操作が、従来の曲送りから音量調節に変わるなど細かな変化はあったが、概ね違和感なく操作できると言っていいだろう。

ただし、ホームキーと戻るキーが入れ替えられていたり、アプリの一覧画面がアイコンが円周上に並んだスタイルから上記のようなグリッド表示に変更されてしまったりなど、イマイチ使い勝手がよくない変更があったのも事実だ。

Tizen OS ⇒ Wear OSの変更点は、長くなってしまったので以下の記事にまとめてある。旧モデルからGalaxy Watch4 /Watch4 Classicへの乗り換えを検討している方にも、ぜひチェックしてもらいたい。

サポート期間に注意

OSについてもう1つ抑えていきたいポイントが、サポートの差。

サムスンはGalaxy Watch4 / Watch4 Classicが発表される前の時点、Tizen OSとWear OSの統合が発表されたタイミングで、既存のTizenベースのGalaxy Watchシリーズについては「製品発売後少なくとも3年間のソフトウェアサポートを提供する」とリリースを出している。

つまり、2020年に発売されたGalaxy Watch3は、2023年まではソフトウェアアップデートによる不具合などの対応をしてもらえるということになる。これを短いと考えるか十分だと考えるかは人それぞれだろう。

Galaxy Watch3が発売されたとき、その前年に発売されたGalaxy Watch Active2には翌月に最新の機能がアップデートで実装された。しかし、OSが根本的に変わってしまった現在では、そういった新機能の実装が過去モデルに行われるかどうかは不明だ。

電池持ちを比較

続いては電池持ちを比較してみよう。まず、Galaxy Watchシリーズの各モデル、各サイズに搭載されているバッテリー容量は、以下の表の通りだ。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3Galaxy Watch4 / Watch4 Classic
ケースサイズ42mm46mm40mm40mm44mm41mm45mm44mm/46mm40mm/42mm
バッテリー容量472 mAh 270 mAh230mAh247mAh340mAh247mAh340mAh361mAh247mAh

スマートフォンとは違いバッテリー容量からどの程度の電池持ちなのかを推定するのは難しいかもしれないが、筆者が使ってみた限りでは、Galaxy Watch・Galaxy Watch3・Galaxy Watch4 ClassicよりもGalaxy Watch Active2の方が半日~1日は長く使えた。Galaxy Watch Activeの電池持ちは、おそらくActive2とほとんど同じと思われる。

詳細なバッテリー残量の推移は各レビュー記事を参照してもらいたいが、Galaxy WatchとGalaxy Watch3、Galaxy Watch4 Classicは約1日半、Galaxy Watch Active2は2日と半日程度は充電なしで過ごせた。

どのモデルを選んだとしても、朝満充電の状態で使い始めて夕方には充電が必要になる、ということにはならないのでその点は安心していいだろう

ただし、Galaxy WatchとGalaxy Watch3、Galaxy Watch4 Classicの場合、丸1日充電をしないで過ごすと翌日の朝の時点でバッテリー残量が心許なくなってしまうので、実質1日1回の充電は必要になるかもしれない。

充電器を比較

充電器を比較
付属の充電器:Watch3(左)・Active2(真ん中)・Watch(右)

充電器についてもチェックしていこう。画像は左から順にGalaxy Watch3・Galaxy Watch Active2・初代Galaxy Watchに付属してきた充電器だ。いずれもQi互換ではあるものの出力が小さすぎるため、実質独自規格とほぼ同じ状態になってしまっている。

画像には写っていないが、Galaxy Watch4 Classicに付属の充電器もGalaxy Watch3と同じタイプだった。

初代Galaxy Watchのみスタンド型だが実は充電規格も異なっており、初代Galaxy Watchの充電器ではGalaxy Watch4 ClassicやGalaxy Watch3、Galaxy Watch Active2は充電できない。一方、Galaxy Watch Active以降の充電規格は統一されており、初代以外の機種全てで充電器を使い回し可能だ。

Wireless Charger Trio
Wireless Charger Trio

サムスンは2020年11月に純正のワイヤレス充電パッド「Wireless Charger Trio」を発売した。画像のようにGalaxy Watchシリーズにも対応しているが、初代Galaxy Watchのみ非対応となっている

実際に初代Galaxy WatchをWireless Charger Trioにセットして試してみたものの、充電はできなかった。

以上を踏まえると、今後サムスンが新型の充電器やモバイルバッテリー等を発売しても、おそらく初代Galaxy Watchは対象から外されてしまう可能性が高い。そういった意味では、今初代Galaxy Watchを購入してしまうと、周辺機器の選択肢を大きく狭めてしまいそうだ

Wireless Charger Trioについては、以下のレビュー記事で詳しく解説しているので参考までに。

関連Wireless Charger Trio レビュー。スマホ・イヤホン・Galaxy Watchシリーズを3台まとめてワイヤレス充電!

カラーバリエーションを比較

各モデルのカラーラインナップは以下の通り。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3
ケースサイズ42mm46mm40mm40mm44mm41mm45mm
カラー・ブラック
・ゴールド
・シルバー・ブラック
・シルバー
・ローズゴールド
・グリーン
・シルバー
・ブラック
・ゴールド
・ブロンズ
・シルバー
・ブラック
・シルバー
・ブラック(チタン)
 Galaxy Watch4Galaxy Watch4 Classic
ケースサイズ40mm44mm42mm46mm
カラー・ブラック
・シルバー
・ピンクゴールド
・ブラック
・シルバー
・グリーン
・ブラック
・シルバー
・ローズゴールド
・グリーン
・ブラック
・シルバー

全Galaxy Watchに共通しているカラーはブラックとシルバー。どちらも腕時計として身に着けて違和感のない、自然なデザインなので選びやすいカラーだ。モデルによっては、別途ゴールドやブロンズが用意されている。

スマートウォッチはデジタルガジェットである一方で、腕時計というファッションアイテムの側面も持ち合わせているので、機能性だけではなく好みのカラーやデザインで選んでみるのも悪くない。

追記

2021年1月に実施されたUnpackedにて、Galaxy Watch Active2の新色「ローズゴールド」が発表された。Galaxy S21シリーズの登場に合わせた新色だ。

海外の方が取り扱っているカラーバリエーションが多いので、興味がある方は米国のAmazon.comをチェックしてみてほしい。

Amazon.comでGalaxy Watch Active2をチェック

価格を比較

最後に、Galaxy Watchシリーズの執筆時点におけるAmazonでの価格をまとめて比較していこう。

 初代Galaxy WatchGalaxy Watch ActiveGalaxy Watch Active2Galaxy Watch3
ケースサイズ42mm46mm40mm40mm44mm41mm45mm
価格29,980円(在庫少)34,980円(在庫少)25,743円(在庫少)33,000円~39,000円46,200円49,500円
76,909円(チタン)
 Galaxy Watch4Galaxy Watch4 Classic
ケースサイズ40mm44mm42mm46mm
価格32,500円36,000円45,000円49,000円

最も価格が高いのは当然最新モデルであるGalaxy Watch4 Classic。最も安いのは最も古い初代Galaxy Watchかというとそうではなく、Galaxy Watch Activeとなっている。しかし、2021年9月時点では初代Galaxy WatchとGalaxy Watch ActiveはAmazonにおける在庫が非常に不安定で、いつでも購入できるという状況ではなくなりつつある。

Galaxy Watch Active2の価格が、Galaxy Watch3よりも1万円程度安いことにも注目したい

Galaxy Watch3の発売時、最新機能に対応するソフトウェアアップデートが真っ先にリリースされた旧機種が、Galaxy Watch Active2だった。 そのため現在では、ジェスチャー操作を除く最新機能のほとんどが、Galaxy Watch Active2でも利用できるようになっている。

そういった意味では、コストパフォーマンスに優れているモデルはGalaxy Watch ActiveとGalaxy Watch Acive2の2機種だと言えるかもしれない。

本記事執筆当初の上記の考え方は、Galaxy Watch4 / Watch4 Classicの登場およびTizen OSとWear OSの統合によりやや事情が変わってしまった。

現在は、最新のGalaxy Watch4(ベゼル無)がGalaxy Watch Active2とほぼ同じか数千円の差で購入できる。旧モデルへの機能追加が怪しくなってきた今、最もコストパフォーマンスに優れているモデルはGalaxy Watch4の40mmモデルかもしれない。

まとめ。おすすめのGalaxy Watchは?

おすすめのGalaxy Watchは?

今回、現行のGalaxy Watchシリーズすべてをあらゆる観点から比較してみた。自分にピッタリのGalaxy Watchは見つかっただろうか。

もし各項目を読んだうえでまだ迷っているのであれば、筆者がおすすめするGalaxy Watchをザックリ紹介するので、参考にしてみてほしい。

結論から述べてしまうと、今から購入するのであればGalaxy Watch4かGalaxy Watch4 Classicのどちらかが最もおすすめ

機能や性能に大きな差があるわけではない(Google Play対応は大きいかもしれないが)が、やはりTizen OSに対してサポートが最低3年と余命宣告されてしまった以上、その他のモデルは気持ちとして購入もおすすめもしにくいというのが正直な感想だ。

ただし、今述べた「機能や性能に大きな差があるわけではない」という点は重要だ。OSが変わろうとGalaxy WatchをGalaxy Watchたらしめている要素は、Galaxy Watch4にもしっかり受け継がれている。

変化はあったものの、新規ユーザーにとっては関係ないし、既存ユーザーもすぐに慣れるはずだ。Galaxy Watch4(Classic)、愛用者としてナイスなスマートウォッチだと自信を持っておすすめできる。

Galaxy Watchシリーズを独断と偏見でおすすめ順に並べると以下のようになる。

Galaxy Watch Active2 ≧ Galaxy Watch3 ≧ Galaxy Watch Active >初代Galaxy Watch

初代Galaxy Watchは、回転ベゼル搭載で価格も安いことから一見するとよい選択肢に思えるが、ソフトウェアアップデートの頻度やタイミングがその他のモデルと比較して劣っていることや、充電規格が1つだけ異なることなどから、今後どんどん扱いにくくなっていくことが予想される

Galaxy Watch Active2とGalaxy Watch3のどちらを選ぶかは、回転ベゼルに興味があるかどうか、4万円以上を出せるかどうかが鍵になってくる。もしこの2つの比較でGalaxy Watch Active2に軍配が上がったとしたら、価格面を再考し、Galaxy Watch Activeを検討してみるといいだろう。

Galaxy Watchシリーズは、AmazonのGalaxy公式ストアで購入できる。米国Amazonからの個人輸入に抵抗がなければ、価格やカラーバリエーションの選択肢がさらに増えるのでチェックしてみてほしい。

また、当サイトでは、Galaxyデバイスのセールを見つけ次第情報を速報発信している。お買い得にゲットできるお手伝いができるかもしれないので、ぜひ購読やフォローをしていただければと思う。

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。

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