韓国サムスンは6月18日、Galaxy Watch Active2と連携することで血圧測定が可能な「Samsung Health Monitor」アプリをリリースしました。
「Samsung Health Monitor」は、2020年4月に血圧測定が可能な医療機器用のソフトウェアとして、韓国の食品医薬品安全省(MFDS)によって承認。2020年第3四半期までにGalaxy Watch Active2にて血圧測定が可能になるとアナウンスしていました。
血圧を測定するには、「Samsung Health Monitor」をGalaxy Watch Active2とGalaxyスマートフォンの両方にインストールする必要があります。Samsung Health Monitorアプリは、Galaxy Wearableアプリを介してGalaxy Watch Active2のソフトウェアを最新バージョンに更新することにより、Galaxy Watch Active2に自動的にインストールされます。
Galaxy Watch Active2で血圧測定を行う場合、まず初めに同デバイスを装着した状態で一般的な血圧計を利用し、その数値を「Samsung Health Monitor」に入力。この作業を合計3回繰り返しキャリブレーションすることで、血圧の変化の関係を分析し、Galaxy Watch Active2単体で血圧を測定可能にします。
なお、血圧測定と共に多くのユーザーが期待しているGalaxy Watch Active2のECG(心電図機能)は、先日のアナウンスの通り2020年第3四半期にサポートされる予定。血圧測定とECGがサポートされれば、Galaxy Watch Active2が運動のみならず健康を管理するデバイスとしても活躍できそうです。
サムスンは、血圧測定機能について「今後のすべてのGalaxy Watch製品にアプリを拡大できることを楽しみにしています。」とコメントしています。サムスンは2020年7月に回転ベゼルを搭載したクラシックデザインのスマートウォッチ、Galaxy Watch3を発表すると見られていますが、血圧測定機能およびECG機能への対応は、同デバイスの注目機能となるかもしれません。
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