韓国サムスンは5月24日、韓国の食品医薬品安全省(MFDS)によって「Samsung Health Monitor」アプリのECG(心電図機能)が承認されたことを発表しました。
サムスンによると、2020年第3四半期までにGalaxy Watch Active2にて同アプリを用いたECG機能の利用が可能になるとのことです。
Galaxy Watch Active2のECG(心電図機能)が2020年第3四半期までに提供開始へ
2019年8月にGalaxy Watch Active2が発表された際、注目を集めていた機能の1つがECG(心電図機能)でした。
当初は2020年の第一四半期までに同機能が提供されるとアナウンスされていましたが、後にサムスンはこれを撤回。「安定したサービスの提供には時間がかかる場合があります」とコメントを残し、同機能の利用可能時期を濁す形となっていました。
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しかし、冒頭でも述べたように2020年5月24日、Samsung Health MonitorアプリのECG(心電図機能)が韓国の食品医薬品安全省(MFDS)によって承認され、2020年第3四半期までに同機能が提供されるとアナウンスされました。
Samsung Health Monitorアプリは、Galaxy Watchシリーズを用いた血圧測定が可能なソフトウェアとしても4月に承認されたばかり。血圧測定機能も2020年第3四半期までに利用可能になるとされているため、ECG(心電図機能)と同時に機能が解放されるものと思われます。
Galaxy Watch Active2およびSamsung Health Monitorアプリを用いたECG(心電図機能)の利用方法は、同デバイスを装着した前腕を平らな面に置き、逆の手の指先を軽くGalaxy Watch Active2の上のボタンに30秒間置くだけ。
医師による診断ではない簡易的な測定ではあるものの、血圧測定と組み合わせることで日々の健康状態のチェックが非常に手軽に行えるようになります。
なお、ECG(心電図機能)はまず韓国でのみ提供されます。同機能が日本においても利用可能になるかどうかは今のところ不明です。
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