世界的に人気の24時間ジム「エニタイムフィットネス」は、2024年の8月頃から独自のスマホアプリを展開しスマホのNFCで入館できるアクセスパス機能の提供も開始した。
エニタイムユーザーである筆者も従来の紫色のセキュリティキー(キーフォブ)からアクセスパスへと移行し便利に使っていたのだが、機種変更のタイミングでトラブルが発生。
結局のところ解決しなかったので、当サイトに訪れるような「頻繁に機種変更する方」向けに情報を共有する目的で経緯を残しておこうと思う。
※本記事にはエニタイムやそのスタッフを批判したり攻撃したりする意図は全くありません。スタッフの対応は誠実そのもので何ら落ち度はなかったことを強調しておきます。
機種変更後、NFCが反応するもののロックは解除されず入館不可
2025年4月、メインで使用する端末をGalaxy S23 UltraからGalaxy S25 Ultraに変更。
これまでアクセスパスはGalaxy S23 Ultraで問題なく動作しており、サムスンの「Smart Switch」アプリでデータを移行するとGoogleウォレット内のエニタイムアクセスパスも自動的に移行されていた。
しかし、いざいつものエニタイムに入館しようとGoogleウォレットでアクセスパスを表示しドア横のリーダーにかざすと、ロック解除を示す「ピピッ」という音が鳴らない。
何度かざしても変化がないのでインターホンでスタッフに開けてもらい事情を説明した。その後スタッフ立ち合いの元何度か入館チャレンジを実施するも失敗。
状況としては、
- アクセスパスはアクティブ表示になっている
- NFCも有効になっている
- リーダーにかざすと通信できたことを示すチェックマークも表示される
- でもドア側の「ピピッ」という音は鳴らず鍵も開かない


その後スタッフ指示で
- アクセスパスをウォレットから削除して再度追加
- エニタイムのアプリからサインアウトして再度ログイン⇒アクセスパスをウォレットに追加
など、「困ったらとりあえず再起動」的なことをしてみるも状況は変わらず。ケースの付け外しも効果なし。
手詰まり。
一時的に提案された内容は……
結局Galaxy S25 Ultraではアクセスパスが使えずエニタイムに入れないので、スタッフから以下のような提案があった。
- 一時的に使える仮のキーフォブを貸与する
- その間にエニタイムアプリ内のサポートへ連絡し問題解決を図る
一応、今回のパターンはキーフォブの破損や紛失のような場合と違いユーザー側に落ち度がないので無料でできる対応を、とお気遣い頂いた。
しかし、機種や端末に依存していそうな不具合をテキストベースのサポートからスタートして解決するのはとてつもなく面倒になりそうな予感がするほか、私が5月中には引っ越してしまうのでキーフォブを借りたままにできないといった理由からお断りすることに。
まとめ:困ったら金で解決しよう
結局、スマホでアクセスパスを使うのは諦めてキーフォブをあらためて作り直すことをこちらから提案し決着。もちろん、キーフォブ再発行に必要な手数料税込5,500円もキッチリとお支払いした。
引っ越し準備中に想定外の出費は例え5,500円でもなかなかのダメージではあるが、筆者の場合は今後もスマホをとっかえひっかえする可能性が高く、その度にアクセスパスがどうなるのかと不安になりたくなかったので将来の不安を先払いで解決したと考えればまあ納得か。
スマホをコロコロ変える癖のある皆さん、もしエニタイムを利用しているならキーフォブからアクセスパスへの切り替えは慎重に。
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