Galaxy S8/S8+移行のGalaxy SシリーズまたはNoteシリーズにはSamsungのバーチャルアシスタントBixbyを呼び出す専用のBixbyボタンが搭載されています。これが一見すると電源ボタンと間違うような位置に配置されており、またBixby自体日本国内ではフル機能が使えないなど正直なところあまり良い印象は持っていません。事実私もBixbyボタンをカスタマイズするbxactionsというアプリで他の動作に割り当てており、実質bxactionsボタンと言ってもいいような使い方をしています。
サムスンのスマートウォッチの次期モデルGear S4(またはGalaxy Watch)の情報が少しづつ判明してきていますが、どうやらこちらにもBixbyの機能が搭載されるのは間違いなさそうで、今回Phone Arenaによるとこのスマートウォッチ搭載のBixbyには専用のボタンは設けられないとのことで、ちょっと一安心できそうです。
Gear S4とBixby
GoogleのGoogleアシスタントやAmazonのAlexaなどのAIアシスタントでは音声による家電のコントロールなど、いわゆるスマートホーム的な分野が開拓されていっているのに対して、サムスンのBixbyはそういった面に関しては多少なりとも遅れをとっている形になります。それが理由の1つになっているかどうかは定かではないですが、Gear S4にはBixbyが搭載されるのはほぼ間違いないが、そこにBixby起動専用のキーは用意されず、ホームボタン、または「Hi、Bixby」の音声からアクセスできるようになるとのこと。
個人的にBixbyの必要性はほとんど感じていないので、筐体の小さいスマートウォッチに専用のキーが搭載されないというニュースはGear S4を首を長くして待っている身としては朗報。しかし次期スマートウォッチにはこれまでの独自OS「Tizen」ではなく、Googleの「Wear OS」が搭載される可能性があるとのリークも多数上がっており、スマートフォンのように「Wear OS」を搭載しつつサムスン独自のBixbyをGoogleアシスタントと共に搭載するのか、「Tizen」とBixbyを搭載したGear S4と「Wear OS」を搭載したGalaxy Watchの2モデル展開になるのか、まだはっきりとした情報は出てきていません。クアルコムのウェアラブル向けプロセッサの投入もあるので、そちらの採用の話も気になりますし、Gear S4関係のリークはできるだけ追いかけていきたいなと思います。
続報に期待しましょう。
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