数日前にLetsGoDigitalにて掲載されていた、HUAWEIが取得したスマートウォッチに関する特許がガジェット好きの心をくすぐられる面白そうな内容でした。
スマートウォッチに無線イヤホンを収納
6/28に承認された「Bluetoothヘッドセットを備えたウェアラブルデバイス」という特許がこちら。「Bluetoothヘッドセットを備えた」というと若干語弊がありそうですが、パッと見ただけで何か面白そうなことをやっているのは伝わってきますね。
バンド部分にイヤホンを収納する方法のほか、スマートウォッチのディスプレイ上下にスプリングを内蔵した格納スペースを確保する手段も公開されています。スプリング部分をプッシュすることで蓋が開き、中に格納していたイヤホンにアクセスできるという仕組み。現在AirPodsを皮切りに1つのジャンルとして確立されつつある完全ワイヤレスイヤホンは専用ケースに入れて持ち運ぶスタイルが主流でしたが、この機構が実現すればケースすら必要なくなるということになります。
初代HUAWEI Watchは高級腕時計のような華やかで高級感を感じさせるタイプのデザインでしたが、HUAWEI Watch 2からは方向性が変更されたのか、一気にスポーティな路線へと舵を切ったように思えます。スマートウォッチという市場自体が盛り上がりに欠けていることも原因にあるかとは思いますが、HUAWEI Watch 2はデザイン以外で初代から大きく変更されたポイントというのがあまりなく、言ってしまえばこれといった特徴が見当たらず初代ほど注目されなかったのも事実。今回こういった特許を取得したからといって必ずしもこの機構がHAUWEI Watch 3にすぐさま搭載されるというわけではありませんし、こういったスマートウォッチが今後発表される保証はありません。しかし少なくともまだまだHUAWEIがスマートウォッチにおけるアイディアを持っているのは事実で、この市場から実質撤退のような状態になっているメーカーがチラホラと見える中、これからも新製品の投入に期待が持てそうなのは嬉しい事実。
ディスプレイ部分を取り外してヘッドセットとして使えるTalkBandシリーズの最新モデルTalkBand B5に関するリーク情報も出ていましたし、私が愛用しているHUAWEI FITなど、HUAWEIは地味にウェアラブルデバイスのラインナップが充実しています。スマートウォッチが気になるのなら、HUAWEIの情報からは目が離せませんね。
ソース:LetsGoDigital
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