腕時計型活動量計として利用できるほかディスプレイ部分を取り外してBluetoothヘッドセットとしても利用できるHUAWEIのハイブリッドウェアラブルデバイスTalkBandシリーズの最新モデルのレンダリング画像がつい先日リークされたばかりですが、リークからたった数日で正式にTalkBand B5が発表されました。
TalkBand B5
TalkBandシリーズは日本国内においてもB1、B2が販売されており、国内販売はありませんでしたがグローバルではB3も販売済み。今回発表されたのはB5なのでB4を飛ばした形になりますが、B3の発売が2016年のため2年ぶりの新モデルということで発売年数とナンバリングを合わせたのかもしれません。
ディスプレイは1.13インチAMOLED。2.5Dガラスに覆われわずかにカーブを描いており、形状としてはB1、B2、B3を踏襲しています。その他基本スペックとしては加速度センサ、ジャイロスコープ、心拍センサ、ホールセンサを搭載、IP57の防水防塵、バッテリーは108mAh、充電端子はMicro USBとなっています。特徴は言うまでもなくディスプレイ部分を取り外しヘッドセットとして利用できる点。Android、iOS両方に対応しているためどちらのユーザーでも電話の着信、発信が可能で、対応バージョンはそれぞれAndroid4.4以上、iOS9.0以上となっています。公式のスペックシートを確認した限りでは、発信者番号の通知とミュート機能はHUAWEI製スマートフォンで尚且つHuawei EMUI 4.1以降のみでサポートされる機能とのこと。
活動量計の機能としてはウォーキング、ランニング、サイクリングなどスポーツごとのモニタリング、心拍数の計測、座位アラーム(一定時間座りっぱなしの時に運動を促してくれる通知)、睡眠の記録などフィットネスウォッチとしての基本的な機能は網羅しており、スマートフォン上では専用のHUAWEI Wearアプリでより詳細な情報をチェックできます。HUAWEI製のフィットネスウォッチではHUAWEI FITを所有しており今でも日常的に利用していますが、日常の活動の記録、とりわけ睡眠の記録に関しては驚くほど正確でほぼ完全にデータとして可視化されているといっても過言ではないほどでしたので、精度的な面での心配はいらないでしょう。詳しくはHUAWEI FITのレビュー記事をご参照ください。
TalkBand B5はビジネスタイプとスポーツタイプの2種類があるようですが、違いはバンド部分の素材で、ビジネスタイプは革、スポーツタイプはシリコン素材であると公式のQ&Aに記載されていました。
B3が海外にて販売されたとき、国内販売が開始されたら購入しようかと思っていたものの結局日本市場投入はなかったため、B5が国内で正式に販売されるかは微妙なところ。また、活動量計とBluetoothヘッドセットのハイブリッドというコンセプト自体は非常に面白いのですが、それゆえに進化させるポイントがないのかB3からナンバリングが1つ飛んではいますがそれほど大きな変更点はなく、マイナーアップデートどまりであると言わざるを得ないのも気になりすね。HUAWEIのスマートウォッチについては、興味深い特許を取得したことなどが判明しており、今後の動向には目が離せません。
TalkBand B5は7/18に価格が正式に発表され、その2日後7/20から中国で販売開始予定です。
ソース:VMALL
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