先月16日に発売されたHuaweiのスマートフォンのフラッグシップモデルMate 9が到着しました。元々は各所でのレビューで非常に評判のよかったP9を購入する予定だったのですが、ちょうどいいタイミングでMate 9が発表されてしまい、さらにAmazonで6万円を切る価格で販売されていたので少々無理をして買ってしまいました。まずは開封の様子と簡単にではありますが触ってみた感想を書いていきます。
開封
黒の化粧箱に金文字でMate 9の文字。Leicaロゴも入っており高級感に溢れています。
箱を開けるとすぐにMate 9が現れます。Mate 9にはあらかじめ保護フィルムが貼ってある状態でした。
付属品一覧。SIMトレイを開けるためのピン、保証書、クイックスタートガイド、ACアダプタ、USBケーブル、イヤホン、専用ケース、そしてmicroUSBをType-Cに変換するアダプタも付属していました。専用ケースとあらかじめ貼ってある保護フィルムのおかげで別にアクセサリ類を買わなくてもとりあえず本体の防御ができるのは嬉しいポイントです。
Mate 9スペック
ここでMate 9のスペックを確認しておきます。
- OS :Android7.0 Nougat / Emotion UI 5.0
- ディスプレイ :5.9インチ, FHD (1080×1920ドット), IPS
- CPU :Kirin 960
- RAM :4GB
- ROM :64GB(最大256GBのmicroSDカード)
- バッテリー: 4000mAh(急速充電対応 5V/2A or 5V/4.5A or 4.5V/5A)
- メインカメラ( ダブルレンズ):1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF)
- インカメラ:800万画素 (開口部F1.9 / AF)
“第二世代”と銘打ったLeicaデュアルレンズカメラに相当力を入れていることがよくわかります。また、SIMスロットはNanoSIM×2でmicroSDカードとの排他利用ながら4G+3Gの同時待ち受け(DSDS)にも対応しています。
外観フォトレビュー
Mate 9本体。5.9インチの大型ディスプレイを搭載していますが、流行の2.5Dガラスにベゼルレスに近いデザインから意外と圧迫感はありません。
背面。緩やかなカーブを描いています。見た目はブラスト加工されたサラサラな金属に見えますが、触ってみるとツルツルとしており、何かコーティングがされているようです。
注目のカメラ部分にはLEICAの文字が。P9やHonor8はレンズが横に並んでいたのに対してMate 9では縦になっていますね。背面とはフラットになっておらず出っ張っているのが惜しいところですが、光学手振れ補正のスペース確保などのためと考えれば仕方ありません。
右サイドには音量ボタンと電源ボタン。しっかりとしたクリック感があって非常に押しやすいです。
左サイドにはmicroSDカードスロットと併用のSIMトレイ。
上部にはイヤホンジャックとあまり見かけない赤外線ポート。
底面にはマイク、TypeC端子、スピーカーが並んでいます。
プリインストールアプリ・ベンチマーク
プリインストールアプリはこんな感じでした。余計なアプリがごちゃごちゃと入っている感じはありません。
一応ベンチマークの結果も載せておきます。あくまでもベンチマークですので参考までに。
溢れ出る高級感・大画面ながら収まりの良いサイズ
Huawei Mate 9は最新フラッグシップモデルだけあって全体的にプレミアム感のあふれるデザインになっています。今回購入したシャンパンゴールドは思っていたよりも落ち着いた仕上がりで、ゴールドからイメージされるような嫌味な雰囲気を感じさせません。ディスプレイの上部と下部に同心円状の模様が入っていたり、指紋センサーやエッジ部分のダイヤモンドカットからの光の反射によって落ち着いた中にも華やかさが感じられます。また、上にも書きましたがサイドのボタンのクリック感がなかなか好みで押しやすいのが非常に気に入りました。指紋センサーがあるので電源ボタンを押す機会は少ないかもしれませんがついつい押したくなりそうです。
5.9インチという大型画面を搭載するMate 9ですが、画面内の黒い淵こそあるもののディスプレイは両サイドをギリギリまで覆っており、また背面からサイドにかけての緩やかなカーブのおかげで意外と持ちやすく思っていたよりは操作がしやすかったのは嬉しい誤算でした。
5.5インチのZenFone Zoomと比較しても大きな差はありません。しかし重量は約190gと大きさ相応なのは仕方のない部分でしょう。
手に持ってみるとこれぐらい。私の手があまり大きくないのも関係してますが、片手操作は厳しそうです。
Android7.0の画面分割モードとは、大画面とハイスペックを活かせるので相性が良さそう。画像は上がYouTube、下がChromeです。もちろん横向き表示も可能で、アプリが対応していることが必要ではありますがいろいろと使い道があるかもしれませんね。
私がAmazonで購入したときはシャンパンゴールドに限り59,685円でしたが現在はどちらも定価に戻っているようです。とは言ってもこのスペックで約65,000円というのもかなり衝撃的な価格で、Huaweiの日本市場に対する本気度が伝わってきます。
コメント