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HUAWEI Band 6 レビュー。ディスプレイ大型化、血中酸素レベル測定にも対応した新スマートバンド

3.5

ファーウェイ・ジャパンは5月10日、新型のスマートバンド「HUAWEI Band 6」を発売した。

「HUAWEI Band 6」はHUAWEI Bandシリーズに属しているものの、従来のシリーズと比較すると画面が大きく明るくなりカラー表示にも対応するなど、HUAWEI Watchシリーズに非常に近いモデルとなっている。

当サイトでは今回、ファーウェイ・ジャパン広報より「HUAWEI Band 6」をお借りし、実際に試すことができた。大型化した画面はもちろん、血中酸素の常時測定や各種ワークアウトのほか、電池持ちなども検証したので、感じた事を包み隠さずレビューしていく。

記事の最後には動画も掲載しているので、合わせてチェックしていただければ幸いだ。

※追記:後継モデルとなるHUAWEI Band 7が登場しました。

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デザインと操作方法

HUAWEI Band 6

まずは「HUAWEI Band 6」の外観とデザインをチェックしていこう。本製品は、グラファイトブラック・サクラピンク・フォレストグリーン・アンバーサンライズの合計4色で展開されている。

今回当サイトがお借りしたカラーは、サクラピンク。淡いピンク色のシリコンバンドと、つや消し加工が施されたゴールドのケースの組み合わせだ。いかにもガジェットという雰囲気は感じられず、アクセサリーとしても身に着けやすいデザインで個人的には非常に気に入った。

HUAWEI Band 6とHUAWEI Bnad 4
HUAWEI Band 6とHUAWEI Bnad 4

ディスプレイはタッチ操作に対応した約1.47インチのAMOLED。解像度は194 x 368ピクセルだ。

上記の画像は、「HUAWEI Band 6」とHUAWEI Bnad 4を並べた様子。2021年2月に登場したHUAWEU Band 4eを含めて、これまでのHUAWEI Bandシリーズは小型の液晶画面を搭載していたのに対して、「HUAWEI Band 6」では画面が大型化・カラー化されて非常に見やすく改善されている。

画面占有率は64%とベゼルが非常に細いとまでは言えないものの、違和感の少ないデザインには仕上げられており、どちらかというとBandシリーズよりも2020年に登場したHUAWEI WATCH FITに近い形状だ。

腕に装着した様子

腕に装着した様子はこちら。従来のHUAWEI Bandと比較すれば間違いなく大きいが、一般的なスマートウォッチと比べると随分とコンパクトに感じる。

円形や正方形ではなく縦に長いスリムな設計なので、手首を返しても本体が手の甲に当たらず違和感がほとんどない。スマートウォッチやスマートバンドを付けたことがない方でもすんなりと馴染めるはずだ。

サイズ縦約43mm × 横25.4mm × 厚さ10.99mm (バンドを除く)
重量約18g(バンドを除く)
右側面にボタンを搭載

本体右側面にはボタンを搭載。「HUAWEI Band 6」に搭載される物理的なボタンは、この側面のボタンのみとなっている。

ホーム画面(文字盤)を表示している状態で側面のボタンを押すと、ワークアウトや心拍数、血中酸素の測定などのメニューが表示され、その他の状態でボタンを押すとホーム画面へと戻る。

スワイプ操作にも対応しており、上から下のスワイプでアラームやナイトモード、設定画面などにアクセスできるAndroidでいうところのクイック設定パネルが引き出せる。下から上にスワイプすれば、未処理の通知を一覧可能だ。

ウォッチフェイスの変更
ウォッチフェイスを変更している様子

ホーム画面を長押しすれば、ウォッチフェイスの変更も可能。Androidスマートフォンとペアリングしている場合は、プリセット分以外にもHUAWEI Healthアプリで多くのウォッチフェイスをチェックし、気に入ったものをインストール・適用できる。

以上が「HUAWEI Band 6」の主なデザインと操作方法。既にお気づきの方も多いかと思うが、本機はHUAWEI Bandシリーズではあるものの搭載されているソフトウェアはHAUWEI Watchとほぼ同じで、デザインに関してもHUAWEI WATCH FITの小型版といっていいくらいには似通っている。

対応ワークアウトは最大96種類

従来のHAWEI Bandが歩数や移動距離、消費カロリー等の計測に限られていたのに対して、「HUAWEI Band 6」は96種類のワークアウトに対応。

ランニングやサイクリングなどの定番トレーニングのほか、水泳やエリプティカル、変わったところでは縄跳びのワークアウトも記録できる。

HUAWEI TruSleep 2.0に対応
HUAWEI TruSleep 2.0に対応

もちろん、HUAWEI TruSleep 2.0にも対応するので、睡眠の計測が可能だ。「HUAWEI Band 6」を装着して眠るだけで深い眠り・浅い眠り・レム睡眠・昼寝の4つを検出し、睡眠の質を評価して数値化してくれるので、簡単によりよい睡眠を意識できる。

難しいことを考えずに毎日スコアを眺めてアドバイスを読むだけでも、ためになるうえに面白い。

血中酸素レベルの測定

医療目的としての使用はできずあくまでも一般的なフィットネス目的の機能ではあるが、心拍数・ストレス・血中酸素レベルは、常時測定に対応している。心拍数が一定のレベルを超えた場合と、血中酸素レベルが設定値よりも低くなった場合は、それぞれアラートによって通知される。

これらの数値がどの程度正確であるかを確かめることは一般のユーザーには難しいが、普段と異なる数値が測定された場合に通知されるという点だけでも、健康管理の目安としては便利に活用できそうだ。

通知はどの程度表示される?

「HUAWEI Band 6」では、スマートフォンに来た通知をチェックできる。従来のHUAWEI Bandシリーズの通知機能は、振動とアイコン表示のみでその中身まではチェックできなかったが、「HUAWEI Band 6」ではメッセージの文章まで閲覧可能だ。

具体的には、スマートフォン側の通知センターに表示される内容が「HUAWEI Band 6」上にもそのまま表示される。

LINEの通知を確認している様子

上記はLINEの通知を受け取った様子だ。アプリアイコンと相手の名前、メッセージの内容が表示されるので、スマートフォンを取り出さずにすぐに返信すべきかどうかを判断できる。なお、絵文字やスタンプ、画像の表示には対応していなかった。

スマートフォンにインストールされてさえいれば、どのアプリの通知でも表示可能。HUAWEI Healthアプリから通知を表示するアプリを個別に選択できるので、メッセージやSNS系アプリだけに絞ったり、ゲームの通知を受け取ったりなど、ユーザーごとの好みに合わせて使用できる。

着信があった場合

HUAWEI Band 6で着信を受けてる様子

「HUAWEI Band 6」とペアリングしたスマートフォンに着信があった場合、「HUAWEI Band 6」にも相手の名前と電話番号(未登録であれば電話番号のみ)が表示され、バイブで知らせてくれる。

「HUAWEI Band 6」には通話機能が搭載されていないため着信に応答はできないが、着信の拒否であれば可能だ。忙しいとき、スマートフォンを取り出さずに手元の操作だけでササっと着信を拒否できるのは便利な機能だろう。

LINEの着信は表示できない

なお、通知センターに表示されないためか、LINEの音声通話の場合は「HUAWEI Band 6」で着信を知ることはできなかった。その代わり、不在着信の通知はトークとして自動で送られるため、着信があったこと自体はすぐに確認できる。

リモートシャッターやメディアコントロール

ワークアウトの記録や通知の確認のほか、「HUAWEI Band 6」にはスマートフォンをより便利に活用できる機能がいくつか搭載されている。

天気の確認や音楽の再生・一時停止と曲送り、リモートシャッターなどだ。

HUAWEI Band 6で音楽をコントロールしている様子
HUAWEI Band 6で音楽をコントロールしている様子

リモートシャッターは、ペアリングしている端末がEMUI8.1以降を搭載したファーウェイスマートフォンでなければならないが、音楽再生のコントロールはAndroidスマートフォンであれば利用できた。

音楽を聴いているときにふと次の曲に進みたい場合や、一時停止したい場合、手元で操作できると非常に便利なので、Androidユーザーの方にはぜひ使ってみてほしい機能だ。

関連HUAWEI FreeBuds 4i レビュー。税込1万円未満でノイズキャンセリングと長時間再生を両立

電池持ち

公式サイトによると、「HUAWEI Band 6」は通常使用で約14日間バッテリーが持続する。

筆者が実際に1週間程度「HUAWEI Band 6」を使用した際のバッテリー残量の推移は以下の表の通りだ。公式サイトに掲載されている計測条件とは一部異なるが、参考にしてみてほしい。

経過日数バッテリー残量
1日経過89%
2日経過80%
3日経過69%
4日経過63%
5日経過54%
6日経過46%
7日経過38%
8日経過29%
9日経過20%

1日で約10%前後のバッテリーが消費されていたことがわかる。バッテリーを0%まで完全に使いきろうとすれば、公式情報よりも少し短い、およそ11~12日前後の電池持ちになったはずだ。

なお、ファーウェイが掲載している電池持ち14日間という期間は、HUAWEI TruSleepをオフにして計測されている。筆者は同機能を常にオンにしていたため、ややバッテリーの消費が激しかった可能性がある。

いずれにせよ、一般的な使い方をすればまず1週間は充電の必要がない。スマートウォッチ同等の機能を搭載しているデバイスとしては、上々の結果だ。

充電の様子

ちなみに、「HUAWEI Band 6」の充電には、付属の充電クレードル付きUSBケーブルを使用する。独自の規格となっているので、紛失には注意が必要だ。

バッテリー残量30%から100%のまでの充電にかかった時間は、約45分だった。

HUAWEI WATCH FITとの比較

HUAWEI Band 6とHUAWEI WATCH FIT

既にお気づきの方も多いかと思うが、この「HUAWEI Band 6」は昨年発売されたHUAWEI WATCH FITに非常にそっくりだ。機能はもちろん、見た目に関しては、ほとんどそのまま小型化したようなデザインを採用している。

「HUAWEI Band 6」とHUAWEI WATCH FITの主な違いは以下の表の通りだ。購入を検討している場合は、これらの機能や性能が必要かどうかを考慮すると、より自分に適した方を選べるはずだ。

 HUAWEI Band 6HUAWEI WATCH FIT
ディスプレイサイズ約1.47インチ約1.64 ンチ
内蔵GPS非搭載搭載
ワークアウト動画非搭載搭載
バッテリー約14日間約10日間
ワークアウトの自動検出非対応対応

HUAWEI WATCH FITのレビューはこちらから。

まとめ

「HUAWEI Band 6」は、税込1万円を下回る低価格ながらカラー表示のAMOLEDを採用し、豊富なワークアウトの記録も可能。血中酸素レベルの測定にも対応し、従来のHUAWEI WATCHシリーズ同等の機能を搭載している。

HUAWEI Bandシリーズとしては大型ではあるものの、HUAWEI WATCHシリーズと比較すると一回りコンパクト。「スマートウォッチは大きすぎる・スマートバンドは小さすぎる」といった、わがままなニーズに応えてくれる絶妙な設計だ。

「HUAWEI Band 6」は、5月10日より各種ECサイトにて販売開始となった。特に、公式オンラインストアである「HUAWEI STORE」では、お得なクーポンも利用できる。スマートバンドやスマートウォッチに興味がある方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。