Haylou(ハイロー)の新型スマートウォッチ、HAYLOU IRON N1のレビューをお届けする。
HAYLOU IRON N1は、2025年2月18日よりGREEN FUNDINGにてプロジェクトがスタートするスマートウォッチ。
今回、Haylouの国内正規代理店である株式会社ロア・インターナショナルより事前に実機を送って頂いたので、使ってみて感じたことを率直にレビューしていく。
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チプカシやGショックのような雰囲気のタフネスデザイン
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早速IRON N1の外観をチェックしていこう。本機はブラックとグレーの2色が用意されており、今回はグレーを事前に送って頂いた。
2.13インチのAMOLEDディスプレイを搭載している。スクエア型であり、見ての通りチプカシやGショックのようないかにもタフネス仕様といったゴツゴツデザインが特徴だ。
見た目だけではなく実際の耐久性も高く、落下や衝撃に強く設計されている。
さらに、5ATMの防水と高温・高圧の水を吹きかける試験をクリアしたことを示すIP69Kにも対応しているので、キャンプや登山のようなアウトドアシーンでも安心して使えるはずだ。
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IRON N1を実際に装着してみた様子がコチラ。ゴツゴツとしたデザインと大きめのディスプレイを搭載しているためかやや大きく感じるものの、厚みは一般的なスマートウォッチとそこまで変わらないので違和感は少ない。
ストラップもシンプルなシリコン製であり、汗や水濡れを気にせず快適に身に着けられる。ストラップの幅は22mmであり取り外しにも対応しているので、好みにあわせて市販のバネ棒式バンドと交換もできそうだ。
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ボタンは本体の左下にSPORT、右上にPOWER、右下にMENUが配置されている。名称の通り、SPORTボタンを押すとワークアウトの選択、MENUボタンを押すとアプリの一覧、POWERボタンを押すとスリープといった動作になる。
右上のボタンは円形で触るとクルクルと回転するものの、以前レビューしたHaylou Solar Proのようなスピンボタンにはなっておらず回転操作には対応していないので注意が必要だ。
動作はスムーズで快適
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操作方法はシンプルで、右から左に向かってスワイプすると歩数や心拍数、睡眠モニタリング、天気といったパネルを切り替えられる。
ユニークだと感じたのは、ウォッチフェイスを表示している状態で左から右にスワイプすると画面が切り替わるのではなくサイドバーが表示されること。
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サイドバーには通話ボタンと天気、直近で使用したアプリが4つまで表示される。歩数や心拍数などを頻繁にチェックしたい場合は、スワイプでパネルを切り替えるよりもサイドバーからアクセスした方が早いので、地味ながら便利でよく考えられてる機能だと感じた。
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画面の下から上に向かってスワイプすると、溜まっている通知をチェックできる。読みたい通知をタップすると一定の長さまでであれば全文を表示でき、長すぎる場合は一部が省略される仕様だった。通知は個別に削除も可能だ。
また、上から下に向かってスワイプするとAndroidのクイックパネルのようなメニューが表示される。この辺りは他社のスマートウォッチと使い心地は同じなので、迷わず直感的に操作できそうだ。
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本体右下に配置されているボタンMENUボタンを押すと、搭載されているアプリを一覧で表示可能。表示スタイルは合計で4種類用意されており、設定のメニュースタイルから自由に変更できる。
電卓やコンパス、気圧計といったややスマートウォッチには珍しいアプリが標準で搭載されているのには驚いた。アウトドアでの利用を意識しているスマートウォッチなので、コンパスや気圧計といった機能はきっと重宝するのではないかと思う。
スワイプや画面の切り替え、アニメーションなどは低価格なスマートウォッチながらなかなかスムーズであまり不満はない。画面自体も非常に大きく低価格モデルにありがちな無駄な黒枠もないので操作性はかなり良い方ではないかと思う。
ワークアウトとヘルスケアを検証
HAYLOU IRON N1は、100種以上のスポーツモードと心拍数・リラックス度・血中酸素濃度・睡眠などの健康モニタリング機能に対応している。
実際に数日間装着し、ワークアウトや睡眠、日常的な活動などのデータを記録してみたので確認してみよう。
屋内ウォーキング:消費カロリーが多め
まずはジムのトレッドミルで1時間ウォーキングをした直後のデータをチェックする。ワークアウトは「屋内ウォーキング」を選択した。
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IRON N1のデータとトレッドミル側のデータを比較してみたところ、歩数や時間などはほぼ一致していたが消費カロリーに大きな差があった。
一般的に消費カロリーは体格や体重によって上下する。筆者の場合、1時間ウォーキングしたときの消費カロリーは250~300kcalになるはずなのでIRON N1の数値はやや盛りすぎていると感じた。
日常的な活動では妥当なカロリー消費に
IRON N1は、一般的なスマートウォッチと同じく身に着けているだけで自動的に歩数をカウントし活動に伴う消費カロリーも算出してくれる。
そこで、ワークアウトではなく買い物や仕事などで歩き回ったときの歩数と消費カロリーをGalaxy Watch7が取得したデータと比較してみた。
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項目 | Haylou IRON N1 | Galaxy Watch7 |
---|---|---|
歩数 | 7803歩 | 8005歩 |
消費カロリー | 262.7kcal | 353kcal |
距離 | 5.19km | 5.44km |
結果は上の画像と表の通り。歩数と距離についてはほぼ誤差と言ってよいが、今度はIRON N1の消費カロリーの方がパッと見た限りでは正しそうな数値に近い。
そもそも消費カロリーを正確に把握することは難しいのでどれが正確だと判断することはできないが、今回の比較から個人的には
- ワークアウトの消費カロリーはあまりあてにしない方がよい
- 普段の歩数から算出される消費カロリーは参考になる
といった結論になった。
睡眠モニタリングは高精度
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IRON N1は、装着していると自動的に睡眠のデータを記録してくれる。取得したデータはIRON N1本体からチェックできるほか、専用アプリからはより詳しくチェック可能だ。
記録できるデータは非常に細かく、睡眠時間だけではなく深い睡眠と浅い睡眠の割合や夜間に目が覚めた回数なども含まれている。また、データが溜まっていれば週単位や月単位での睡眠の傾向も分析できるようだ。
数日間使ってみた限りでは、睡眠の時間やタイミング、目覚めた回数などはかなり正確な印象を受ける。
スマートウォッチの用途として睡眠モニタリングに期待している場合は、IRON N1は十分その期待に応えてくれるはずだ。
全然減らない。圧巻のバッテリー駆動時間
HAYLOU IRON N1のバッテリー持続時間についても簡単に検証してみた。
結論から述べると、HAYLOU IRON N1のバッテリーは5日間経過しても約10%しか減っていなかった。スマートウォッチを選ぶときの要素として「バッテリー駆動時間」の優先順位が高いのであれば、真っ先に候補にしてよいレベルだ。
日付 | バッテリー残量 |
---|---|
2月3日 | 100% |
2月4日 | 100% |
2月5日 | 98% |
2月6日 | 94% |
2月7日 | 90% |
2月8日 | 89% |
2月3日から2月8日までのバッテリー消耗のペースを表にすると上のようになる。初日はバッテリーに変化がなく表示が間違っているのではないかと不安になるほど減らなかった。
なお、スペックシート上では通常使用でのバッテリー駆動時間は約25~30日とされている。今回はスペックシートで想定されている通常使用よりもやや厳しい条件(心拍・リラックス度・血中酸素濃度の常時測定を有効化)で検証してみたが、個人的には十分すぎるほどだった。
次は画面の常時点灯を有効化した状態でも検証してみるので、判明次第追記する予定だ。
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ちなみに、充電は付属のマグネットケーブルを使うスタイルだった。独自規格なので紛失には注意が必要だ。
HAYLOU IRON N1をGREEN FUNDINGでお得に購入
HAYLOU IRON N1は、2025年2月18日よりGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングがスタートする。
GREEN FUNDINGでは定価よりも安く先行で購入できるので、本レビューを読んで購入を検討している方は先行販売されているうちにゲットしてしまうことをおすすめする。
HAYLOU IRON N1を購入したい方はもちろん、本記事では紹介しきれていない詳細なスペックを確認したい方も、ぜひ以下から販売ページをチェックしてみてほしい。
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メーカー公式ホームページ: https://haylou-japan.jp/
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