「音声通話サービス停止」「モバイルデータサービスのブロック」という通知の意味と原因は? | プラスガジェット
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「音声通話サービス停止」「モバイルデータサービスのブロック」という通知の意味と原因は?

スマートフォンを使用していて、突然以下のような通知が表示されたことがある方は結構いるのではないかと思います。

通知
  • 音声通話サービスの停止
    携帯通信会社によって一時的に OFF にされています
  • モバイルデータサービスのブロック
    携帯通信会社によって一時的に OFF にされています

この通知が表示され、LTEや3Gの電波を掴まなくなりそのまま圏外になってしまう。または通知が表示されたもののすぐに消え、通信にも特に異常が無いように見える・・・。

パターンは状況によってさまざまかと思われますが、見慣れない通知が表示されるのはやはり不安。上記のような通知はどういった場合に表示され、また、どういった意味を持つのでしょうか。

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地域ごとのメンテナンス工事の場合がほとんど

結論から述べると、上記のような通知を受け取った場合はお住まいの地域で通信障害が発生している可能性が高いです。

「サービスの停止」「OFF」「ブロック」といったワードが並ぶことに加え、「携帯通信会社によって」の一文が添えられているため、人によっては「何か誤った操作をしてしまったのだろうか?」「料金の支払いにトラブルがあり通信を止められたのでは?」と勘違いしてしまうかもしれません。

事実、実際にそう感じた友人からこの通知は何?と聞かれたため本記事の執筆に至っています。

しかし、基本的にはユーザーに非はなく、またユーザーには対処のしようがない場合がほとんどです

突然表示される「音声通話サービスの停止」の通知

また、通信障害といっても事故や災害によるネガティブなモノだけではなく、通信設備の向上や定期的なメンテナンスのために工事が実施されている場合もあります。

各通信キャリアでは地域ごとに工事情報を登録し、上記ページにて公開しています。日本ではほぼ毎日のようにどこかで工事が行われていると考えてもいいくらい、大量の工事情報が確認できます。

工事情報の一例
工事情報の一例

工事が行われる日程と時間、そして工事中にユーザーにどのような影響があるのかが公開されています。通知が表示されたにも関わらず普段通り通信ができたり、すぐに通知が消えてしまったりといった状況も、大抵の場合は影響範囲を確認することで納得できるはずです。

通信障害を思わせる通知が表示された場合は、まず上記ページを確認することをおすすめします。工事情報にそれらしき工事やメンテナンスが登録されていない場合は、各キャリアへ問い合わせるといいでしょう。

備えと対策:サブ回線を持つのがおすすめ

契約している回線が1つのみの場合、長時間にわたる大規模な障害が発生したときにネットを利用できず場合によっては仕事にも影響を与えてしまうかもしれません。

大規模障害の例
  • 2022年7月2日~7月5日にかけて発生したKDDI通信障害
  • 2021年10月14日~15日にかけて発生したドコモの通信障害

など

こういった大規模障害に備える手段・手軽にできる対策として、サブ回線の契約が挙げられます。

複数の回線を持つと高い維持費がかかるのでは?と考える方もいるかもしれませんが、一般的な格安SIMの場合安いプランであれば1000円以下、高くても月額3000円前後に抑えられます。

サブ回線を選ぶ際のコツは、メイン回線とは別のキャリアを選ぶこと。例えば、現在ドコモをメインに使用している場合はソフトバンク系やau系の回線をサブに選ぶとリスクを分散できます。

以下では、各キャリアユーザー向けにサブ回線におすすめの格安SIMを紹介しているので参考にしてみてください。

LINEMO:ドコモ・auユーザーにおすすめ

ソフトバンクの新プランであるLINEMO(ラインモ)は、ドコモやauユーザーの予備回線としておすすめ。

月額2,728円(税込)で20GB使えるプランもあるが、サブ回線として使うのであれば月額たった990円(税込)で3GB使えるミニプランの方がコストを抑えられるので使い勝手がよいはず。

LINEのデータ通信量がカウントされない「LINEギガフリー」にも対応しているので、連絡手段にLINEを使っている方にも適しています。

eSIMに対応しているほか回線のみ(SIMだけ)の契約もできるので、既にSIMロックを解除したスマホやiPhoneを持っているのであれば契約後すぐに使い始められるのも魅力。

詳細は以下から公式サイトをチェックしてみてください。

IIJmio:ソフトバンク・auユーザーにおすすめ

IIJmioは、ドコモ系回線とau系回線を選択できる格安SIMブランド。

メインでドコモ回線を使っているのであればau回線を、au回線を使っているのであればドコモ回線をサブとして運用できる。

もちろん、ソフトバンク回線がメインのユーザーであれば両者から好きな方を選択可能だ。

プランも豊富に用意されており、月2GBで税込850円、月5GBでも税込990円。

また、端末も豊富に取り扱っており、回線とのセット購入でお得にスマホをゲットできることも珍しくない。また、中古のiPhoneやiPadを取り扱っているのも嬉しいポイントだ。

楽天モバイル:ドコモ・ソフトバンクユーザーにおすすめ

楽天モバイル:ドコモ・ソフトバンクユーザーにおすすめ

「Rakuten UN-LIMIT VII」の改定により、月額0円で維持できなくなったことで話題になった楽天モバイル。

0円で維持という圧倒的なアドバンテージこそ失ったものの、サブ回線としては十分に魅力的です。

プランは「Rakuten UN-LIMIT VII」1つのみで非常に分かりやすく、月3GBまでは税込1,078円、20GBまでは税込2,178円、20GB以上使うと税込3,278円。

サブ回線として使うのであれば基本的には月額1,078円で維持可能。Rakuten Linkを使えば国内通話は無料でかけ放題なので、通話も問題ありません。

また、楽天モバイルの契約の有無により楽天市場でのポイント還元率が変動するため、日常的に楽天市場で買い物をしている方にもおすすめです。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。