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「TUNEMAX 66W GaN」レビュー。世界最小クラスのUSB-C×2搭載3ポート充電器

3.0

フォーカルポイントがクラウドファンディング実施中の電源アダプタ「TUNEMAX 66W GaN」のレビューをお届けします。

「TUNEMAX 66W GaN」は、窒化ガリウム半導体材料を採用し、小型化と効率性を追求した充電器。最大66Wの充電に対応し、スマート管理機能により接続されたポートに合わせて最適な電力を供給可能です。

当サイトでは、現在クラウドファンディング中の同製品のプロトタイプを短期間ではありますがお借りできたので、実際に使ってみた感想をレビューとして述べていきます。

なお、「TUNEMAX 66W GaN」のクラウドファンディングはGREEN FUNDINGで実施中です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

追記(2020/10/26)

一般販売が開始されました。
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サイズとデザイン

まずは「TUNEMAX 66W GaN」の外観をチェックしていきます。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色があり、今回お借りしたのはブラックです。

TUNEMAX 66W GaN

形状は角が丸いほぼ正方形。プラグは折りたたみ可能です。表面には斜め方向のテクスチャがやや深めに入っており、滑りにくく指紋等の汚れも付きにくいデザイン。

ただし、カバンやポケットに入れると小さな糸くずやゴミが隙間に入ってしまうこともしばしば。ブラックのカラーではそれらがやや目立ちやすく感じたので、個人的に出資するとしたらホワイトを選ぶと思います。

TUNEMAX 66W GaNとGalaxy Buds Live

サイズは53mm四方。サムスンの新型完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Buds Liveが、約50mmの正方形だったので並べてみた様子が上記の画像です。

サイズ 53mm × 53mm × 30mm
重量 114g

感じ方に個人差はあるものの、筆者としては「TUNEMAX 66W GaN」のサイズはかなり小さいというのが率直な感想。小型な分、手に持つと中身が詰まっていることを伺わせるずっしりとした重みは感じられます。

電源アダプタは基本的にケーブルとセットになるというう問題はありますが、持ち運びにカバンを必要とせずポケットにも余裕で入るサイズ感は、間違いなく大きな強みです。

搭載ポート

搭載されているポートは、USB Type-Cポートが2基、Type-Aポートが1基。

窒化ガリウム半導体材料を採用した小型の充電器は数多く存在しますが、複数のType-Cポートを搭載しているモデルはあまり多くはない印象。

数年かけて身の回りのメインデバイスの充電規格をType-Cに統一した筆者としては、「TUNEMAX 66W GaN」のType-Cポートを2基搭載している構成は使いやすく感じます。

実際の出力をチェック

ここからは実際に「TUNEMAX 66W GaN」を使用してスマートフォンやノートPCを充電し、その出力をチェックしてみます。

USB-C x1 最大65Wのハイパワー出力。MacBook ProやSurface ProなどのノートPCやタブレットも充電可能。
USB-A x1 最大36W出力。
USB-C x1
USB-A x1
USB-Cは最大45W、USB-Aは最大18W。ノートPCとスマートフォンなどの組み合わせに最適。
USB-Cx2 各ポート最大30W。
全ポート接続  PD30W + PD18W +QC18W

各ポートに様々なパターンで接続した場合の出力の目安は上記表の通りです。

USB-Cポートにスマートフォンを接続した場合

まずはType-Cポートに18Wの急速充電に対応したスマートフォンを接続してみました。出力は12~14Wくらいを前後しており、問題なく急速充電ができています。

続いて45W入力に対応したノートPCを接続。出力は40W前後で安定し、純正の充電器と遜色ない速度で充電できました。

続いてType-CポートにノートPCと18W充電に対応したスマートフォン、Type-Aポートにも18W充電に対応したスマートフォンを接続。

結果はノートPCには26W前後、スマートフォンには12W前後で充電できていることが確認できました。ノートPCはフルスピードとまではいきませんでしたが、YouTubeを再生しながらでも実用的な速度で充電でき、スマートフォンも2台とも問題なく急速充電できました。

一通りの組み合わせを試してみたところ、全パターンでおおよそ理論値に近い出力は確認できました。また、全ポートにデバイスを接続しても本体はほんのり温かくなる程度で、サイズのわりに熱の心配をほとんどしなくてよさそうだった点は見逃せないポイントです

まとめ。複数デバイスをまとめて充電したいならおすすめできる充電器

TUNEMAX 66W GaN

以上、「TUNEMAX 66W GaN」のレビューをお届けしました。

「TUNEMAX 66W GaN」の魅力は、3台のデバイスをそれぞれ高出力で充電できるパワフルさを持ちながらも、本体が非常に小型であること。

筆者は今回はAndroidスマートフォンとWindowsのノートPCで検証しましたが、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」のページでは、MacBook Air・iPhone・AirPodsの組み合わせを例にAppleデバイスとの相性の良さもアピールされています。

出資に対するリターンには、「TUNEMAX 66W GaN」単体のほか、2個セット、4個セット、10個セット、Lightningケーブルセットがラインナップ。

出資期間は9月30日23時59分まで。既に目標金額の1401%を達成しており、リターンの発送時期は2020年10月以降に予定されています。

世界最小クラスの3ポート充電器「TUNEMAX 66W GaN」、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

※追記(2020/10/26)

一般販売も開始されました。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。