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Shokz OpenRun Pro レビュー。頭の中にベースが響く低音強化の骨伝導イヤホン

4.0

Shokz(旧AfterShokz)は1月6日、新型の骨伝導イヤホン「OpenRun Pro」を発表した。1月10日より、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングも開始されている。

今回当サイトでは、代理店であるフォーカルポイントより事前に「OpenRun Pro」を試す機会を頂いていた。

実際に数日間使ってみたので、「OpenRun Pro」がどういった骨伝導イヤホンでありどんな特徴を持つのか、音質や先代Aeropexとの違いについても触れながら詳細にレビューしていく。

▼動画でもレビューしているので、聞き流したい方はぜひ。

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OpenRun Proのスペックと特徴

Shokz OpenRun Proのスペック

OpenRun Pro」は、Shokz(旧AfterShokz)の骨伝導イヤホンのなかでもフラッグシップにあたる主力の製品に位置付けられる。同製品の登場により、これまで同ブランドの代表的イヤホンだったAeropexが置き換えられる形だ。

「OpenRun Pro」の基本的なスペックは以下の通り。

周波数特性(f特性) 20~20kHz
スピーカー感度 105±3dB
インピーダンス 8.5Ω±20%
マイク感度 -38dB±3dB
Bluetoothバージョン バージョン5.1
プロファイル A2DP / AVRCP / HSP / HFP
バッテリー容量 140mAh
再生時間 最大約10時間
待機時間 最大約10日間
充電時間 約1時間(5分の充電で約1.5時間の急速充電もサポート)
防水防塵 IP55
重量 29g

Aeropexとの違いを比較

Shokz OpenRun Proの正面

「OpenRun Pro」と、旧フラッグシップモデルとなるAeropexの主なスペックを比較した表が以下の通り。

  OpenRun Pro Aeropex
周波数特性(f特性) 20~20kHz 20Hz~20kHz
スピーカー感度 105±3dB 105 ± 3dB
マイク感度 -38dB±3dB -38dB ± 3dB
Bluetoothバージョン バージョン5.1 バージョン5.0
プロファイル A2DP / AVRCP / HSP / HFP A2DP / AVRCP / HSP / HFP
バッテリー容量 140mAh 145 mAhh
再生時間 最大約10時間 最大約8時間
待機時間 最大約10日間 最大約10日間
充電時間 約1時間(5分の充電で約1.5時間の急速充電もサポート) 約2時間
防水防塵 IP55 IP67
重量 29g 26g

ユニークな形状のため具体的に何cmといった表現は難しいものの、「OpenRun Pro」の体積はAeropexと比較して約20%の小型化を実現している。

サイズの小型化に伴ってか、バッテリー容量はわずかに減少。しかし、再生時間が向上しているほか充電にかかる時間も改善されている。

Bluetoothバージョンのアップにより音質や接続の安定性などの性能も向上しているほか、新たに専用のスマートフォンアプリも登場した。詳しくは後述するが、簡易的なイコライザーの切り替え機能やバッテリー残量の確認などに対応している。

一方、「OpenRun Pro」の防水防塵性能はAeropexのIP67 ⇒ IP55とワンランクダウン。とはいっても、「OpenRun Pro」における防水防塵の役割は運動中の汗や軽い雨、多少の砂ぼこりからの保護くらいなので、IP55になったからといって屋外で使いにくくなることはほとんどないはずだ。

デザインはシンプル

OpenRun Proのデザイン

まずは「OpenRun Pro」の外観をチェックしていこう。

形状は従来の骨伝導イヤホンを踏襲した耳掛けタイプ。左右の振動部分はチタンフレームで繋がれており、首の後ろに回り込むように装着する仕様だ。表面はラバー風の素材で覆われグリップ感のある触り心地に仕上げられている一方で、若干ホコリが付きやすいようにも感じた。

音量ボタンと充電端子

本体の右側、実際に装着した際は底面にあたる部分には音量ボタンが搭載されている。

Aeropexの場合は音量ボタンと充電用の端子が並んでいたが、「OpenRun Pro」はビジネス向けモデルのOpenComm同様側面に充電用端子が搭載されているため、音量ボタンのサイズが大型化され押しやすく改善された。

マルチファンクションボタン

左側のイヤホン部分には、マルチファンクションボタンを搭載。各ボタンのカラーは本体カラーと統一されているため変に目立つこともなく、自然に馴染んでいる印象だ。

付属のキャリングケース
キャリングケースを開けた様子
キャリングケースを開けた様子

ちなみに、「OpenRun Pro」には上記画像のようなキャリングケースが付属する。卵型の縦開きタイプを採用しており、内部は「OpenRun Pro」がジャストフィットするような形に設計。さらに、上部にはゴムバンドも備え付けられているので、専用の充電ケーブルも一緒に持ち運べる。

ケースはガッチリとしたハードタイプなので、ポーチタイプとは違ってカバンに入れて潰れてしまう心配もない。

骨伝導イヤホンは、左右のイヤホンがバンドで接続された形状により収納性や持ち運びにくさがネックとなりがち。その点、キャリングケースという解決策があらかじめ用意されている点はありがたい。

カラーバリエーションは4色、先に2色が発売

本記事でレビューしている「OpenRun Pro」のカラーはブラックだが、カラーバリエーションはベージュ・ピンク・ブルーの合計4色が用意される予定。

ただし、最初に販売されるのはブラックとブルーの2色とのこと。商品画像を見た限りピンクとブルーも淡い色合いで性別問わず身に付けられそうなので、赤系統が好きな筆者が個人的に購入するとすればピンクを選ぶかもしれない。

追記(2022/6/2)

2022年6月9日から、新色のベージュとピンクが「OpenRun Pro」のラインナップに追加されます。6月2日より各種ECサイトにて予約受付も開始されているようです。

軽快かつ快適な装着感

OpenRun Proを装着している様子

続いては「OpenRun Pro」の装着感について。結論から述べると、とにかく「快適」の一言に尽きる。

「OpenRun Pro」ヘッドバンド部分は首の後ろに回し、フックを耳に引っかけるように装着する。カナル型のようにイヤーピースを耳に入れたりオープン型のように耳にはめ込んだりせず、イヤホン部分は耳穴の前付近に触れるだけ。

側圧も強くなく圧迫感もほとんどないため、非常に開放的だ。一般的なイヤホンを長時間使うと痛みや痒みを感じてしまう、という方でも比較的使いやすいのではないかと思う。

ただし、気になるポイントが全くないわけではない。

「OpenRun Pro」はヘッドバンドが首の後ろを通っているため、当然ながら寝ながらは使用しにくい。また、ヘッドレスト付きの椅子に座っている場合、頭をヘッドレストに預けようとするとヘッドバンドがぶつかってしまい、快適とは言い難かった。

外で使う分には非常に快適な「OpenRun Pro」だが、自宅でダラダラとしながら使う用途にはあまり向いていないかもしれない。

ボタン操作は簡単

マルチファンクションボタンを操作している様子
マルチファンクションボタンを操作
音量ボタンを操作している様子
音量ボタンを操作している様子

前述の通り「OpenRun Pro」には合計3つのボタンが搭載されている。ここ最近、完全ワイヤレスイヤホンのタッチ操作ばかりしていた筆者にとっては、大型の物理ボタンというだけでかなりスムーズに操作できた

慣れが必要なポイントとしては、ボリュームボタンのどっちが「+」でどっちが「-」かを判別するところくらいだろう。その点についても、「前方が+」や「充電端子側が-」のように自分なりの方法で片方だけでも覚えてしまえば、迷わず操作できるようになるはずだ。

音量アップボタン(兼電源ボタン) ・1回押し:音量アップ
・2秒長押し:電源オン
・3秒長押し:電源オフ
・5秒長押し:ペアリングモード
音量ダウンボタン ・1回押し:音量ダウン
マルチファンクションボタン ・1回押し:曲の再生 / 一時停止(着信に応答 / 通話の終了)
・2回押し:次の曲に進む
・3回押し:前の曲に戻る

各ボタンに割り当てられている機能は表の通り。曲の再生や一時停止といったよく使う機能が、最も大きく押しやすいマルチファンクションボタンに割り当てられているので、操作時のストレスはかなり抑えられている印象だ。

音質:骨伝導でも低音が響く

「OpenRun Pro」の音質をレビュー

「OpenRun Pro」は、音質が大幅に改善されている。特に、独自の「Shokz TurboPitch」と呼ばれる機能の採用により重低音の量感がアップしているとのことだ。

実際にSpotifyを使用してさまざまな曲を再生してみたが、音質は非常にクリア。特に中音域~高音域は非常に上品で、骨伝導という性質上音が自然と耳の奥に入ってくるような感覚を楽しめる。

強化されたという低音は極端に主張してくることはなく、高音域とのバランスの取れたまとまりのある仕上がり。ドラムは若干音が軽めに感じるものの、ベースはある程度どっしりとしているので聴いていて気持ちがよい。

いわゆるドンシャリサウンドが好みの方にとってはやや物足りなさを感じるかもしれないが、パワフルながらも自然な低音を実現している。耳を塞いでいないのにベースやドラムがしっかりと響き渡る感覚は、「OpenRun Pro」ならではの特徴と言える。

YouTubeも快適に視聴できる

動画を視聴しても気になるほどの遅延は感じられなかったため、「OpenRun Pro」は映画やドラマ、YouTubeなどの各種動画コンテンツを楽しみたい場合にも問題なくおすすめできる。

特に、耳にほとんど負担がかからない構造上、長時間の視聴が前提の映画との相性は良好。イヤホンでありながら疲れを感じにくく、途中でウーバーイーツを頼んでも自宅のチャイムを聞き逃す心配がない。

耳栓で量感をアップ

骨伝導イヤホンは耳を塞がないという性質上、周囲の状況に気を配りながら音楽を楽しめるのがメリットだ。

そのメリットを自ら潰してしまう形にはなるものの、あえて耳栓をした状態で「OpenRun Pro」を使用すると、また違った音質を体験できる。

具体的には、全体的に音の量感・解像感がアップし「音が頭の中を伝わっている感覚」がグッと高まる。じっくりと音楽を楽しめる環境限定ではあるが、機会があればぜひ試してみてほしい。

音漏れは?

音漏れは一般的なオープンタイプのイヤホンと同程度
音漏れは一般的なオープンタイプのイヤホンと同程度

骨伝導イヤホンを導入するにあたって、気になるのが音漏れの有無だろう。

「OpenRun Pro」の場合、音漏れするかしないか?と問われれば間違いなく音漏れはする。しかし、音漏れの程度としては一般的な開放型イヤホンを使用している場合とほとんど遜色ない。極端に周りに迷惑をかけるほどの音漏れはしないため安心してほしい

電車のような騒音レベルが高い環境では必然的に音量を上げざるを得ないため、特に人との距離が近くなりがちな満員電車や人混みなどでは一般的なイヤホン同様に気を遣った方が無難だ。

マイクの音質も良好。通話にもおすすめ

通話との相性も抜群

「OpenRun Pro」を使用して通常の通話やLINE通話も試してみたが、音質は音楽再生時同様に申し分なかった。

また、エアコンが動作している環境でこちらから発した音声も相手にはクリアに伝わっていたとのこと。「OpenRun Pro」にはデュアルノイズ・キャンセリングマイクが搭載されているので、ある程度の騒音があっても快適に通話できる。

テレワークやオンライン授業など長時間音声通話続けなければならない状況でも、耳を塞がない骨伝導イヤホンであれば負担を大幅に軽減できるのでおすすめだ。

なお、Shokzからはブームマイクを搭載した通話特化モデルのOpenCommも販売中。骨伝導イヤホンの購入目的が明確に通話メインであればOpenCommがおすすめだが、臨機応変に使いたいの出れば本機の方が活躍するシーンは多いはずだ。

Shokzアプリでできること

Shokzアプリ

「OpenRun Pro」には、シリーズで初めて専用のスマートフォンアプリが用意された。

バッテリー残量の確認のほか、簡易的なイコライザーの切り替えやマルチポイント接続のオンオフなどの操作に対応。従来モデルでは本体のボタン操作を組み合わせて切り替えていた機能も、アプリの登場により簡単に扱えるようになった。

※追記:2月21日、ShokzアプリのiOS版がリリースされていたためApp Storeへのリンクを追記しました。

イコライザーの切り替え

Shokzアプリでイコライザーを切り替え

「Shokz」アプリを使用すると、「OpenRun Pro」のイコライザーを選択し切り替えられる。用意されているイコライザーは、スタンダードとボーカルの2種類だ。

イコライザー
  • スタンダードモード:音楽向け。ボーカルだけでなく背景のサウンドまでしっかりとバランスよく鳴る
  • ボーカルモード:中間周波数強化しボーカル(人の話し声)を強調。オーディオブックやポッドキャスト、YouTubeなどにおすすめ。一方、ドラムやベースといった低音が奥に引っ込むので音楽には不向き。

基本的に、音楽を楽しむ場合はデフォルトのスタンダードモードがおすすめ。ポッドキャストやYouTubeなどを楽しみたい場合は、適宜ボーカルモードに切り替えると人の声をよりハッキリと聞き取りやすくなる。

マルチポイントのオン・オフ

マルチポイントのオン・オフ

マルチポイントを有効にすると、「OpenRun Pro」を最大で2台のデバイスとペアリングしてシームレスに切り替えながら使用できる。

タブレットとスマートフォン、PCとスマートフォンといった組み合わせで使用すれば、動画を楽しみつつ素早く着信に応答して通話が可能だ。

マルチポイントの有効化手順
マルチポイントの有効化手順

マルチポイントはデフォルトでオフになっているため、利用するためにはアプリから有効化する作業が必須。アプリ起動後の画面から「マルチポイント」をタップした先で有効化しなければならないが、この階層化は正直なところ不要に感じる。

イコライザー同様、アプリのトップ画面にマルチポイントのオン・オフボタンが用意されていた方がずっと使いやすいはずだ。

ファームウェアのアップデート

OpenRun Proのファームウェアアップデートも可能

「Shokz」アプリは、「OpenRun Pro」のファームウェアアップデートにも対応している。

右上の歯車ボタン ⇒ 設定⇒ ファームウェア・アップデートと進むとアップデートを実行可能。頻繁に使用する機能ではないが、機能の追加や改善、不具合の解消などが適用される場合もあるため覚えておいた方がいいだろう。

なお、ファームウェアアップデートがある場合は、歯車ボタンに赤丸の通知バッジが表示される。

電池持ちと充電方法

充電する様子

最後に「OpenRun Pro」の電池持ちをチェックしておこう。

公式情報によると、フル充電で約10時間の連続再生が可能とのこと。実際にフル充電の状態から音楽を再生し、10時間後にどの程度バッテリーが残っているかを検証してみた。

検証環境
  • ペアリング端末:Galaxy Note20 Ultra
  • 使用アプリ:Spotify
  • バッテリー残量確認アプリ:Shokz
経過時間バッテリー残量
0時間100%
1時間93%
2時間86%
3時間80%
4時間74%
5時間67%
6時間59%
7時間52%
8時間44%
9時間36%
10時間27%

結果は表の通り10時間経過時点でバッテリーが約20%以上残っていた。

一応スペック上は10時間とされているが、筆者が使ってみた感覚では12時間程度は安定して持続する印象。気温やペアリングしたデバイスなど環境が異なっても、概ね10時間は動作するといったところだ。

そのため、電池持ちに関してはほとんど心配する必要はない。

充電は独自規格

充電端子は独自規格
充電端子は独自規格

「OpenRun Pro」に採用されている充電規格は独自のものであり、充電には付属の専用ケーブルが必須。一般的なUSBケーブルでは充電できないので、ケーブルの紛失には注意が必要だ。

個人的にはケーブルを使い回しやすいUSB Type-Cポートの搭載を望みたいが、サイズや防水などの問題があるのかもしれない。

なお、「OpenRun Pro」は5分間の充電で最大約1.5時間の音楽再生が可能な急速充電にも対応している。

OpenRun Proのよかったポイント

ここまでのレビューの総括として、「OpenRun Pro」を実際に使用しよかったと感じるポイント、メリットについて2つ紹介する。

長時間装着してもノーストレス

OpenRun Proは長時間装着してもノーストレス

昨今骨伝導イヤホンがジワジワと人気を集め始めているが、最大の理由は長時間付けていられることではないかと思う。

テレワークにしろオンライン授業にしろ友人との通話にしろ、イヤホンを1時間・2時間と装着していればどうしても耳に負担がかかる。しかし、本機は耳が全く圧迫されないためそういったストレスとはほぼ無縁だ。

筆者の場合、自宅のパソコンでZoomやGoogle Meetなどを利用して打ち合わせをするときは必ず本機を使うようになった。また、音楽を聴きながら本腰を入れて部屋を掃除するときにも活躍している。

無意識でも操作できる

無意識でも操作できる点も魅力

個人的には、流行に倣ったタッチ操作を採用していない点も「OpenRun Pro」の魅力だと考えている。

詳しくは既に述べた通りだが、各ボタンが大きく配置も感覚で掴みやすいので、数日使っていれば無意識に操作できるレベルまで簡単に到達する。

タッチ操作のイヤホンはスマートな反面、「しっかり指で触れなきゃ」「2回連続で間隔を開けすぎず…」といった心の準備が必要(ちょっと大げさだが)。その点、物理ボタンは確実なフィードバックがあるので操作性のよさは圧倒的だ。

OpenRun Proのイマイチなポイント

「OpenRun Pro」を使用していてイマイチだと感じたポイント、デメリットについても簡単に紹介する。

ボリュームによってはくすぐったい

振動がくすぐったい場合も

骨伝導イヤホンではわりとあるあるな現象らしいが、ボリュームや音の種類によってはパッドの振動がややくすぐったく感じる場合がある。

本機の場合は低音が強化されている関係か、大音量かつ重低音の組み合わせのときに振動を感じやすい。特に、屋外で音楽を聴くときは無意識に音量を上げてしまいがちなので、ある程度慣れも必要かもしれない。

Type-Cポートを切望

Type-Cポートを切望する

圧迫感やストレスの少なさがすっかり気に入った筆者は、「OpenRun Pro」を自宅で使用するイヤホンの第1軍として活用している。

だからこそ、独自規格の充電ケーブルの使いにくさが目立つ。スマートフォンもイヤホンもType-CやQi規格のワイヤレス充電ができるのに、本機のためだけにUSBポートを1つ潰して専用のケーブルを挿しっぱなしにしておかなければならないのは使い勝手がいいとは言えない。

サイズ的にも不可能ではないと思うので、防水等諸々の問題を解消してぜひともType-Cポートを採用してほしい。

まとめ。長時間イヤホンを使うならぜひOpenRun Proを!

「OpenRun Pro」は骨伝導というユニークな武器により磨きをかけ、音質面において一般的なイヤホンとも十分に渡り合えるクオリティを実現している。骨伝導と聞くとまだまだ飛び道具的な印象が強いかもしれないが、完成度は非常に高い。

何よりも、耳を塞がないことによる開放感は唯一無二。それでいてしっかりとした重低音も感じられるので、長時間装着する必要があるシーンでは自然と「OpenRun Pro」に手が伸びてしまう。

Shokz「OpenRun Pro」は、1月10日~2月21日まで、GREEN FUNDINGにてクラウドファンディングが実施されている。

純粋に音楽を楽しみたい・トレーニングのお供が欲しい・テレワーク用のヘッドセットを探しているなどさまざまな需要に応えられるイヤホンなので、ぜひチェックしてみてほしい。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。