HUAWEIのスマートウォッチでLINE通知はどう表示される？返信はできるのか解説

ファーウェイ最新のスマートウォッチ、HUAWEI WATCH 3やGT 3、GT Cyberなどではスマートフォンに来た通知の確認ができる。

多くの方がHUAWEI WATCHでチェックしたい通知の筆頭がLINEではないだろうか。そこで本記事では、HUAWEI WATCHシリーズでLINEはどこまで使えるのか、通知はどのように表示されるのかという点について細かく検証し、解説する。

LINEは「通知の確認」「定型文での返信」のみが可能

まず、「そもそもHUAWEIのスマートウォッチでLINEは使えるの？」という疑問に対しては、通知の確認と定型文での返信のみ可能、というのが解答になる。

HUAWEI WATCHでは、ペアリングしたスマートフォンにインストールしてあるアプリであれば、全ての通知が受け取れるが、LINEもそのなかのひとつであり、それ以上でもそれ以下でもない。もちろん、音声通話には対応していない。

HUAWEI WATCHはAppGalleryからのアプリのインストールに対応している。もし今後スマートウォッチ向けのLINEアプリが登場すれば、能動的なトークの送信や通話といった機能が使えるようになる可能性もゼロではない。

ただし、同じく独自のアプリストアに対応したGalaxy Watchシリーズ(Gearシリーズ)にも、韓国という共通点がありながらも専用のアプリは用意されていない。そのため、HUAWEI WATCHにおいても特別待遇は期待しない方が賢明だろう。

HUAWEI WATCH 3でLINEはどう表示される？

ここからは、HUAWEI WATCH 3でLINEの通知を受け取った場合、どのように表示されるのかをさまざまなパターンを用意して検証してみる。

具体的には、長文や絵文字、画像やスタンプなどだ。ちなみに、一般的な短文のメッセージの場合は、上の画像のように「名前 + 本文」の組み合わせで表示される。

画像

まずは、LINEで写真・画像が送られてきた場合。

この場合は、「写真を送信しました」というテキストのみが送信され、画像そのものは表示されないようだ。

スタンプ

続いてHUAWEI WWATCH 3でスタンプを受け取った場合。

こちらも画像と同様に、「スタンプを送信しました」というテキストが表示され、スタンプそのものは表示されていない。

絵文字

続いて、文章中の絵文字はどうだろうか？

絵文字については、試してみた限りでは画像の通り全てしっかりと表示されていた。

長文

最後に、画面には絶対収まりきらない長文を送ってみた。

結果としては、スクロールにより全文が表示された。つまり、HUAWEI WATCH 3を使えば既読を付けずにLINEのメッセージを確認できる。

ただし、長文の全文表示には条件があり、「ほかの通知がHUAWEI WATCH 3に溜まっている」状況でなければならない。

どういうことかと言うと、HUAWEI WATCH 3の通知センターは、Androidの通知センター同様にアプリごとに通知を自動でまとめてくれる。まとめられた通知からLINEの階層に入れば全文を取得し確認できるようだが、そうでない場合、つまり通知が長文LINEのみの場合はスマートフォン側の通知欄に表示される部分のみが表示され、残りは「．．．」で省略されてしまう。

まとめ

以上、HUAWEIのスマートウォッチLINEの通知がどのように表示されるのかを検証してみた結果をお伝えした。

なお、上記の結果はHUAWEI WATCH 3が日本で正式に発売される前にお借りしたサンプルで検証しているため、今後のアップデートにより仕様が変更される可能性がある点はご留意いただきたい。

また、当サイトではHUAWEI WATCH 3およびHUAWEI WATCH GT 3 Proの詳細なレビューも公開している。以下のリンクからチェックできるので、興味があればそちらもぜひご覧いただければ幸いだ。