OPPO Reno3 Aは、2020年6月にOPPOから発売されたミドルクラスのスマホ。
日本市場向けの設計が満載で大人気モデルとなったReno Aの後継機種であり、おサイフケータイや防水といった機能を引き続き搭載しながら、4眼カメラやスタイリッシュなデザインなどを採用し、順当なブラッシュアップを実現していました。
人気シリーズの2機種目なのでユーザーも多いはず。そこで本記事では、そんなOPPO Reno3 Aユーザーが抱えているであろう
といった疑問をまとめて解消していきます。
Reno3 Aのユーザーや身近にReno3 Aユーザーがいる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
OPPO Reno3 Aはいつまで使える?
結論から述べると、2024年以降OPPO Reno3 Aを使い続けるのはやや厳しいと判断できます。
より具体的には、2024年6月以降も使い続けるには多少のリスクが伴うので、それまでに買い替えてしまうのがベスト。
判断基準は主に以下の3つのポイントです。それぞれ詳しく解説していきます。
Reno3 Aのスペック
まずはOPPO Reno3 Aのスペックについて。
項目 | スペック |
---|---|
SoC | Snapdragon 665 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
パフォーマンスに直結する部分をまとめると上の表の通りです。
SoCのSnapdragon 665は2019年4月に発表された8コアのチップセットであり、2024年に使うスマホとしてはやや心許ないというのが本音。
実際、Reno3 Aを使用していて動作のもたつきやゲームを快適にプレイできないと感じている方も多いのではないでしょうか。
動画視聴やSNSなど、用途を限定した使い方であればストレスも少ないので、サブ機としてであればまだ活躍は見込めそうです。
Reno3 Aのサポート状況
OPPOのスマホは、メーカーが機種ごとにサポート終了日を設定しておりその日付を過ぎると修理を受け付けてもらえなくなります。
Reno3 Aの修理受付終了日は2024年6月30日。2024年7月以降、もしお手持ちのReno3 Aに不具合が発生しても修理してもらうことができないので、割り切って使うか買い替えを検討するか選ぶことになります。
Reno3 AのAndroidバージョン
OPPO Reno3 Aの最新のソフトウェアは、Android 11ベースのColorOS 11です。
世間では2023年10月にはAndroid 14がリリースされているなか、Reno3 Aは今後のOSアップデートが見込めず、このままだと一部のアプリが使えなくなる可能性も否めません。
また、今後の定期的なセキュリティパッチの更新にも期待ができないので、セキュリティ面にもやや不安が残ります。
Reno3 Aを今から購入するのはアリ?ナシ?
OPPO Reno3 Aを今から購入するのはアリなのか?ナシなのか?
個人的な見解としては、購入はおすすめしません。
理論上は4Gが提供されている限り使えるけど…
Reno3 Aは5G非対応のスマホなので、理論上は各キャリアが4G/LTEの電波を提供し続けている限りネットに接続したり通話したりはできます。
しかし、前述の通り性能・修理受付・OSアップデートといった観点から考えると不安要素が多く、今からReno3 Aを購入するのはよほど愛着がないかぎりはおすすめできません。
意地でも使い続けるための注意点
現在Reno3 Aを使用しており、できるだけ他機種に買い替えたくない場合は、
- 動作のカクつき・もたつきなどには目をつむる
- セキュリティ対策をする(不審なサイトへのアクセスや野良アプリのインストールをしない、クレジットカードの登録を避けるなど)
- アプリをアップデートする・インストールするときは対応のAndroidバージョンをチェックする
といった注意が必要です。
サブ機として動画専用機・通話専用機のように、一部の用途に特化させて使うのはアリだと思います。
Reno3 Aから機種変更するのにおすすめのスマホ
最後に、OPPO Reno3 Aからの機種変更を考えている方向けに、Reno3 Aと同じミドルクラスのおすすめスマホをいくつかピックアップして紹介します。
Reno9 A
OPPO Reno9 Aは、2023年6月に発売されたReno Aシリーズの最新モデル(2024年時点)。
SoCには昨今のミドルクラスの定番となっているSnapdragon 695 5Gを採用しており、メモリはReno3 Aよりも大きい8GBを搭載。5G通信にも対応しているので、次世代の高速な通信も体験できます。
もちろん、Reno3 A同様におサイフケータイや防水にも対応しているので、純粋なアップグレード版としてスムーズに扱えるようになるのではないかと思います。
Reno9 Aは、Amazonや楽天でSIMフリーモデルを購入できるほか、ワイモバイルや楽天モバイルでも取り扱いがあるので、回線の乗り換えと一緒に購入するのもおすすめです。
A79 5G
OPPO A79 5Gは、2024年2月に発売された低価格なスマホ。Aシリーズの最新モデルであり、A77の後継機種にあたるスマホです。
SoCは国内では本機が初となるMediaTekのDimensity 6020を採用し、メモリは4GB、ストレージは64GB。
スペックはやや控えめですが、その分価格が3万円を切っており購入しやすくなっています。
OPPO Aシリーズとしては初めておサイフケータイにも対応。IP5Xの防水にも対応するので、今までReno3 Aでこれらの機能を便利に使っていた方でも同じような使い勝手で利用できます。
「性能はそこそこでいいからできるだけ安く」という希望がある方におすすめです。
AQUOS sense8
AQUOS sense8は、2023年11月に登場したシャープのスマホ。性能と価格のバランスがよく人気のAQUOS senseシリーズ最新モデルです。
Reno9 AやA79 5Gと比較すると一回り高い価格ではあるものの、SoCにSnapdragon 6 Gen 1、メモリ6GBとパフォーマンスやカメラなどもワンランク上の仕上がり。
もちろん、おサイフケータイや防水にも対応しているほか、温度変化や気圧変化にも強く非常に頑丈に設計されています。
それでいて重量が約159gと軽く、気軽に扱えるスマホを探している方におすすめの端末となっています。
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