ファーウェイ・ジャパンは10月28日、現在販売中のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH 3」に機能追加のソフトウェアアップデートをリリースすることをアナウンスした。
追加される主な機能は、手洗い検出やSMSメッセージへの返信など。本アップデートの適用により、「HUAWEI WATCH 3」の使い勝手が大きく変わると考えられる。
HUAWEI WATCH 3がSMSメッセージの返信に対応
「HUAWEI WATCH 3」は、201年8月6日に発売されたばかりの新型スマートウォッチ。
シリーズとしては初めて本体側面に回転操作が可能なクラウン(リューズ)を搭載し、新たな操作方法をサポート。最新のファーウェイ製スマートフォンやタブレットにも採用されるHarmonyOSの搭載により、単体でアプリのインストールに対応している点も特徴だ。
今回のアップデートにより「HUAWEI WATCH 3」に追加される機能は以下の通り。
- 手洗い検出機能を追加
- SMSメッセージへの返信機能を追加
- 有料の文字盤に対して5分間の無料トライアルを追加
- 充電時にデフォルトで充電用の文字盤を表示するための機能を追加して誤操作を防止し、充電時のユーザー体験を向上(これはウォッチのクラウンを押すことで無効にできます)
- ウォッチにインポート可能な音楽の形式にWAV、FLAC、AMR、OGG、M4A、OPUS、IMYが追加(これまではMP3/AACのみ)
- Petalマップをプリインストールされた地図アプリとして追加
注目すべきは、手洗い検出機能とSMSメッセージへの返信機能の2つ。まだまだ気を緩められない生活が続くが、手洗い検出機能があれば手洗いをスマートに習慣化できるようになるはずだ。
また、これまでの「HUAWEI WATCH 3」は通知の確認はできても返信はできなかった。しかし、アップデート適用後はSMSメッセージ限定ではあるものの返信ができるようになり、より柔軟な使い方ができるようになる。
また、返信機能の搭載という点で、ライバルであるGalaxy WatchやApple Watchに並んだことも見逃せないだろう。
ちなみに、SMSメッセージへの返信機能はペアリング先がAndroidでなければ使えないので注意が必要だ。
本アップデートは10月下旬より順次開始され、1ヶ月ほどかけて全ユーザーにリリースされる。アップデートは、HUAWEI Healthアプリを通して届くので意識しておいてはいかかだろうか。
なお、「HUAWEI WATCH 3」の使い勝手や詳細な機能についてはレビュー記事で解説しているので、合わせてそちらもチェックしてみてほしい。
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