メッセージアプリのカカオトークが、10月26日にリリースされたアップデートで正式にWear OSデバイスをサポートした。
これにより、Wear OSを搭載したスマートウォッチにカカオトークアプリをインストールできるようになる。モバイル版と連携をすればトークの確認や返信が可能だ。
カカオトーク、スマートウォッチからトークの確認が可能に
黄色いアイコンでお馴染みのカカオトークは、2010年にリリースされたスマートフォン向けのメッセージアプリ。韓国においてメッセージツールとして非常に普及しており、日本でいうところの「LINE」のようなポジションに当たる。
日本でも知名度は高いもののLINEの代用として利用されるシーンが多く、「プライベートな情報が詰まったLINEを交換したくない場合」に名前が挙がることもしばしば。
そんなカカオトークが、ついにWear OSに対応した。Wear OS搭載のスマートウォッチとペアリングしたスマートフォンでGoogle Playにアクセスすると、上記画像のようにスマートウォッチにもカカオトークアプリをインストールできる。
Wear OS版のカカオトークでは、モバイル版のアプリと連携することでグループトークや1:1トーク、マイトークなどのトークに入室し、最新のトーク履歴を確認できるようになる。また、スマートウォッチ上でもスタンプを扱えるようになるほか、音声入力や定型文によるメッセージへの返信も可能だ。
サポートしているデバイスは「Wear OS」デバイスなので、同OSを搭載しているスマートウォッチであればメーカーを問わずに使用できる。もちろん、最新モデルでWear OSを搭載したGalaxy Watch4 / Watch4 Classicでも利用可能だ。
むしろ、カカオトークを提供する株式会社カカオもサムスンも韓国の企業なので、タイミング的にもGalaxy Watch4のWear OS対応が今回のWear OS版カカオトークのリリースの要因のひとつなのでは?とも考えてしまう。
もしそうなのであれば、同じく韓国と関りの深いLINEのWear OS版登場にも期待したいところだ。
※追記(2022/3/22)
LINEのWear OS版が登場しました⇒LINEがスマートウォッチ(Wear OS)に対応。トーク履歴の確認や送信、スタンプなども利用可能に
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