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「Wear OS 3.0」がTizen OSと統合。パフォーマンスとバッテリー持ちの向上、開発者コミュニティの促進に期待

Googleは5月19日、オンラインにて開発者会議 「Google I/O 2021」 を開催した。基調講演のなかで、スマートウォッチ用のOSであるWear OSの最新バージョン「Wear OS 3.0」を発表した。

Googleおよびサムスンによると、「Wear OS 3.0」はサムスンのスマートウォッチ向け独自OSであるTizen OSと統合されるという。

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「Wear OS 3.0」がTizen OSと統合

「Wear OS 3.0」は、Googleのスマートウォッチ向けOSの最新バージョン。現行のWear OS 2.0が登場したのは2018年だったため、実に3年ぶりの大型アップデートとなる。

一方、サムスンのTizen OSは、Galaxy Watchシリーズやその前身となるGearシリーズに採用されている独自OSだ。

Googleの基調講演によると、「Wear OS 3.0」はTizen OSと統合されたことで大幅なパフォーマンス向上を実現しているとのこと。アプリの起動速度が約30%も高速化されたほか、バッテリー持続時間も改善され、心拍数測定機能を使用しても丸1日充電が不要だという。

また、サムスン側にとっては開発者コミュニティの促進により、Tizen OSの課題であったアプリ不足の改善が期待できる。Galaxy Watch向けアプリは決して数が多いとは言えず、サポートも行き届いていないのが現状だったが、「Wear OS 3.0」に組み込まれることで活発なアプリ開発が見込まれている。

「Wear OS 3.0」は、従来のWear OS同様にサムスンに限らずどのメーカーでも採用できる。サムスンのGalaxy Watchシリーズは、次期モデル以降Wear OSが搭載されるとの噂が相次いでいたが、「Wear OSとTizen OSの統合」が正解だったようだ。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。