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Galaxy Watch4 Classic レビュー。完成された操作性とGoogle Play対応を両立した最強のスマートウォッチ

4.0

サムスンの新型スマートウォッチ、「Galaxy Watch4 Classic」のレビューをお届けする。

「Galaxy Watch4 Classic」は、8月11日のGalaxy Unpackedで発表された新モデル。Galaxy Watch3の発売から約1年で登場したモデルであり、先代から引き続き回転ベゼルを搭載している。

また、OSには従来のTizen OSではなくGoogleと共同開発したWear OS 3を搭載し、スマートフォンでお馴染みのOne UIのスマートウォッチ版、One UI Watchを採用。ヘルスケアや電池持ちなど基本的な項目と合わせて、Wear OS 3やOne UI Watchの搭載による使い勝手も本記事で詳細にレビューしていく。

また、記事の最後には動画も掲載するので、リアルな動作感をチェックしたい方はぜひ合わせてチェックしてみてほしい。

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Galaxy Watch4とWatch4 Classicの違い

Galaxy Watch4とGalaxy Watch4 Classic

2021年8月11日に発表された新型スマートウォッチは、「Galaxy Watch4」と「Galaxy Watch4 Classic」の2種類。筆者が購入し本記事で紹介するのは「Galaxy Watch4 Classic」だが、両機種にどんな違いがあるのか気になる方もいるだろう。

端的に述べると、両機種には回転ベゼルが搭載されているかどうか?という違いしかない。「Galaxy Watch4 Classic」には回転ベゼルがあり、「Galaxy Watch4」にはない。つまり、従来のActiveシリーズに近いのが「Galaxy Watch4」ということになる。

プロセッサーやメモリ、ストレージなどのスペック面、搭載されているソフトウェアや機能などは、回転ベゼルの操作を除けば完全に共通。数少ない異なる点は、ケースの素材とサイズ、カラーバリエーションだけだ。

 Galaxy Watch4 ClassicGalaxy Watch4
ケース素材ステンレススチールアルミ
サイズ40mm / 46mm40mm / 44mm
カラーバリエーションブラック / シルバー44mm:ブラック / グリーン / シルバー
40mm:ブラック / ピンクゴールド / シルバー

シンプルで時計らしいデザイン

Galaxy Watch4 Classic

今回レビューする「Galaxy Watch4 Classic」は、46mmのBluetoothモデルでカラーバリエーションはシルバー。まずは外観とデザインからチェックしていこう。

ケースの素材は前述の通りステンレススチールで、マットな質感に仕上げられている部分と光沢のある部分に分かれている。付属のストラップは革ではなくシリコンで、落ち着いたグレーという印象だ。

Galaxy Watch4 Classicの回転ベゼル

回転ベゼルの素材にも金属が採用されている。実はGalaxy Watchシリーズとしては初めてベゼルに金属素材が使われており、最後の金属回転ベゼルの搭載はGearシリーズまで遡る。側面には滑り止めのためか細かいギザギザが設けられており、内側には控えめに目盛りも記載されている。

側面にボタンを2つ搭載

右側面にはボタンを2つ搭載。Galaxy Watch3では円形のボタンを採用していたが、「Galaxy Watch4」では初代に近い長方形のボタンに変更された。

ちなみに、根元が赤くペイントされている上側のボタンがホームキーで、下が戻るキー。従来モデルでは下がホームキー、上が戻るキーだったので上下が反転した格好に。Galaxy Watch3やGalaxy Watch Active2を使って慣れている方は、最初戸惑うかもしれないポイントだ。

Galaxy Watch4 Classicのサイズ感

今回購入した46mmモデルは、「Galaxy Watch4」「Galaxy Watch4 Classic」両機種のなかで最もサイズが大きい。筆者は小柄で腕も太い方とは言えないが、変に目立ったり浮いたりせず比較的自然に身に付けられた。

過去のモデルと比較して、厚みもかなり抑えられている。ヘルスケア機能の関係上、「Galaxy Watch4 Classic」を睡眠中に身に着ける方も多いと思うが、数日間も使っていれば違和感なく眠れるようになるはずだ。

しっかりと高級感がありながらも全体的にシンプルにまとめられており、デザインについては非常に気に入っている。

Wear OSとOne UI Watchの使い勝手

Galaxy Watch4シリーズには、従来のTizen OSではなくGoogleと共同開発したWear OSが搭載されている。筆者もそうだったが、今までのGalaxy Watchを気に入っていると、新OSの採用により使い勝手が悪くなってしまうのではないか?と不安を感じている方もいるしれない。

結論から述べると、インターフェースや操作性はカスタムOSのOne UI Watchのおかげでほぼ従来のTizen OSを再現できているので、思ったほど気にならなかった

もちろん、不満に感じる部分もあるため、Wear OSとTizen OSの良さが完全に組み合わされた「1+1=2」になっているとまでは言えないものの、個人的な体感としては「1+1=1.5」くらいにはなっている。正直に言ってしまうと、当初は0.8くらいにしかならないだろうとほぼ期待していなかったため、「思っていたより悪くないじゃん!」という気持ちが強い。

具体的に、従来のGalaxy Watchと「Galaxy Watch4 Classic」のソフトウェア面はどう違うのか?という点については、長くなってしまったので以下の記事にまとめた。一部本レビュー重なる部分はあるが、興味があればチェックしてみてほしい。

回転ベゼルのレスポンス

Galaxy Watch4 Classicの回転ベゼルを操作している様子

「Galaxy Watch4 Classic」に搭載されている回転ベゼルは、回転させることでスクロールやタイルの切り替えといった操作が行える。

例えば、文字盤の画面から右に回転させればタイルを次々に切り替えられ、逆に左に回転させると通知をチェックできる。縦に長い設定画面もいちいち小さい画面をスワイプせずに一気にスクロール可能。さりげないアニメーションのおかげもあってかレスポンスは非常に優秀で、グリグリ回して固まらずにしっかりと画面がついてきてくれる。

ベゼルを回転させた際に指先に伝わるカチカチというフィードバックもあり、使っていてかなり気持ちが良い。筆者は以前、回転ベゼルのないGalaxy Watch Active2を使っていたこともあるが、操作性は圧倒的にベゼルありの方が上だ。

もし「Galaxy Watch4」と「Galaxy Watch4 Classic」で迷っているのであれば、個人的には迷わず「Galaxy Watch4 Classic」を推したい

Google Playからアプリをインストール可能に

アプリ一覧画面

Wear OS搭載による一番の恩恵は、Google Playのアプリをインストールできるようになったことだろう。Tizen OSでも独自プラットフォームのGalaxy Storeからアプリはインストールできたが、アプリの種類やアップデートの頻度などは比べるまでもなくGoogle Playの方が優れている。

特に、GoogleマップやYouTube MusicのようなGoogleサービスをサードパーティに頼らず公式アプリで利用できる点は非常に魅力的だ。

ちなみに、インストールしたアプリの一覧の画面は、従来の円周上に並ぶ配置から上記画像のようなギッシリと敷き詰められたようなスタイルに変更された。似たようなアイコンが近くに並んでいると判別しにくく、単純なタップミスも誘発してしまうため、正直なところあまり好きなデザインではない。

また、アプリ一覧画面を開くのに画面下から上へのスワイプが必要な点も苦手。ボタン操作でアプリ一覧にアクセスできた方が、圧倒的に便利だったと感じる。

通知と通話

LINEの通知をチェック

「Galaxy Watch4 Classic」には、ペアリングしたスマートフォンに来た通知をほぼリアルタイムで表示できる。SNSやLINEはもちろん、スマートフォンにアプリがインストールされており、通知センターに通知を表示する設定にしているアプリであれば、全てのアプリの通知を「Galaxy Watch4 Classic」上で確認可能だ。

アプリごとの通知を受け取る・受け取らないという設定は、Galaxy Wearableアプリから行える。メッセージ系アプリやニュースアプリなど、自身にとって重要で逃したくないと感じるアプリからの通知だけに厳選可能だ。

また、「Galaxy Watch4 Classic」を装着している間はペアリングしたスマートフォン側に通知を表示しないように設定もできる。二重に通知が来るのがストレスだという方も安心して使用できる。

通話にも対応

着信を受けている様子

「Galaxy Watch4 Classic」にはマイクとスピーカーも搭載されているので、スマートフォンへの着信に応答しそのまま手元で通話ができる。着信の応答または拒否は、ベゼルを回転させることでも操作可能だ。

また、地面に対して肘を水平にして、手首を2度振るようなジェスチャーでも着信に応答できる。慣れてしまえば精度は悪くなく、ジェスチャーは設定画面から練習も可能。個人的には回転ベゼルの操作の方が楽だと感じたが、覚えておいて損はない。

ちなみに、「Galaxy Watch4 Classic」で通話している場合は、ベゼルの操作で音量を調節できる。ただし、ベゼルの操作やボタンの操作の音はしっかりとマイクに拾われてしまうので使うタイミングには注意したい。

メッセージに返信も可能

ケータイ入力で返信している様子
ケータイ入力で返信している様子

メールやSMS、LINEなどのメッセージ系アプリの通知の場合は、「Galaxy Watch4 Classic」から返信も可能。あらかじめ設定しておいた定型文のほか、絵文字で返信・手書き入力で返信・ケータイ入力で返信の合計4パターンを選択できる。

また、以下の記事でスタンプや画像、音声通話などをLINEで送るとどのように表示されるのか?どのようなリアクションができるのか?を検証している。以下の記事ではGalaxy Watch3で検証しているが、結果は「Galaxy Watch4 Classic」でも同じだったので、興味があればチェックしてみてほしい。

ヘルスケアとアクティビティ

ストレス測定の結果
ストレス測定の結果がほぼMAX

充実したヘルスケア機能やアクティビティのトラッキングも、「Galaxy Watch4 Classic」の魅力だ。

睡眠分析やストレスレベルの測定、心拍数、血中酸素の計測などは引き続き利用できる。「Galaxy Watch4 Classic」では新たにいびきの計測と録音にも対応し、睡眠の質をさまざまな面からより詳細に分析できるようになった。

ランニングやウォーキング、水泳など90種類以上のアクティビティのトラッキングにも対応。歩数やカロリーを計測できるほか、アクティビティは自動検出にも対応しているので、日常生活のなかで自然と体を動かすモチベーションを高めてくれる。

体組成の測定が可能

体組成の測定結果

「Galaxy Watch4 Classic」に新たに搭載されたヘルスケア機能のひとつが、体組成計機能だ。電気インピーダンスを計測するBIA測定に対応しており、体脂肪率や体脂肪量、骨格筋、BMIに体内の水分などをパパっと調べられてしまう。

測定方法は簡単で、身長や体重を入力したあとに2本の指を側面の2つのボタンにそれぞれ添えるだけ。数十秒で測定結果が表示される。筆者も何度か計測してみたが、結果も結構信頼できそうだ。

もちろん、日本でも正規の手段で利用できる機能なのでぜひ試してみてほしい。

心電図(ECG)と血圧測定は使える?

心電図と血圧測定機能も、Galaxy Watch Active2やGalaxy Watch3から引き続き搭載されている。とは言っても国によって利用できるかどうかは異なり、日本で発売されるモデルの場合どちらの機能も正規の手段では利用できない可能性が高い

筆者が購入した米国版も、画像のようにECG機能はデフォルトで開放されていたものの血圧測定機能は利用不可。さらに、現在のSamsung Health Monitorアプリは、apkファイルをインストールしても日本を含む対象国外からは初期設定が行えない。

つまり、そう簡単にはECG機能も利用できないことになる。一応、対象国外からでもECGと血圧測定を利用する方法はあるものの、PCが必須なうえ慣れていなければそれなりに手間がかかってしまうので、よっぽど試してみたい場合を除けばあまり期待はしない方が賢明だ。

一応、Galaxy Watch3ではリージョンによっては日本からでも簡単にECGを有効化できたので、その手順を以下に掲載しておく。

電池持ち

「Galaxy Watch4 Classic」の電池持ちはどうだろうか?

ディスプレイの明るさを自動調節に設定し、Always On Displayも有効にした状態で電池持ちを検証してみた。

経過日数バッテリー残量
0日100%
1日31%
1日と11時間0%

結果はほぼ1日半の電池持ちといったところで、先代のGalaxy Watch3とほぼ変わらない。

ヘルスケア機能を中心としたスマートバンドには2週間前後の電池持ちを実現しているモデルもあるが、高機能なスマートウォッチではやはり1日前後が限界のようだ。1日持つのがギリギリというモデルも少なくはないため、翌日までは余裕で持ちこたえられる「Galaxy Watch4 Classic」は健闘している部類だろう。

ただし、睡眠中も使用することを考えればほぼ毎日の充電は必須になるかもしれない。スマートウォッチを使用するのであれば、頻繁な充電からは逃れられない。

ワイヤレス充電はほぼ独自規格

ワイヤレスバッテリー共有で充電中

「Galaxy Watch4 Classic」はワイヤレス充電に対応しているが、一般的なQi規格に対応した充電器の多くではGalaxy Watch4シリーズをできず、従来モデル同様にやや癖がある。

付属の純正充電器かGalaxy Watchシリーズの充電に対応していることが明記されたサムスン製のワイヤレス充電器、一部のGalaxyスマートフォンに搭載されているワイヤレスバッテリー共有であれば間違いなく充電できるので、それらを使うことになると想定しておこう。

筆者の場合は、外出先ではGalaxy Note20 UltraまたはGalaxy S21のワイヤレスバッテリー共有、自宅ではサムスン製のワイヤレス充電パッドWireless Charger Trioを使用している。

まとめ:Galaxy Watch4のWear OSはシリーズを盛り上げる呼び水に

以上、「Galaxy Watch4 Classic」のレビューをお届けした。

「Galaxy Watch4 Classic」は、本体の薄型化とシリーズ随一のシンプルなデザインの採用により、腕時計として違和感の少ないスマートウォッチに仕上げられている。

機能面で注目すべきは、やはりOSの変更。当サイトでも既に何度か述べているが、サムスンのスマートウォッチはGearからGalaxyにブランドが一新したにも関わらず、進化させられるポイントが段々少なくなってきていた。

Watch向けのGalaxy Storeというプラットフォームにも活気があるとは言い難く、アプリも充実しているとは言えない状況。Wear OSを搭載しGoogle Playに対応することは、Tizen OSを手放すという犠牲はあったものの、マンネリ化しかけていたGalaxy Watchシリーズを活気づける呼び水になるはずだ。

正直に言って、Wear OSに不満がないわけではない。しかし、完成度の高いTizen OSのインターフェースをできる限り再現できるように、One UI WatchというカスタムOSを実装する譲歩をGoogleから引き出した点は評価できる。

「Galaxy Watch4 Classic」および「Galaxy Watch4」は、日本では9月22日に発売される。OSが変わろうとスマートウォッチのなかで抜群に使いやすいことに変わりはないので、ぜひチェックしてみてほしい。

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ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット、テニス、料理、スターウォーズなど。ペンギンも大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届け。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。

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