New Article

次期Galaxy Note21・22は出ないのか?商標の更新・Sペン対応端末拡大など判明している要素まとめ

サムスンは2020年まで、1年間にGalaxy SシリーズとGalaxy Noteシリーズの2種類のハイエンドスマートフォンを市場に投入してきた。

しかし、2021年、Galaxy S21シリーズは登場したもののGalaxy Note21はせず、従来Noteが発表されていた時期には代わりに「Galaxy Z Fold3」と「Galaxy Z Flip3」の折りたたみスマホ2機種が登場。

「Galaxy Noteシリーズは廃止される」との噂もすっかりと広まり、Noteファンは先行き不透明な状態に不安を感じているはずだ。

新型Galaxy Noteが出るのか?出ないのか?の真相は、サムスンにしかわからない。そこで本記事では、Noteシリーズ廃止の噂と継続の噂それぞれの根拠やソースを今一度整理しておこうと思う。

追記(2022/3/1)

残念ながらGalaxy Noteブランドの廃止が韓国メディアで報道されています。ただ、ブランドは廃止されてもSペンスロット付きのデバイスは生き残るようです。詳細は以下から。

Galaxy Noteブランド廃止の報道。Sペン内蔵スマホはSシリーズのUltraモデルへ移行

スポンサーリンク

Galaxy Noteシリーズ廃止の噂の根拠

まずは、Galaxy Noteシリーズの新モデルは出ないとする噂の根拠になっている要因をいくつか紹介しよう。

2021年に新モデルが出なかった

そもそも2021年に新型のGalaxy Noteシリーズ、ナンバリングでいえばGalaxy Note21にあたるモデルが登場していない。

「今年発表されなかったから今後も発表されない」とは言い切れないものの、毎年発表されていた新モデルの流れが途切れたのは事実であり、Noteシリーズに対する風向きも大きく変わったはずだ。

サムスンはNote21を見送った理由のひとつにチップ不足を挙げていたが、通常であればNoteが発表されるタイミングにGalaxy Z Fold3とZ Flip3を発表している。つまり、折りたたみスマートフォンはNoteよりも優先されているとも考えられる。

Sペン対応モデルが拡大

Noteシリーズの特権だった専用スタイラスペンのSペン。しかし、Galaxy S21 UltraやGalaxy Z Fold3もSペンに対応したため、「Sペンが使いたいならNoteを買うしかない」という時代は2020年で終わりを迎えた。

これにより、今Galaxy Noteシリーズは「SでもFoldでもSペンが使えるから、中途半端なNoteは廃止」と言われても仕方がないギリギリの状況に陥っている。Noteに残された数少ないアイデンティティのひとつは、Sペンを本体に内蔵できることだ。

どれほど共感してもらえるかはわからないが、個人的にNoteシリーズの魅力、Sペンの魅力はこの本体に搭載された収納スロットだと思っている。ペンを持ち歩くために専用の分厚いカバーを装着することは全くスマートではなく、むしろストレスだ。

もしNoteを廃止するのであればSにもFoldにもSペンスロットを付けてからにしてもらいたいが、Sペンを内蔵できるSシリーズはもはやNoteでは・・・。

商標が更新されていない(2021年9月時点)

韓国の特許庁KIPOに掲載された情報から、サムスンがいくつかの商標を更新したことが明らかになっている。更新された商標は「Galaxy S」「Galaxy Z」「Galaxy A」「Galaxy M」の4つで、「Galaxy Note」は含まれていない。

「Galaxy Note」の商標を更新していない = Galaxy Note廃止として話題になったが、根拠としてはやや弱いのではないかとも思う。

というのも、商標の更新期限は10年であり「Galaxy Note」の満了日は2023年とまだ余裕があるため。また、満了日を過ぎても6ヶ月以内であれば更新できる制度もある。

そもそも、新モデルを出さないからといって商標を手放してしまうと、「Galaxy Note」という名称を別のメーカーに使われてしまうリスクもあるので、仮にシリーズが終了しても商標は更新するのではないかと考えられる。

参考:新興国等知財情報データバンク

Galaxy Noteシリーズ継続の噂の根拠

続いては、Galaxy Noteシリーズ継続されるとする噂の根拠になっている要因をいくつか紹介しよう。

サムスン「来年には出せるように準備している」

サムスンは、2021年3月17日に実施した株主総会にて、Galaxy Noteシリーズについて「新モデルを出さないわけではない」「従来のスケジュールとは異なるかもしれないが、来年には出せるように準備している」とコメントしたと報じられている。

筆者を含め、Galaxy NoteシリーズのファンがまだNoteシリーズの再開を諦めていない・廃止を受け入れていない最大の理由がこれだ。

サムスンが出すと言ったのであれば、少なくとも今すぐの廃止はないはずだと期待している。

参考:廃止が噂されるGalaxy Noteシリーズ、2022年に新型投入予定

リークの存在

根拠としては非常に心許ないが、著名なリーカーであるIce universe氏が「次期Galaxy Noteモデルが存在する証拠」を見た者がいるとツイートしている。

正直なところ内容が抽象的すぎてコメントのしようもないのだが、例年通りであれば次期Galaxy Noteが登場するのはこのツイートから約1年後となるため仕方ないと言えば仕方ない。

リークを鵜呑みにするのはよくないが、実績のあるリーカーによる情報でもあるため、まだ期待はできそうだ。

追記(2022/3/1)

残念ながらGalaxy Noteブランドの廃止が韓国メディアで報道されています。ただ、ブランドは廃止されてもSペンスロット付きのデバイスは生き残るようです。詳細は以下から。

Galaxy Noteブランド廃止の報道。Sペン内蔵スマホはSシリーズのUltraモデルへ移行

コメント

ひがし

平成6年生まれの男。趣味はガジェット・テニス・料理・スターウォーズ・カードマジックなど。ペンギンとオカメインコが大好き。

当サイトでは主にGalaxyを中心に様々なガジェットのリークやニュース、レビューなどをお届けしています。今は完全ワイヤレスイヤホンにご執心。