サムスンがGalaxy S20 / Note20を用いて映画を撮影していることを先月お伝えしていたが、同映画「Untact」がついに韓国で公開された模様だ。
Galaxy S20 / Note20で撮影された8K映画が公開
Galaxy S20およびGalaxy Note20をメインのカメラとして撮影された映画「Untact」。当初の予定通り、ソウル市内の延南洞と聖水洞に8K QLEDテレビを備えた小規模の映画館がオープンし、同映画が公開された。
映画「Untact」は、韓国映画界の巨匠であるKim Jee-Woonが監督、女優のKim Go-Eunと俳優Kim Ju-Hunが主演としてキャスティング。海外留学から3年ぶりに帰国したという設定のKim Ju-HunとKim Go-Eunとの恋愛模様を描くストーリーとなっている。
「世界で最も小さな劇場」をコンセプト設計された映画館は、上記画像の通り非常にコンパクト。現在の社会情勢を考慮してアクリル板が取り付けられているほか、予約訪問者には、マスクと消毒剤などを含む「Untactパッケージ」も提供された。
映画館内には、ホームシネマプロジェクタ「ザ・プレミア(The Premier)」と芸術作品を額縁のように演出できる「ザ・フレーム(The Frame)」など、様々なTV製品をはじめ、Galaxy Z Fold2やGalaxy S Flip 5Gといった最新のGalaxyスマートフォンを体験できるエリアも用意。
来場者は、これらの新製品を自由に体験できるという。
8K映画「Untact」は、10月25日まで上映される。後日、サムスンの公式YouTubeチャンネルでも配信される予定だ。(日本から視聴できるのかは不明)
Xperia 1シリーズや最新のiPhone 12シリーズのカメラには、映画の撮影を意識した機能や技術が搭載され話題になった。しかし、実際にスマートフォンで商業的な映画を撮影・公開したという話は、あまり例のあることではない。
Galaxyシリーズの最新カメラの性能を示す、非常に有効なプロモーションとなるだろう。
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